三井住友カード(NL)とdカードは、年会費無料ながらも高い還元率やスマホ決済への対応など、日常生活に便利なクレジットカードとして注目されています。しかし「どちらを選べばいいの?」「自分の使い方に合っているのはどっち?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、三井住友カード(NL)とdカードのポイント還元率や特典、付帯保険、デザインの違いを徹底比較し、それぞれの共通点やおすすめの利用者像まで詳しく解説します。さらに、2枚持ちの活用法や口コミ評価、他に検討したいおすすめカードも紹介しているので、カード選びで後悔したくない方はぜひ参考にしてください。
三井住友カード(NL)とdカードを比較
三井住友カード(NL)とdカードは似ているようで、使い方次第で大きな差が出ます。この章では、還元率や特典、保険、デザインなど5つの視点から違いをわかりやすく整理しました。「結局どっちが合うの?」と迷っている方は、ここを読めば自分にぴったりの1枚が見つかります。
ポイント還元率の違い
カード名 | 通常還元率 | 特定店舗での還元 | 特徴 |
三井住友カード(NL) | 0.5% | 最大7.0% | タッチ決済で対象店舗なら高還元。 |
dカード | 1.0% | 最大1.5%程度 | 常時高還元で使いやすい。 |
dカードは常時1.0%と高水準の還元率を持ち、使う場所を選ばずポイントが貯まります。一方、三井住友カード(NL)は一見劣りますが、対象店舗でタッチ決済を使えば最大7.0%と圧倒的な還元率です。コンビニやファストフードを日常的に使うなら、三井住友カード(NL)の方が得になる場面も多くなります。
ポイントの使い道
カード名 | 主な使い道 | 特徴 |
三井住友カード(NL) | Vポイントで請求額充当・ギフト券・投資 | 汎用性が高くマイル交換も可 |
dカード | d払い・携帯料金充当・加盟店での利用 | ドコモ利用者に抜群の利便性 |
Vポイントは利用範囲が広く、ショッピングや投資、マイルにも交換可能です。一方、dポイントはd払いとの親和性が高く、携帯料金やリアル店舗で使いやすい点が魅力です。日常生活でポイントを無駄なく活用したいなら、普段の買い物スタイルでどちらが使いやすいかを見極めましょう。
特典・キャンペーンの違い
カード名 | 入会特典上限 | 主なキャンペーン | 特徴 |
三井住友カード(NL) | 最大23,600円相当 | スマホ決済で高還元キャンペーン多数 | セブン-イレブンやマクドナルドで有利 |
dカード | 最大8,000ポイント | d払い連携キャンペーン | ドコモ契約者向け多い |
※2025年6月時点
三井住友カード(NL)は入会特典が高額で、日常利用を通じた還元イベントも充実しています。対して、dカードはドコモ契約者向けのキャンペーンが多く、d払いとの組み合わせでお得になる仕組みです。携帯会社との関係性や、よく使う決済サービスに注目すると選びやすくなります。
付帯保険の違い
カード名 | 海外旅行保険 | 特徴 |
三井住友カード(NL) | 最高2,000万円(自動) | 選べる無料保険でニーズに合った補償が可能 |
dカード | 一部補償(年齢制限あり) | 基本的に限定的、ゴールドで大きく増強 |
保険の充実度は明確に違いが出ます。三井住友カード(NL)は選べる保険機能があり、旅行や医療などに対応できる多彩な補償を自分で選べます。dカードは通常版では補償が限定的で、29歳以下向けの簡易な内容です。旅行や出張が多い方には、保険内容で三井住友カードが優位性があります。
デザインや券面の違い
カード名 | デザイン仕様 | 特徴 |
三井住友カード(NL) | ナンバーレス+選べる券面 | セキュリティとスマートさが魅力 |
