東京駅のビューゴールドラウンジとは?利用できるカードや注意点を解説

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東京駅を利用する際、「静かに落ち着ける場所があったらいいのに」と感じたことはありませんか? そんなときに注目したいのが、選ばれた人だけが使える特別な待合室のビューゴールドラウンジです。ただし、誰でも自由に入れるわけではなく、利用には特定のカードや乗車条件が必要です。

本記事では、ビューゴールドラウンジの利用条件やサービス内容、アクセス方法、注意点までをわかりやすく解説します。初めて利用する方でも安心して活用できるよう、具体例を交えてご紹介します。

  1. 東京駅「ビューゴールドラウンジ」とは?
  2. ビューゴールドラウンジで利用できるカード
    1. ビューカード ゴールド
    2. JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード
  3. 対象のクレジットカードを持っていなくても利用可能なケース
  4. ビューゴールドラウンジの利用条件
    1. グリーン車・グランクラスの乗車が必須
    2. TRAIN SUITE 四季島の利用者も対象
    3. ラウンジ利用券を使った入室方法
  5. ビューゴールドラウンジの場所と営業時間
  6. ビューゴールドラウンジ内のサービス
  7. ビューゴールドラウンジのおすすめの使い方
    1. 出発前の時間調整や待ち時間に使う
    2. ビジネス前のPC作業やメールチェックに活用
    3. 家族や友人との乗車前のひとときを過ごす
    4. 平日の午前中など空いている時間帯にゆっくり使う
    5. 混雑した駅構内を避けて静かに過ごしたいときに使う
  8. ビューゴールドラウンジを使う際の注意点
    1. ラウンジは到着利用や再入場ができない
    2. 東京駅の改札外にあるため途中下車扱いに注意
    3. 利用時間は最大90分までと決まっている
    4. 対象外のカードでは利用できないので事前確認が必要
    5. 混雑時は満席で待つ可能性がある
  9. ビューゴールドラウンジに関するよくある質問
    1. ビューゴールドラウンジは誰でも利用できますか?
    2. 到着後でもラウンジを使えますか?
    3. 同伴者や子どもと一緒に入れますか?
    4. どの改札から行くのが一番わかりやすいですか?
    5. ラウンジ内で食事はできますか?

東京駅「ビューゴールドラウンジ」とは?

東京駅のビューゴールドラウンジは、特定のカード会員や一部の列車利用者だけが入れる特別な待合室です。落ち着いた空間で出発前のひとときをゆったりと過ごせるのが魅力です。というのも、このラウンジは通常の駅構内のベンチやカフェとは異なり、静かで快適な設備が整っており、電源やドリンクサービスも用意されています。

たとえば、東京駅の混雑を避けて、出発までの時間を落ち着いて過ごしたいビジネス利用者や旅行者にとっては、非常にありがたい存在です。また、ラウンジの利用には条件があり、誰でも自由に入れるわけではないため、ある種の選ばれた人の空間という特別感もあります。

こうした背景から、東京駅での乗車前にちょっと贅沢な時間を過ごしたい人にとって、ビューゴールドラウンジは知っておいて損のない存在と言えるでしょう。

ビューゴールドラウンジで利用できるカード

ビューゴールドラウンジを利用するには、対象のゴールドカードを持っていることが条件です。特定のカード会員限定の特典なので、知らないと入れません。この章では対象カードの特徴や違いを詳しく解説します。利用条件をしっかり確認して、スムーズにラウンジを活用しましょう。

ビューカード ゴールド

クレカあるある運営者
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ビューゴカード ゴールドは、年会費11,000円でJR東日本の利用者に特化したゴールドカードです。えきねっとのポイント還元率アップやグリーン車特典、旅行保険の充実などが魅力で、通勤や出張でJRを使う方にぴったりです。
カード名 ビューゴカード ゴールド
国際ブランド JCB、Visa
発行会社 株式会社ビューカード
年会費 11,000円(税込)
ポイントの種類 JRE POINT
ポイント還元率 0.5~10.0%
ポイント付与レート 1,000円(税込)ごとに5ポイント(特定加盟店は15ポイント)
ポイント交換レート 1ポイント=1円相当
ポイント有効期限 最終利用日から2年
交換可能マイル JALマイル(JRE POINT経由)
ポイントアップ店舗 えきねっと、JRE MALL、アトレ、NewDays、ホテルメトロポリタン等
電子マネー Suica
スマホ決済 Apple Pay、QUICPay
入会資格 満20歳以上で安定継続収入のある方(学生を除く)
ETCカード発行 年会費:無料
家族カード発行 年会費:3,300円
空港ラウンジ 国内の主要空港、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港ラウンジ無料
プライオリティ・パス ―(付帯なし)
海外旅行保険 最高5,000万円(利用付帯)
国内旅行保険 最高5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険 年間300万円(国内・海外)
その他の付帯サービス グリーン車利用特典、えきねっと予約でポイントアップ、JRE POINTモール


