高還元率で年会費無料など魅力的に見えるリクルートカードですが、実は人によっては使いづらさを感じることもあります。ポイントの使い道が限定されていたり、電子マネーのチャージで還元率が下がるなど、注意すべき点も少なくありません。
本記事では、リクルートカードはおすすめしないといわれる理由を中心に、口コミ・評判・向き不向きまで詳しく解説します。これから申し込みを検討している方は、後悔しないためにぜひ参考にしてください。
リクルートカードはおすすめしないといわれる理由は?
リクルートカードには高還元率という強みがある一方で、実際に使ってみると使いづらさを感じる場面も少なくありません。ここでは、ポイントの活用方法やカード機能の注意点など、利用前に知っておきたいおすすめできない理由を具体的に解説します。
ポイントの使い道が限定的で使いにくい
リクルートカードで貯まる「リクルートポイント」は、そのままでは使える場所が限られており、不便に感じる方もいるかもしれません。というのも、このポイントは主にリクルートグループのサービス(じゃらん、ホットペッパービューティー、ホットペッパーグルメなど)での利用が基本となっているためです。
ただし、リクルートポイントはPontaポイントと1ポイント=1ポイントの等価で相互交換が可能です。この仕組みを利用すれば、Pontaポイントとしてローソンやじゃらんnet、ゲオなどで利用できるため、実用性はある程度広がります。
リクルートポイントの主な使い道(ポイント価値の目安)
利用先 | 利用可能サービス例 | 利用レート | 備考 |
リクルート系サービス | じゃらん、ホットペッパービューティーなど | 1ポイント=1円 | 会計時にそのまま使用可能 |
Pontaポイントへ交換 | ローソン、ゲオ、ケンタッキーなど | 1ポイント=1Ponta | 即時交換可能(等価交換) |
dポイント(※一部可能) | ドコモ、マクドナルドなど(dポイント加盟店) | キャンペーン時に交換可能 | 不定期・条件付き |
このように、「リクルートポイント=リクルート系サービス専用」と捉えがちですが、Pontaへの交換を活用することで汎用性はアップします。ですが、他の共通ポイントと比べると、やや使い方に工夫が必要な点は否めません。
ポイントの有効期限が短く、失効しやすい
リクルートカードのポイントは、高還元で魅力的な一方、有効期限が1年とやや短めで、うっかりしていると失効してしまうリスクがあります。この期限は、最後にポイントが加算された日から1年間と定められており、定期的にカードを使っていれば期限は延長される仕組みです。
しかし、たとえば「しばらく使わずにいた」「一時的に別のカードに乗り換えた」といったケースでは、気づかないうちに貯めたポイントがゼロになってしまうことも珍しくありません。特にポイント管理が苦手な方にとっては、注意が必要です。
下記の表は、主要な共通ポイントとリクルートポイントの有効期限を比較したものです。
主なポイントサービスの有効期限比較
ポイント名 | 有効期限 | 延長条件 |
リクルートポイント | 最後の加算から1年 | 最終加算日から延長
(利用では延長不可) |
楽天ポイント | 最終獲得から1年 | 利用・獲得どちらでも延長可 |
Tポイント | 最終利用・加算から1年 | 利用・獲得どちらでも延長可 |
Pontaポイント | 最終利用・加算から1年 | 利用・獲得どちらでも延長可 |
dポイント | 最終利用・加算から4年 | 利用・獲得どちらでも延長可 |
表を見ると、リクルートポイントの有効期限が他の主要ポイントと比べて短いことがわかります。特に「利用では延長されない」という点が厄介で、日々カードを使っていても、ポイント加算が発生しない月が続くと失効リスクが高まります。
高還元の恩恵をしっかり受け取るためにも、定期的にカードを使ってポイント加算を続けること、そして期限管理を意識的に行うことが大切です。
ETCカードの発行手数料がブランドによって異なる
リクルートカードでは、ETCカードの発行にかかる費用が、選ぶブランドによって変わるという注意点があります。具体的には、JCBブランドでは発行手数料・年会費ともに無料ですが、Visa・Mastercard®では発行手数料が1,100円(税込)かかるという違いがあります。つまり、ブランド選びによってはETCカードを作るだけで余計なコストが発生するのです。
電子マネーチャージ時のポイント還元率が下がる
リクルートカードは、通常の買い物で1.2%という高還元率を誇るクレジットカードです。しかし、電子マネーやQRコード決済へのチャージ時にはポイント還元率が下がる、またはポイントがまったく付かないケースもあるため、注意が必要です。