dカード | 通常デザイン+キャラクター柄 | 親しみやすく、選択肢が豊富 |
三井住友カード(NL)は券面に番号がなく、スッキリとした洗練されたデザインが特徴です。オーロラやグリーンなど環境配慮型デザインも選べ、所有満足度が高まります。対して、dカードはキャラクター柄など個性派デザインが揃っており、ポップな印象を好む人にぴったりです。人前で出すことが多いカードだからこそ、見た目にも注目する価値はあります。
三井住友カードとdカードの共通点
三井住友カードとdカードには、違いだけでなく共通点も多いです。年会費や対応ブランド、スマホ決済対応といった基本スペックに大きな差はなく、どちらを選んでも日常使いに便利な性能がそろっています。この章を読むことで、選んで失敗しないカードの条件がしっかり見えてきます。
年会費無料&ETCカードも条件付きで無料
クレジットカードを選ぶ際、多くの人が気にするのが年会費とETCカードの料金です。結論から言えば、三井住友カード(NL)もdカードも年会費は基本無料で、ETCカードも条件付きで無料になるため、コストを抑えて使いたい人にとって非常に魅力的といえます。その理由は、どちらも初年度のETCカード年会費が無料で、一定の条件(年間1回以上の利用など)を満たせば、翌年度以降も無料になる仕組みが用意されているからです。
たとえば、三井住友カード(NL)の場合、年1回以上ETCカードを使えば翌年度の年会費550円(税込)が無料になります。dカードも同様で、ETCカードを年1回使えば翌年も無料で維持できます。つまり、年に1回でもETCを使う予定があれば、実質的に年会費・ETCカードともに無料で利用可能です。
このように、コストパフォーマンスを重視する人には、どちらのカードも非常に向いています。特にドライブや通勤で高速道路をよく使う方には、条件付き無料のETCカードが付帯しているのは大きなメリットです。
Visa・MasterCard®︎の国際ブランドを選べる
クレジットカードを申し込むとき、国際ブランドをどれにするかは意外と重要なポイントです。三井住友カード(NL)とdカードはどちらも、世界的に利用できるVisaかMasterCard®︎から選ぶことができます。これは、海外旅行やネットショッピング、さらに日常の支払いまで幅広く使いたい人にとって非常に心強いメリットです。
なぜなら、VisaとMasterCard®︎はどちらも世界中の多くの加盟店で使えるうえ、コンビニやスーパー、オンラインショップなど国内でも不便なく利用できるからです。三井住友カード(NL)はもともとVisaの強みがあり、Visaタッチ決済の利便性が注目されています。一方、dカードはMasterCard®︎を選べばApple Payとの相性が良く、スマホ決済でも快適に使えるのが魅力です。
つまり、どちらのカードも、自分の使い方に合わせてブランドを選べる柔軟さがあるのが魅力です。「Visaで海外でも安心して使いたい」「スマホ決済を重視してMasterCard®︎がいい」など、自分に合った選択ができるのはうれしいポイントですね。
Apple Pay・Google Payなどのスマホ決済に対応
三井住友カード(NL)とdカードは、どちらもApple PayやGoogle Payなどのスマホ決済に対応しています。スマホ決済は、カードを持ち歩かずに支払いができる便利な機能です。対応していることで、日常の支払いがスムーズになります。
- 三井住友カード(NL):Apple PayやGoogle Payに対応しており、スマホをかざすだけで支払いが可能
- dカード:Apple PayやGoogle Payに対応しており、d払いとの連携も可能
どちらのカードも、スマホ決済に対応しているため、日常の支払いをより便利に行いたい方に適しています。
三井住友カード(NL)とdカードはどんな人におすすめ?