公式サイトへ

ビューカード ゴールドと特急列車のグリーン車またはグランクラスの乗車券を持っていれば、東京駅のビューゴールドラウンジを無料で利用できます。このカードはJR東日本グループが発行するゴールドカードで、ラウンジ利用権が自動で付帯しています。

たとえば、出発前にラウンジでドリンクを飲みながら落ち着いて過ごしたいとき、このカードがあれば非常に便利です。さらに、年会費は11,000円(税込)と他のゴールドカードと同水準ながら、Suicaオートチャージやえきねっととの連携でポイントが貯まりやすく、鉄道利用が多い人にとってはコスパが高いのも魅力です。

ビューゴールドラウンジを最大限に活用したいなら、まずこのカードがもっとも基本かつ確実な選択肢といえます。

JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード

クレカあるある運営者
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JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードは、JALマイルとSuicaの両方をお得に貯められるゴールドカードです。旅行保険・空港ラウンジ・マイル優遇など航空系ゴールドならではの特典が豊富で、JALユーザーには特におすすめです。
カード名 JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード
国際ブランド JCB
発行会社 株式会社ビューカード(提携:JAL・JCB)
年会費 20,900円(税込)
ポイントの種類 JRE POINT・JALマイル
ポイント還元率 0.5~3.0%
ポイント付与レート JRE POINT:1,000円ごとに5ポイント+マイル
ポイント交換レート 1 JRE POINT=1円相当、マイルも同様
ポイント有効期限 2年間
交換可能マイル JALマイル(直接貯まる)
ポイントアップ店舗 JAL、えきねっと、JRE MALL、JAL特約店
電子マネー Suica
スマホ決済 Apple Pay、Google Pay
入会資格 20歳以上(学生を除く)で本人に安定継続収入のある方
ETCカード発行 年会費:無料
家族カード発行 年会費:8,800円(税込)
空港ラウンジ 国内主要空港ラウンジ無料
プライオリティ・パス -
海外旅行保険 最高5,000万円(自動付帯+利用付帯)
国内旅行保険 最高5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険 年間300万円
その他の付帯サービス JALビジネスクラス・チェックイン、Suicaチャージでポイント、JALマイル優遇


公式サイトへ

JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードでも、東京駅のビューゴールドラウンジを利用することが可能です。ビューカード ゴールドと同様、条件としてグランクラスまたはグリーン車の乗車が必要となります。このカードはJALマイルとSuica機能が一体化した便利な一枚で、JALの上位カードとしての特典だけでなく、ビューゴールドラウンジの利用権も魅力の一つです。

たとえば、新幹線のグリーン車で出張に出るビジネスパーソンが、乗車前にラウンジで静かに準備したいときには最適です。ただしビューゴールドカード ゴールドと違って持っているだけでは入れないため、乗車条件と組み合わせて活用することがポイントになります。飛行機と鉄道をどちらもよく使う方にとって、利便性と快適性を両立できるカードといえるでしょう。

対象のクレジットカードを持っていなくても利用可能なケース

ビューゴールドラウンジは基本的にビューゴールドカード会員専用の空間ですが、実はそれ以外の方法でも利用できるケースがあります。これは、ビューゴールドカードを持っていない人でもチャンスがあるということを意味しているのです。

たとえば、TRAIN SUITE 四季島のような特別列車の乗客や、期間限定のラウンジ招待キャンペーンに当選した場合などが該当します。実際に、JR東日本が実施するプロモーションやイベントでラウンジ招待券が配布されることがあり、これを使えばカードがなくても一時的に入室可能です(※詳細はJR東日本公式リリースをご確認ください)。