特に以下のような使い方では、還元率が通常よりも低くなったり、対象外となったりします。
チャージ・決済先 | 還元率 | 備考 |
楽天Edy(JCBブランド) | 0.0% | ポイント対象外 |
モバイルSuica(JCBブランド) | 0.0% | ポイント対象外 |
nanaco(JCBブランド) | 0.0% | ポイント対象外 |
モバイルSuica(Visa/Mastercard®) | 1.2% | 月3万円までが上限 |
楽天Edy(Visa/Mastercard®) | 1.2% | 月3万円までが上限 |
nanaco(Visa/Mastercard®) | 1.2% | 月3万円までが上限 |
au PAY、d払い、楽天ペイなどQR決済 | 0.0%~1.2% | サービスによって還元対象外になることあり |
特にJCBブランドのリクルートカードでは電子マネーへのチャージがほとんどポイント対象外になるため、VisaまたはMastercard®ブランドを選ぶことが重要です。また、チャージ上限額(月3万円)を超えた分はポイント付与対象外になるため、使いすぎにも注意が必要です。
カードデザインがシンプルすぎる
リクルートカードのデザインはとてもシンプルで、良く言えば無難、悪く言えば特徴がないと感じる人もいるかもしれません。最近はクレジットカードにも、見た目や持つ楽しさを求める人が増えていて、カラフルなデザインやステータス性のあるカードを好む人も多いです。そんな中で、リクルートカードは銀一色で装飾も少なく、他のカードと比べて目立たないのが特徴です。
リクルートカードをおすすめしない人
リクルートカードはお得な点も多い一方で、人によっては不便さや物足りなさを感じることもあります。ここでは、どんな人には向いていないのかを具体的に整理しました。ここを読むことで、自分にとって本当に合うカードかどうかが見えてきます。
リクルート系サービスをほとんど利用しない人
リクルートカードは、じゃらんやホットペッパーなどのリクルート系サービスを使わない人には向いていません。リクルートポイントは、主にリクルートが提供するサービス内で使うのが基本だからです。
たとえば、宿泊予約や美容院の支払いに使うには便利ですが、普段それらを利用しない人にとっては、せっかくのポイントが活かしきれません。もちろん、Pontaポイントなどに交換して使うこともできますが、手間がかかり即時反映ではないため、日常的に使いやすいポイントを求める人には不便に感じられるでしょう。
リクルート系サービスを利用しない人は、もっと汎用性のあるポイントが貯まるカードを検討する方が賢明です。
ポイントはどこでも自由に使いたい人
貯まったポイントは、どこでも自由に使いたいという方には、リクルートカードはあまりおすすめできません。リクルートポイントは、リクルートのサービス内で使うのがメインで、コンビニやスーパーなど、幅広い場面でそのまま使えるわけではないからです。
楽天カードなら楽天ポイント、イオンカードならWAONポイントといったように、日常使いに強いポイントと比べると、使い勝手に制限を感じやすいでしょう。もちろん、ポイントを交換して間接的に使う方法もありますが、それには手間も時間もかかります。
すぐに・どこでも・簡単に使いたいという方には、もっと汎用性の高いポイントが付くカードのほうがストレスが少ないでしょう。
ETCカードや電子マネーのチャージでも高還元を期待する人
ETCカードや電子マネー利用での高還元を重視する方には、リクルートカードは物足りないかもしれません。なぜなら、リクルートカードは通常のショッピングでは1.2%の高還元ですが、ETCカードや電子マネー(Suica、楽天Edyなど)へのチャージではポイント還元率が下がる、または付与対象外になる場合があるからです。
特にVisaやMastercard®ブランドではこの傾向が顕著で、せっかくキャッシュレスで便利に使っているのに、ポイント面で損をしてしまう可能性もあります。JCBブランドを選ぶことで一部カバーできるケースもありますが、利用する電子マネーによっては還元が期待できない場面もあるため、どんな支払いでも高還元がいいという方は注意が必要です。
デザイン性やステータス性を重視する人
クレジットカードのデザインや、持っていること自体にステータス性を求める人には、リクルートカードはやや味気なく感じるかもしれません。というのも、このカードのデザインは非常にシンプルで、銀一色の落ち着いた見た目となっており、ゴールドカードやプラチナカードのような高級感はありません。