三井住友カード(NL)とdカードにはそれぞれ強みがあり、選ぶべき人の特徴も異なります。この章では、ライフスタイル別にどちらのカードが合っているかを明確にし、迷って決められないという気持ちを解消します。併用のメリットにも触れているので、自分にぴったりの使い方が見えてくるでしょう。
三井住友カード(NL)が向いている人の特徴
三井住友カード(NL)は、日常的にコンビニや飲食店を利用し、スマートフォンでのタッチ決済を活用する方に最適なカードです。このカードは、セブン-イレブンやローソン、マクドナルドなどの対象店舗でスマホのタッチ決済を利用すると、最大7.0%のポイント還元が受けられます。
また、カード番号が記載されていないナンバーレスデザインにより、セキュリティ面でも安心です。さらに、最短10秒で即時発行が可能で、すぐにスマホ決済に登録して利用開始できます。したがって、日常の買い物でポイントを効率的に貯めたい方や、スマホ決済を積極的に活用する方にとって、三井住友カード(NL)は非常に魅力的な選択肢となります。
dカードが向いている人の特徴
dカードは、ドコモの利用料金を支払うだけで毎月187円(税込)割引される、dカードお支払い割の対象カードです。年間では最大2,244円(税込)のスマホ代を節約できます。
さらに、ドコモの利用料金1,000円(税抜)ごとに1%のdポイントが還元され、ポイントもしっかり貯まります。ドコモユーザーなら、割引とポイント還元の両方が受けられるdカードを使わないのはもったいないと言えるでしょう。
また、d払いを利用することで、対象の実店舗やネットショッピングでもdポイントが貯まりやすくなります。さらに、年会費が永年無料で、18歳以上であれば誰でも申し込み可能な点も魅力です。したがって、ドコモユーザーでdポイントを効率的に貯めたい方や、スマホ決済を活用したい方にとって、dカードは非常に有用な選択肢となります。
三井住友カードとdカードの併用もあり
クレジットカードは1枚に絞るもの、と思っていませんか? 実は、三井住友カードとdカードを併用することで、それぞれの強みを活かしたお得な使い分けが可能です。理由は、それぞれのカードが得意とする場面が異なるからです。たとえば、三井住友カード(NL)はコンビニ3社(セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン)やマクドナルドで最大7.0%ポイント還元(※Vポイントアッププログラム利用時)という大きな特典があります。
一方で、dカードはドコモユーザーに特におすすめです。dカードお支払い割を使えば、対象の料金プランで毎月187円(税込)、年間最大2,244円の割引が受けられます。
さらに、携帯料金の支払いでdポイントも1.0%還元されるため、割引とポイントの両取りが可能。d払いとの連携や特約店での利用でもポイントが貯まりやすく、日常使いでもおトクです。
つまり、シーンに応じて2枚を上手に使い分ければ、それぞれのポイント制度を最大限活用可能です。無理に1枚に絞るより、自分の生活スタイルに合わせて特典を活かせる場面でそれぞれ使う発想が、これからのスマートなカード活用法と言えるでしょう。
三井住友カードとdカードの口コミ・評判
実際に使っている人の声は、公式情報では見えないリアルな判断材料になります。この章では、三井住友カード(NL)とdカードに関する口コミや評判をピックアップし、それぞれのメリット・デメリットを整理しています。「本当に使いやすいのはどっち?」と悩んでいる方は、実体験ベースの声からヒントを得るのがおすすめです。
三井住友カード(NL)の口コミ・評判まとめ
三井住友カード(NL)は、セキュリティ性の高いナンバーレスデザインと、特定店舗での高いポイント還元率が評価されています。カード番号が券面に記載されていないため、情報漏洩のリスクが低減されます。また、セブン-イレブンやローソン、マクドナルドなどの対象店舗でスマホのタッチ決済を利用すると、最大7.0%のポイント還元を受けることが可能です。
口コミでは、「コンビニでの利用が多いのでポイントが貯まりやすい」「ナンバーレスで安心して使える」といった声が多く見られます。一方で、「通常還元率が0.5%と低め」「カード番号の確認がアプリ経由で手間」といった意見もあります。また、ショッピング補償が付帯していない点をデメリットと感じるユーザーも少なくありません。