利用条件はその都度変わる可能性があるため、公式サイトやキャンペーン情報をこまめにチェックするのがおすすめです。

ビューゴールドラウンジの利用条件

ビューゴールドラウンジは、ただカードを持っているだけでは利用できず、特定の列車や座席の乗車が条件になります。なぜなら、ラウンジの利用は特別な移動体験の一部として提供されているためです。この章を読めば、どんな乗車パターンで利用できるのかが明確にわかります。

グリーン車・グランクラスの乗車が必須

ビューゴールドラウンジを利用するには、特急列車のグリーン車またはグランクラスへの乗車が必須です。というのも、このラウンジは上質な移動体験の一部”として設計されており、一般席の乗客には提供されない特典だからです。

例えば、新幹線のグリーン車に乗る場合、その乗車券を提示することでラウンジに入ることができます。ただし、ラウンジ利用対象のカードを併せて持っている必要があります。つまり、ビューゴールドカードなどの対象カードに加え、グリーン車またはグランクラスの利用がセットになって初めて入室が可能となるのです。

こうした制限があることで、ラウンジの混雑が防がれ、落ち着いた空間が保たれています。ビューゴールドラウンジを使いたい方は、切符の種別も忘れずに確認しておきましょう。

TRAIN SUITE 四季島の利用者も対象

TRAIN SUITE 四季島の乗客は、ビューゴールドラウンジを特別に利用できます。この豪華列車に乗るというだけで、出発前から非日常の時間を体験できるのが魅力です。なぜなら、四季島はJR東日本が誇るクルーズトレインで、乗客の満足度を徹底的に追求しており、ラウンジ利用もその一環として提供されているからです。

たとえば、東京駅を出発する前に、専用ラウンジでウェルカムドリンクを楽しみながら旅の始まりをゆったり過ごせます。通常のビューゴールドカード利用者とは異なり、四季島の乗客はそれ自体が特別待遇なので、カードの有無に関係なく入室が可能です。

これにより、ラグジュアリーな列車の旅が駅のホームに立つ前から始まるわけです。まさに特別なひとときを提供する、象徴的なサービスといえます。

ラウンジ利用券を使った入室方法

ビューゴールドラウンジには、ラウンジ利用券を使って入室する方法もあります。この利用券は、キャンペーンや特典などで入手できることがあり、対象カードを持っていない方でも利用できるチャンスとなります。なぜこれが重要かというと、カードはないけどラウンジを体験してみたいという方にとって、利用券は手軽な入場パスとなるからです。

たとえば、JR東日本の一部キャンペーンやJRE MALLでの商品購入特典として配布されたケースもあります。利用券は当日の受付で提示すればOKで、乗車券の条件が課される場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。常設の入室ルートではないため、チャンスがあれば見逃さずに活用しましょう。こうした例外ルートを知っておくと、意外とラウンジ利用のハードルは下がります。

ビューゴールドラウンジの場所と営業時間

ビューゴールドラウンジは東京駅1階・八重洲中央口改札外に位置し、毎日午前8時から午後6時まで営業、出発の90分前から利用可能です。ドリンクのラストオーダーは午後5時30分です。駅の喧騒を抜けた落ち着いた環境で、出発前の時間をしっかり確保しながら、軽い休息や準備に使えるよう意図されています。改札外設置のため、一度出て戻る計画的な動線も重要です。

たとえば、出発2時間前に駅に着けば、余裕を持ってラウンジでコーヒータイムやメールチェックができます。八重洲中央口から徒歩1分、丸の内口からも歩ける便利な立地で、大荷物を預けるクロークもあるので安心です。1階にあり改札内外移動には注意が必要です。

初めて利用する際は、利用開始時間(発車の90分前)や改札外である点を意識して行動しましょう。ラウンジでリラックスした状態で出発すれば、仕事や旅行もスマートにスタートできます。

ビューゴールドラウンジ内のサービス

ビューゴールドラウンジでは、駅構内とは思えないほど落ち着いた空間と充実したサービスが提供されています。これにより、出発前のひとときを快適に過ごせる点が大きな魅力です。というのも、ラウンジ内には無料のソフトドリンクやコーヒー、新聞や雑誌、電源コンセント、Wi-Fiといったビジネス利用にも役立つ設備がそろっているからです。