リクルートカードがおすすめな人
リクルートカードは、使い方次第で大きなメリットが得られるクレジットカードです。特に、リクルート関連サービスを使う人や、コストを抑えて高還元を求める人にはぴったりです。ここでは、どんな人にリクルートカードが向いているのかを具体的に解説します。
リクルート系サービス(じゃらん、ホットペッパー)をよく使う人
じゃらんやホットペッパーなど、リクルート系サービスをよく使う人には、リクルートカードは非常に相性の良い1枚です。なぜなら、このカードで貯まるリクルートポイントは、リクルートが運営するサービスで使うと最大限に活かせるからです。
たとえば、じゃらんで宿泊予約する際にポイントを全額使えば、出費をかなり抑えられます。ホットペッパービューティーでも美容院代をポイントで支払えるのは嬉しいメリットです。普段からこれらのサービスを利用しているなら、ポイントの使い道に困ることも少なく、実質的な割引効果をしっかり感じられるでしょう。
年会費無料で高還元なカードを探している人
コストをかけずにお得さを重視したいなら、リクルートカードはぴったりです。リクルートカードは年会費が完全無料でありながら、1.2%という高いポイント還元率を誇ります。一般的なクレジットカードの還元率は0.5〜1.0%が多く、それと比べても効率よくポイントが貯まる仕組みです。
光熱費やネットショッピング、日用品の購入など、生活に欠かせない出費に使うだけでどんどんポイントがたまります。なるべく出費を抑えつつ、少しでもお得に暮らしたいという人には、手に取りやすく続けやすいカードです。
シンプルなカードデザインやJCBブランドにこだわりがない人
カードの見た目やブランドに強いこだわりがない人にとって、リクルートカードは実用性に優れた選択肢です。というのも、このカードはデザインがとてもシンプルで、銀色の落ち着いた外観となっており、見た目の豪華さやステータス感は控えめです。
また、JCBブランドを選ぶとETCカードの発行手数料が無料になるなど、機能面ではメリットが多くなります。おしゃれさより実用性、カードは道具として使えればOKという方には、おすすめのクレジットカードです。
ポイントの管理が得意な人
貯めたポイントをきちんと把握して、有効に使いたいタイプの人には、リクルートカードはおすすめです。リクルートポイントは一部条件付きで有効期限があったり、交換手続きが必要な場合があったりと、やや管理にコツがいるからです。ポイントはdポイントやPontaポイントへの交換が可能ですが、手続きが必要なため、うっかり失効させてしまう人も少なくありません。
その点、普段からアプリで残高を確認したり、ポイントの使い道を計画的に考えられる人なら、このカードの高還元をムダなく活かせます。ポイントを貯めるのが好き、管理が苦じゃない人にはぴったりの一枚です。
海外旅行保険付きのサブカードが欲しい人
旅行のときに使える保険付きのサブカードが欲しいという方には、リクルートカードがおすすめです。リクルートカードには海外旅行傷害保険が付帯しており、いざというときの安心材料になります。
年会費無料のカードで旅行傷害保険がつくものはそれほど多くなく、保険目的で持っておくだけでも価値があります。メインカードは別にあるけど、サブで保険付きの1枚がほしい、海外出張や旅行に備えておきたいといったニーズにしっかり応えてくれる1枚です。
リクルートカードの評判・口コミ
リクルートカードは、高還元率や年会費無料といった魅力がある一方で、実際の使い勝手やサポート面での不満も見られます。ここでは、ユーザーのリアルな声をもとに、メリット・デメリットの両面を紹介します。
評判・口コミ①:ポイント還元率の高さに満足
リクルートカードは、年会費無料なのに1.2%という高いポイント還元率があり、多くのユーザーがこの点に満足しています。なぜなら、他の一般的なクレジットカードの還元率は0.5〜1.0%が多く、それに比べて効率よくポイントが貯まるからです。
実際に「ネットショッピングや光熱費の支払いでどんどんポイントが貯まってうれしい」という声も見られます。また、特定のキャンペーンを利用すればさらに還元率が上がることもあり、日常の支払いをまとめるほどお得になります。このように、ポイントを重視する人にとって、リクルートカードは非常にコスパの高い1枚といえるでしょう。
評判・口コミ②:年会費無料なのにサービスが充実している
リクルートカードは年会費が完全無料なのに、旅行保険や不正利用補償など、便利なサービスがしっかり付いている点も高く評価されているのです。一般的に年会費無料のカード=最低限の機能しかないという印象を持つ方も多いですが、リクルートカードはその常識を良い意味で裏切ってくれます。