日常的に対象店舗を利用する方や、セキュリティを重視する方には、三井住友カード(NL)は適した選択肢と言えるでしょう。
dカードの口コミ・評判まとめ
dカードは、ドコモユーザーやdポイントを積極的に活用したい方にとって、ポイントが貯まりやすく使い勝手の良いカードです。ドコモの携帯料金やドコモ光の支払いでポイントが貯まり、d払いとの連携でさらにポイントの二重取りが可能です。
また、ローソンのお試し引換券など、ポイントの使い道も多岐にわたります。ユーザーからは、「dポイントが貯まりやすく、使い道も豊富」「ドコモのサービスと連携してお得」といった肯定的な意見が多い傾向です。一方で、「カードの発行までに時間がかかる」「サポート体制に不満がある」といった声もあります。また、ポイントの付与や利用方法が分かりにくいと感じるユーザーもいるようです。
ドコモのサービスを利用している方や、dポイントを効率的に貯めて活用したい方には、dカードは非常に有用な選択肢となります。
三井住友カードとdカード以外のおすすめカード3選
三井住友カードやdカード以外にも、優秀な年会費無料カードは多数あります。この章では、ポイント還元率や使い勝手で評判の高い3枚を厳選し、それぞれの強みをわかりやすく解説します。自分に合う別の選択肢も知りたいという方は、ここを読めば納得の1枚が見つかるでしょう。
リクルートカード

リクルートカードの基本還元率はなんと1.2%と高還元。リクルートのサービス利用でリクルートポイントが最大4.2%還元されます。リクルートポイントはPontaポイントやdポイントにも交換可能です。
カード名 | リクルートカード |
---|---|
国際ブランド | JCB・Visa・Mastercard®︎ |
発行会社 | リクルート |
年会費 | 無料 |
ポイントの種類 | リクルートポイント |
ポイント還元率 | 1.2〜4.2% |
ポイント付与レート | 毎月の利用金額合計の1.2%付与 |
ポイント交換レート | 1pt=1円 |
ポイント有効期限 | 1年 |
交換可能マイル | JAL |
ポイントアップ店舗 | じゃらん/HOT PEPPER など |
電子マネー | - |
スマホ決済 | Apple Pay/Google Pay |
入会資格 | 18歳以上で安定した収入がある方(高校生不可) |
ETCカード発行 | 発行料・年会費無料 |
家族カード発行 | 年会費無料 |
空港ラウンジ | - |
プライオリティ・パス | - |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 |
国内旅行保険 | 最高1,000万円 |
ショッピング保険 | 最高年間200万円 |
その他の付帯サービス | 紛失・盗難補償 など |
リクルートカードは、高いポイント還元を重視したい方にとって非常に魅力的なカードです。なぜなら、年会費が永年無料でありながら、常時1.2%という高水準の還元率を維持しているためです。また、じゃらんやホットペッパーといったリクルート系サービスを利用すれば、最大4.2%まで還元率がアップします。
ただし、ETCカードの発行手数料がかかる点は注意が必要です(JCBブランドなら無料)。
とはいえ、日常の買い物でも、特定サービスでも効率的にポイントが貯まるので、出費が多い人ほど恩恵を感じやすいカードです。コストパフォーマンスを重視するユーザーにおすすめできる、汎用性の高いカードと言えるでしょう。
楽天カード

楽天カードの基本ポイント還元率は1.0%で、SPUではポイント還元率が最大18倍に。楽天経済圏のサービスを利用している人には特におすすめのクレジットカードです。
カード名 | 楽天カード |
---|---|
国際ブランド | Visa・MasterCard®︎・JCB・American Express |
発行会社 | 楽天カード株式会社 |
年会費 | 無料 |
ポイントの種類 | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 1.0%~18.0% |
ポイント付与レート | 100円=1pt |
ポイント交換レート | 1pt=1円相当 |
ポイント有効期限 | 1年 |
交換可能マイル | JAL/ANA |
ポイントアップ店舗 | 楽天市場/楽天トラベル/楽天証券 など |
電子マネー | 楽天Edy |