たとえば、移動前にスマホやノートPCを充電したり、資料の最終チェックをしたりと、ちょっとした作業を落ち着いてこなせます。また、座席はゆったりと配置されており、混雑した東京駅の中とは思えない静けさがあるのも嬉しいポイントです。

サービス内容はカード会員専用のプレミアム仕様となっており、コンビニやカフェでの待ち時間とは格段に違う快適さが味わえます。だからこそ、出張や旅行などで東京駅を利用する際には、単なる通過点ではなく、過ごす場所として活用する価値があるのです。

ビューゴールドラウンジのおすすめの使い方

ビューゴールドラウンジは、ちょっとした待ち時間から仕事の準備、家族との団らんまで、さまざまな場面で活用できます。快適な空間を最大限に使うには、目的やタイミングに応じた使い方を知ることが大切です。この章ではシーン別のおすすめ活用法を紹介しているので、自分に合った過ごし方を見つけるヒントになります。

出発前の時間調整や待ち時間に使う

ビューゴールドラウンジは、出発までの待ち時間を快適に過ごすのにぴったりの場所です。というのも、東京駅の混雑したコンコースとは違い、座ってゆったりできる静かなスペースが用意されているからです。たとえば、新幹線や特急の乗車前に少し時間が空いたとき、ラウンジで落ち着いてコーヒーを飲みながら過ごせば、出発前のバタバタ感も軽減されます。

駅のベンチやカフェと違い、座席の確保に困ることもなく、空調も快適です。特に長距離移動や大切な予定が控えているときには、こうした落ち着ける時間が心の余裕にもつながります。出発前をただの待ち時間にせず、有意義に過ごしたい人にとって、ラウンジはとても重宝する空間です。

ビジネス前のPC作業やメールチェックに活用

出張前や会議前のちょっとした準備時間には、ビューゴールドラウンジが大活躍します。なぜなら、無料Wi-Fiや電源コンセントが完備されているため、PC作業やスマホのメール確認が落ち着いて行えるからです。たとえば、出発前に資料を最終確認したり、取引先へのメールを送ったりしたいとき、駅のカフェでは騒がしすぎるという経験がある方も多いのではないでしょうか。

ラウンジなら静かな環境で集中でき、ドリンクサービスもあるためリラックスしながら業務に集中できます。また、周囲の利用者もビジネス目的の方が多く、落ち着いた雰囲気が保たれている点もポイントです。移動前のミニオフィスとして活用すれば、仕事の段取りがぐっとスムーズになります。

家族や友人との乗車前のひとときを過ごす

家族や友人との旅行前に、ちょっとひと息つける場所があると嬉しい人も多いでしょう。ビューゴールドラウンジは、まさにそんな旅の始まりにぴったりの空間です。というのも、広々としたソファ席や無料ドリンクが用意されており、みんなで座って会話を楽しめるようになっているからです。

たとえば、親子で新幹線旅行に行く前に、ラウンジで集合して予定を確認したり、小さなお子さんに飲み物を飲ませて落ち着かせたりといった使い方もできます。人混みを避けて、安心して出発準備ができる点も大きなメリットです。移動前のちょっとした時間でも、みんなで過ごせば気持ちがグッと旅モードに切り替わります。楽しい思い出作りは、出発前のラウンジから始まっているのかもしれません。

平日の午前中など空いている時間帯にゆっくり使う

ビューゴールドラウンジは、比較的空いている平日の午前中が狙い目です。この時間帯を選ぶことで、より静かで快適に過ごせます。なぜなら、ラウンジは利用者が集中する時間帯(午前10時〜午後3時前後など)を外せば、混雑を避けて利用しやすくなるからです。

たとえば、朝の新幹線に乗る前や、お昼前の時間帯なら、席にも余裕があり、落ち着いてコーヒーを楽しんだり、読書やスマホでの調べ物などもしやすいです。また、朝の駅構内は通勤ラッシュでざわついていることも多いですが、ラウンジ内は別世界のように静かになっています。混雑を避けてゆったり過ごしたい方は、時間帯を工夫することで満足度がぐっと上がるはずです。

混雑した駅構内を避けて静かに過ごしたいときに使う

東京駅は全国でも有数のターミナル駅で、常に人の流れが多く、混雑しやすいスポットです。そんな中、ビューゴールドラウンジは静かで落ち着いた空間を提供してくれるオアシス的な存在といえます。なぜこの使い方がおすすめかというと、人混みから一歩離れた場所で心を落ち着けることで、疲れやストレスを減らすことができるからです。