たとえば、海外旅行傷害保険が最大2,000万円まで自動付帯(JCBブランドの場合)されており、「サブカードとしても安心して持てる」という口コミもあります。コストを抑えつつ、ある程度の安心や機能を求める人にとっては、かなりバランスの取れたカードと言えるでしょう。
評判・口コミ③:電子マネー対応でチャージでもポイントが貯まる
リクルートカードは、電子マネーへのチャージでもポイントが貯まる点が好評です。なぜなら、通常の買い物だけでなく、モバイルSuicaや楽天Edy、SMART ICOCA、nanacoなどへのチャージでも還元対象となるブランドがあるからです。特にJCBブランドを選べば、モバイルSuicaやnanacoへのチャージでも通常の買い物と同じ1.2%のポイントが付き、キャッシュレス派には大きな魅力となっています。
「通勤や買い物で電子マネーを使う機会が多いから、チャージでしっかりポイントが貯まるのは助かる」という声も多く見られます。毎日の支払いを少しずつお得に変えたい人にとって、リクルートカードは相性のよい1枚と言えるでしょう。
評判・口コミ④:サポート体制や付帯サービスが物足りない
一方で、「サポート体制がイマイチ」「問い合わせがつながりにくい」といった声も少なくありません。リクルートカードは年会費無料という点では魅力的ですが、そのぶんカスタマーサポートや付帯サービスの質は、年会費の高いカードに比べて簡素な傾向があります。
たとえば、「電話サポートがつながるまでに時間がかかる」「トラブル時の対応が機械的」という不満も口コミで見られます。こうした点は、サポートの手厚さを求める人にとっては不安材料となるかもしれません。機能やコスパは高いものの、サービスの細やかさは求めすぎない方がよいでしょう。
評判・口コミ⑤:ポイントの使い道が限定されていて不便
「ポイントがたくさん貯まるのはうれしいけど、使える場所が限られていて不便」という声もあります。リクルートカードで貯まるポイントは、基本的にじゃらんやホットペッパービューティーなどのリクルート系サービスでの利用が中心です。もちろん、Pontaポイントやdポイントに交換することも可能ですが、即時反映ではないため、手間に感じる人もいるようです。
たとえば、日常の買い物で使いたいというユーザーにとっては、自由度が低く感じられるのも無理はありません。使い道にこだわる人は、事前にどこでポイントを使えるのか確認しておくと安心です。
リクルートカード以外のおすすめクレジットカード3選
リクルートカードが合わないと感じた方にも、他に使いやすくてお得なクレジットカードはたくさんあります。ここでは、年会費無料・ポイントの使いやすさ・サポート体制などに優れた3枚を厳選してご紹介します。自分にぴったりのカードがきっと見つかるはずです。
楽天カード
楽天カードの基本ポイント還元率は1.0%で、SPUではポイント還元率が最大18倍に。楽天経済圏のサービスを利用している人には特におすすめのクレジットカードです。
カード名
楽天カード
国際ブランド
Visa・MasterCard®︎・JCB・American Express
発行会社
楽天カード株式会社
年会費
無料
ポイントの種類
楽天ポイント
ポイント還元率
1.0%~18.0%
ポイント付与レート
100円=1pt
ポイント交換レート
1pt=1円相当
ポイント有効期限
1年
交換可能マイル
JAL/ANA
ポイントアップ店舗
楽天市場/楽天トラベル/楽天証券 など
電子マネー
楽天Edy
スマホ決済
Apple Pay/Google Pay
入会資格
18歳以上で安定した収入がある方(高校生不可)
ETCカード発行
初回年会費:550円(税込)
家族カード発行
年会費無料
空港ラウンジ
利用可能
プライオリティ・パス
-
海外旅行保険
最高2,000万円
国内旅行保険
-
ショッピング保険
-
その他の付帯サービス
プレミアムプログラム/紛失・盗難補償 など
ポイントの使いやすさを重視するなら、楽天カードは非常におすすめです。というのも、楽天カードは買い物や公共料金の支払いで常に1%のポイント還元があり、楽天市場ではさらに高還元が狙えるため、無駄なくポイントが貯まります。しかも、貯めた楽天ポイントはコンビニやドラッグストアなど全国の提携店でそのまま使えるので、活用シーンがとても広いです。
ポイントを自由にすぐ使いたい、ネットショッピングも多いという人にとっては、リクルートカードよりも実生活での利便性が高いと感じるかもしれません。日常の買い物もネットも、まとめてお得にしたい方にはぴったりの1枚です。