スマホ決済 | Apple Pay/Google Pay |
入会資格 | 18歳以上で安定した収入がある方(高校生不可) |
ETCカード発行 | 初回年会費:550円(税込) |
家族カード発行 | 年会費無料 |
空港ラウンジ | 利用可能 |
プライオリティ・パス | - |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 |
国内旅行保険 | - |
ショッピング保険 | - |
その他の付帯サービス | プレミアムプログラム/紛失・盗難補償 など |
楽天カードは、楽天市場や楽天グループのサービスをよく使う方にとって非常に使い勝手の良いカードです。通常1.0%の還元率を持ちながら、楽天市場での買い物時には最大3倍に還元率が上がるため、ネットショッピングが中心の生活をしている人に適しています。
一方で、楽天市場以外の店舗では特典がやや少ないため、普段の買い物が楽天中心でない人には向いていない場合もあります。
とはいえ、貯まった楽天ポイントは、ショッピングや旅行、携帯料金の支払いなどさまざまな用途に使うことができます。
ポイントを貯めやすく、使いやすい点が最大の強みであり、総合的に見て、楽天ユーザーには非常に相性が良いカードです。
エポスカード

年会費無料で特に海外旅行初心者に人気です。最長90日間の海外旅行傷害保険が付帯し(利用付帯)、ケガや病気の治療費を最大200~270万円までカバー。海外旅行時には日本語サポートデスクや緊急医療サービスも利用でき、年会費無料カードとしてコストパフォーマンスが非常に高いです。
カード名 | エポスカード(一般) |
---|---|
国際ブランド | Visa |
発行会社 | 株式会社エポスカード(丸井グループ) |
年会費 | 無料 |
ポイントの種類 | エポスポイント |
ポイント還元率 | 0.5%(200円=1ポイント) |
ポイント付与レート | 200円=1ポイント |
ポイント交換レート | 1ポイント=1円相当 ANAマイルへ2ポイント=1マイルに交換可 |
ポイント有効期限 | 2年間 |
交換可能マイル | ANAマイル(2ポイント=1マイル) |
ポイントアップ店舗 | マルイでの優待セール時ポイント5倍相当(10%割引) 提携飲食・レジャー施設でポイント2~5倍 |
電子マネー | - |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
入会資格 | 満18歳以上(高校生除く) |
ETCカード発行 | あり(年会費無料) |
家族カード発行 | なし(エポスは本人カードのみ) |
空港ラウンジ | なし(ゴールド以上で利用可) |
プライオリティ・パス | なし(ゴールド以上で取得可) |
海外旅行保険 | 利用付帯(傷害死亡・後遺障害 最高3000万円、傷害治療200万円、疾病治療270万円、賠償責任3,000万円など) |
国内旅行保険 | なし |
ショッピング保険 | なし |
その他の付帯サービス | 海外緊急医療アシスタンスサービス(キャッシュレス診療等)。エポスVisa優待(ハワイラウンジ利用や現地割引)。提携店舗での優待割引(飲食店やカラオケ店などで提示割引)。利用額に応じてエポスゴールドカードへのインビテーション(招待)あり。 |
エポスカードは、旅行や外食の機会が多い方にとって便利な特典が揃っているカードです。特に注目すべきは、年会費無料でありながら海外旅行傷害保険が自動付帯されている点です。さらに、全国1万店舗以上の提携先で優待や割引を受けられるため、ショッピングやレジャーをお得に楽しめます。
ただし、ポイント還元率は0.5%と低めなので、ポイントを貯める目的で使うにはやや弱く感じられるかもしれません。
とはいえ、特典の豊富さに加え、マルイでの利用者にはポイントアップの機会も多く、学生や若年層にも人気があります。
特典重視でカードを選びたい方にとって、日常を豊かにする選択肢としておすすめできるカードです。
三井住友カードとdカードに関するよくある質問
三井住友カードとdカードはどちらも人気がありますが、それぞれに異なる特徴があります。特にセキュリティ、スマホ決済の使いやすさ、申し込みの手軽さ、そしてゴールドカードへの切り替え条件などは多くの人が気になるポイントです。この章を読めば、自分に合ったカード選びの答えが見つかります。
セキュリティ面で安心なのはどっち?