たとえば、到着が早すぎてホームにずっと立っているのがつらいときや、大きな荷物を持っていて混雑がストレスになるとき、ラウンジの存在はとても助かります。照明も柔らかく、周囲の音も控えめなので、静かに本を読んだり深呼吸したりするだけでも気持ちがリセットされます。駅の中で、静けさを求めるならこのラウンジ一択です。

ビューゴールドラウンジを使う際の注意点

ビューゴールドラウンジを快適に利用するには、事前にルールや制限を理解しておくことが重要です。知らずに行くと入れなかったり、時間制限に引っかかったりする可能性もあります。この章では、よくある誤解や注意点を整理していますので、トラブルなくスマートに利用したい方はぜひチェックしてください。

ラウンジは到着利用や再入場ができない

ビューゴールドラウンジは、列車に乗る前の利用に限られ、到着後や一度出た後の再入場はできません。なぜかというと、ラウンジの役割は快適な出発前のひとときを提供することに限定されており、到着後の休憩場所としては想定されていないからです。たとえば、旅行帰りに少しだけ座ってから帰りたいと思っても、利用はできません。

また、いったんラウンジを出てしまうと、同じ切符やカードでも再入場は不可です。うっかり外に出てしまうと戻れなくなるため、飲み物の持ち帰りやトイレの場所確認なども事前に済ませておきましょう。利用する際は、1回きり・出発前限定であることを意識して、時間と行動の計画を立てることが大切です。

東京駅の改札外にあるため途中下車扱いに注意

ビューゴールドラウンジは東京駅の改札の外にあるため、在来線・新幹線のきっぷで入場中にラウンジを使おうとすると、途中下車扱いになってしまうことがあります。これは、改札を出ることで一度旅が終了したとみなされる仕組みがあためです。

たとえば、在来線から新幹線に乗り換える途中でラウンジに立ち寄りたい場合、改札を出た時点で切符が回収されてしまう可能性があります。その結果、再入場できなかったり、別途きっぷを買い直す必要が生じたりと、予期せぬトラブルに発展することもあります。

スムーズに利用するためには、ICカードの利用や別に入場券を購入するなど、経路と券種を確認しておくと安心です。ラウンジの場所と導線は意外と盲点なので、事前チェックがとても大切です。

利用時間は最大90分までと決まっている

ビューゴールドラウンジの利用時間は、最大90分までと明確に制限されています。このルールは全利用者共通で、延長は原則できません。というのも、限られた座席数をより多くの人に平等に提供するため、長時間の滞在を避ける必要があるからです。たとえば、出発まで2時間以上ある場合でも、ラウンジには90分前になってから入室するのが基本です。

早く来すぎてもまだ利用できませんと案内されることがあるので注意しましょう。また、入室後もあと30分ですと声がかかる場合があります。居心地が良いだけに、つい長居したくなりますが、他の利用者のためにも時間を守ることがマナーです。快適に使うには90分以内で目的に合わせた過ごし方を意識して使うのがポイントです。

対象外のカードでは利用できないので事前確認が必要

ビューゴールドラウンジは誰でも自由に入れる場所ではなく、対象のカードを持っている人に限って入室できます。だからこそ、利用前に自分の持っているカードが対象かどうか、公式サイトなどでしっかり確認しておくことが重要です。

たとえば、似たような名称のJREカードやビューカードでも、ゴールドでなければ利用対象外というケースがあります。また、一部のカードはグリーン車やグランクラスとの併用が必要な場合もあるため、カード単体では入れないこともあります。

うっかり入室を断られると、せっかくの予定が崩れてしまうかもしれません。JR東日本の公式サイトで最新の対象カードリストを確認してから出かけると安心です。

混雑時は満席で待つ可能性がある

ビューゴールドラウンジは混雑時には満席になることもあり、すぐに入室できないケースがあります。に旅行シーズンや出張の多い平日朝・夕方などは、ビジネスパーソンや観光客で混み合うことがあるため注意が必要です。なぜこの点を知っておくべきかというと、ラウンジは予約制ではなく先着順での利用だからです。