イオンカード(WAON一体型)
カード名
イオンカード(WAON一体型)
国際ブランド
Visa / Mastercard® / JCB
発行会社
イオンクレジットサービス株式会社
年会費
無料
ポイントの種類
WAON POINT
ポイント還元率
0.5%(200円=1ポイント)
ポイント付与レート
200円=1ポイント
ポイント交換レート
1ポイント=1円相当(WAONポイントなどに交換可)
ポイント有効期限
1年間(加算月の翌月から起算)
交換可能マイル
JALマイル(1ポイント=0.5マイル)
ポイントアップ店舗
イオン系列店舗でポイント2倍、感謝デーは5%オフ
電子マネー
WAON
スマホ決済
Apple Pay
入会資格
18歳以上(高校生除く)
ETCカード発行
あり(年会費・発行手数料ともに無料)
家族カード発行
あり(年会費無料)
空港ラウンジ
なし(ゴールドカード以上で利用可)
プライオリティ・パス
なし
海外旅行保険
なし(ゴールドカードは付帯あり)
国内旅行保険
なし
ショッピング保険
あり(年間50万円まで補償・180日間)
その他の付帯サービス
55歳以上は15日も5%オフ、イオンシネマ割引などイオングループ特典多数
日常のお買い物で使いたい人には、イオンカードがとても向いています。理由は、全国のイオンやマックスバリュなどでの利用時に割引やポイント優待が受けられる特典が充実しているからです。たとえば、お客さま感謝デーでは5%オフになり、さらにWAONポイントも同時に貯められるので、節約効果はかなり高めです。
また、年会費は無料で持てるため、メインカードにもサブカードにも使いやすい点も魅力です。普段からイオングループで買い物をする方なら、持っていて損のない1枚といえます。地域密着型の生活をしている人には、リクルートカード以上にお得を実感できるでしょう。
エポスカード
年会費無料で特に海外旅行初心者に人気です。最長90日間の海外旅行傷害保険が付帯し(利用付帯)、ケガや病気の治療費を最大200~270万円までカバー。海外旅行時には日本語サポートデスクや緊急医療サービスも利用でき、年会費無料カードとしてコストパフォーマンスが非常に高いです。
カード名
エポスカード(一般)
国際ブランド
Visa
発行会社
株式会社エポスカード(丸井グループ)
年会費
無料
ポイントの種類
エポスポイント
ポイント還元率
0.5%(200円=1ポイント)
ポイント付与レート
200円=1ポイント
ポイント交換レート
1ポイント=1円相当
ANAマイルへ2ポイント=1マイルに交換可
ポイント有効期限
2年間
交換可能マイル
ANAマイル(2ポイント=1マイル)
ポイントアップ店舗
マルイでの優待セール時ポイント5倍相当(10%割引)
提携飲食・レジャー施設でポイント2~5倍
電子マネー
-
スマホ決済
Apple Pay、Google Pay
入会資格
満18歳以上(高校生除く)
ETCカード発行
あり(年会費無料)
家族カード発行
なし(エポスは本人カードのみ)
空港ラウンジ
なし(ゴールド以上で利用可)
プライオリティ・パス
なし(ゴールド以上で取得可)
海外旅行保険
利用付帯(傷害死亡・後遺障害 最高3000万円、傷害治療200万円、疾病治療270万円、賠償責任3,000万円など)
国内旅行保険
なし
ショッピング保険
なし
その他の付帯サービス
海外緊急医療アシスタンスサービス(キャッシュレス診療等)。エポスVisa優待(ハワイラウンジ利用や現地割引)。提携店舗での優待割引(飲食店やカラオケ店などで提示割引)。利用額に応じてエポスゴールドカードへのインビテーション(招待)あり。
安全性や旅行時の保険を重視するなら、エポスカードは見逃せません。というのも、エポスカードは年会費無料でありながら、海外旅行傷害保険が自動で付いているという珍しい特徴を持っており、旅行好きの方には特に嬉しいポイントです。さらに、エポスカード優待サイトを通じて映画やレストラン、美容室などで割引が受けられるのも魅力のひとつです。
使い勝手も良くて、ちょっとした特典も受けたいという方にとって、バランスの良い1枚といえます。アプリも見やすく、サポートの対応も丁寧なので、初めてのクレジットカードにもおすすめです。日常+旅行+安心を求める人にぴったりなカードです。
リクルートカードに関するよくある質問
リクルートカードを利用・検討するうえで、申込み条件や審査のスピード、スマホ決済対応、解約時のポイントなど、気になる疑問は尽きません。ここでは、よくある質問をわかりやすく整理し、ひとつずつ丁寧に解説します。
リクルートカードの申し込み条件は?