たとえば、発車時刻の90分前に合わせて到着しても、満席で待たされる可能性があります。その場合は受付で順番待ちをする形になりますが、乗車時間との兼ね合いで結局使えないということもあります。特に静かに過ごしたいと考えている場合は、比較的空いている午前中やオフピーク時間帯を選ぶのがおすすめです。混雑状況を想定して早めの行動を心がけましょう。

ビューゴールドラウンジに関するよくある質問

ビューゴールドラウンジの利用については、「誰が入れるの?」「何ができるの?」といった疑問が多く寄せられます。こうした基本的な疑問を事前に解消しておくことで、安心してスムーズに利用できます。この章では、利用者の多くが気になるポイントをQ&A形式でわかりやすくまとめているので、初めての方も安心です。

ビューゴールドラウンジは誰でも利用できますか?

ビューゴールドラウンジは、誰でも自由に使えるわけではありません。というのも、対象カードを持っている人や、特定の列車に乗車する人だけが利用できる会員制ラウンジだからです。たとえば、ビューゴールドカードや、JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードの所持者で、条件を満たしていれば無料で入れます。

ただし、カードを持っているだけでは入れない場合もあり、グリーン車やグランクラスの乗車がセットになっている必要があることもあります。つまりカード+列車利用のセットが必要なケースが多く、事前の確認がとても重要です。ビューゴールドラウンジは、特別な条件を満たした人が静かに、快適に過ごせるよう設けられた空間なので、入室にはハードルがあります。

利用を考えている方は、JR東日本の公式サイトで対象カードと乗車条件を確認しておきましょう。

到着後でもラウンジを使えますか?

ビューゴールドラウンジは到着後には利用できません。これは公式に定められている利用ルールの一つで、出発前限定のサービスとなっているからです。つまり、どんなに長距離を移動してきたとしても、東京駅に着いたあとの休憩目的では利用できないということです。

たとえば、出張からの帰りに疲れたから少し休んでから帰宅したいと思っても、到着扱いでは入室できません。また、ラウンジを一度出てしまった場合の再入場も不可です。利用する際は、出発前であることが絶対条件なので、時間の逆算や乗車券の確認をしながら利用計画を立てることが大切です。

知らずに到着後に向かうと断られるケースもあるので、事前にルールを把握しておきましょう。

同伴者や子どもと一緒に入れますか?

ビューゴールドラウンジには、同伴者や子どもと一緒に入ることもできますが、一定の条件を満たす必要があります。というのも、利用できるのは対象カード会員本人と、その同伴者1名まで(3歳未満の子どもは人数に含まれません)というルールがあるからです。たとえば、家族旅行で利用する場合、カード会員本人+配偶者(1名)+未就学の子どもであれば同時入室が可能です。

しかし、2人以上の大人を同伴することは原則できません。また、同伴者にも乗車券や指定の条件が必要なケースがあるため、単純に連れていけば誰でも入れるというわけではありません。同伴ルールを守ることで、ラウンジの静けさや快適さが維持されています。事前に何人まで入れるのか、誰が対象かをしっかり確認しておくと安心です。

どの改札から行くのが一番わかりやすいですか?

ビューゴールドラウンジに行くには、東京駅・八重洲中央口改札を利用するのがもっともわかりやすいルートです。なぜなら、ラウンジはこの改札を出てすぐのビューゴールドラウンジ専用入口に位置しているからです。たとえば、新幹線や在来線で東京駅に到着したあと、八重洲中央口の改札を目指して進めば、出口付近に案内表示があるため迷うことは少ないでしょう。

ただし、丸の内側から来た場合は、構内をかなり歩く必要があります。また、ラウンジは改札外にあるため、途中下車の扱いになってしまう可能性にも注意が必要です。改札の選び方ひとつで、時間のロスや入場の失敗を防げるので、アクセスルートを事前に把握しておくとスムーズです。

ラウンジ内で食事はできますか?

ビューゴールドラウンジでは、ソフトドリンク・お菓子は提供されていますが、食事は提供されていません。持ち込み品の飲食は禁止されているため、食事はラウンジ外で済ませましょう。

この記事を書いた人

クレカ歴16年、222枚のクレカ所有。創業2年で累計7,142枚のクレカ発行の実績あり。YouTubeチャンネル開設1年7カ月でチャンネル登録者数10万人突破。現在クレカ総フォロワー47万人と金融系配信者ではトップクラスの実績を誇る。

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