リクルートカードを申し込むには、原則として18歳以上で、本人または配偶者に安定した収入があることが条件です(高校生は不可)。この条件があるのは、クレジットカードが後払い機能を持つため、返済能力が一定以上必要とされるからです。
たとえば大学生や専業主婦(夫)でも、配偶者に収入があれば申し込めるケースもあります。また、20歳未満の方は親の同意が必要になることもあります。審査自体は比較的ハードルが高いわけではありませんが、過去に延滞があるなど信用情報に問題がある場合は通らないこともあるため理解しておきましょう。安心してカードを使うためにも、自分の状況に合った申し込みが大切です。
審査にはどのくらい時間がかかる?
リクルートカードの審査は、早ければ数分〜1営業日以内に結果が出ることもあります。審査時間が短い理由は、申込時の情報(年収や勤務先など)を元に、自動審査システムで瞬時にチェックされるからです。ただし、申込内容に不備があったり、追加確認が必要だったりした場合は数日〜1週間程度かかることもあります。
たとえば、入力ミスで住所が不明だったり、本人確認書類のアップロードが不完全だった場合は、再提出の連絡が来ることがあります。スムーズにカードを手に入れるためには、申し込み時に正確な情報を入力し、必要書類も忘れずに準備するのがポイントです。
リクルートカードでApple PayやGoogle Payは使える?
リクルートカードは、Apple Pay・Google Payの両方に対応しています(一部ブランドにより異なる場合あり)。この対応により、スマートフォンを使った非接触決済が可能になり、財布を取り出すことなくスムーズに支払いを済ませることが可能です。
たとえば、iPhoneユーザーならApple Payに登録することで、QUICPay対応店舗でタッチ決済ができるようになります。AndroidユーザーもGoogle Payを通じて、同様に使えるようになります。特別な設定やアプリは不要で、カードを対応機種に登録するだけでOKです。キャッシュレス派の方やスマホ決済に慣れている人にとっては、非常に便利な選択肢となるでしょう。
カードの解約方法は?ポイントはどうなる?
リクルートカードの解約は、発行元である三菱UFJニコスのコールセンターへ電話で連絡することで手続きできます。解約時に注意したいのが、貯まっているリクルートポイントの扱いです。カードを解約しても、リクルートIDに紐づいたポイントは引き続き利用可能ですが、有効期限があるため注意が必要です。
たとえば、解約後もじゃらんやホットペッパーなどでログインすれば、ポイントは使えます。ただし、カード連携が切れるため、新たなポイントは貯まりません。解約前にはポイント残高を確認し、できれば使い切るか、他サービス(dポイント・Pontaポイント)への移行も検討すると安心です。
ポイントはどこで確認できますか?
リクルートカードのポイントは、リクルートポイント管理ページ、または、リクルートIDアカウントのマイページから確認できます。確認が必要なのは、有効期限があるため、知らない間に失効してしまうリスクがあるからです。ログインすれば、現在の残高やポイントの獲得・利用履歴、有効期限などがひと目で確認できます。
また、dポイントやPontaポイントに交換した場合は、各サービスの公式アプリやサイトで別途確認する必要があります。いつの間にか失効していたということを防ぐためにも、定期的にチェックする習慣をつけるのがおすすめです。
クレカ歴16年、222枚のクレカ所有。創業2年で累計7,142枚のクレカ発行の実績あり。YouTubeチャンネル開設1年7カ月でチャンネル登録者数10万人突破。現在クレカ総フォロワー47万人と金融系配信者ではトップクラスの実績を誇る。