クレジットカードを選ぶときに大事なのがセキュリティの強さです。特にネットショッピングやスマホ決済が増えた今、カードの安全性は欠かせないポイントです。結論から言うと、三井住友カード(NL)はdカードよりもセキュリティ面で一歩リードしています。
その理由は、カード番号や有効期限がカード券面に印字されていないナンバーレス仕様だからです。これにより、たとえ落としたり盗まれたりしても、不正利用されるリスクがぐんと下がります。また、Vpassアプリによる不正検知アラートも充実しているため安心です。
もちろん、dカードもドコモ回線との連携による本人確認や不正検知機能は備えていますが、券面情報の保護という点ではやや見劣りします。安心して使えるカードを選ぶなら、ナンバーレス仕様で管理アプリも優秀な三井住友カード(NL)が安心です。
Apple PayやGoogle Payには対応してる?
スマホで簡単に支払えるApple PayやGoogle Payの対応状況もカード選びの重要なポイントです。どちらのカードも対応していますが、細かな違いがあります。結論としては、普段からスマホ決済をよく使う人には、dカードの方がやや便利といえます。dカードはiDとの連携が非常にスムーズで、iPhoneでもAndroidでもすぐに使い始めることが可能です。また、ドコモユーザーならd払いとの連携も強力で、ポイントも貯まりやすくなります。
一方、三井住友カード(NL)もApple Pay・Google Payに対応しており、VisaタッチやiDも使えるので安心です。ただし、端末やカードブランドによっては一部機能が制限されることもあります。スマホ決済の快適さを重視するなら、iDとd払いの親和性が高いdカードがやや優位でしょう。
どっちが申し込みしやすい?
忙しい毎日を送る中で、クレジットカードの申し込み手続きがスムーズかどうかも気になりますよね。実際にどちらもオンラインで完結できますが、即時発行のスピード感を求めるなら三井住友カード(NL)がおすすめです。三井住友カードは最短5分でカード番号発行と公式サイトでもうたっており、申し込んですぐにネットショッピングで使えるのが魅力です(※利用には条件あり)。
一方、dカードもWeb申し込みは簡単で、dアカウントがあれば基本情報の入力も短時間で済みますが、カード番号が発行されるまでに少し時間がかかるケースもあります。スピーディーに使い始めたい人には、申し込みから即発行まで対応している三井住友カード(NL)が便利です。
無料でゴールドカードに変えられますか?
「カードのステータスを上げたいけど、年会費は抑えたい。」という願いをかなえてくれるのが無料でゴールドカードにできる仕組みです。この点で有利なのは、三井住友カード(NL)です。三井住友カード(NL)には三井住友カード ゴールド(NL)という上位カードがあり、年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が永年無料になります。また、通常のゴールドカードと同等の特典が使えるのも大きな魅力です。
なお、三井住友カード(NL)や三井住友カード ゴールド(NL)で年間100万円を利用することによる特典については、以下の記事で詳しく解説しています。気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
▶︎三井住友カード ゴールド(NL)の100万円修行とは?対象となる利用や達成のポイントを解説
dカードにもdカード GOLDがありますが、こちらは年会費11,000円(税込)が必ずかかるため、無料にする制度はありません。コストを抑えつつ、将来的にゴールドカードにしたい人には、利用額に応じて年会費無料になる三井住友カード(NL)が適しています。
クレカ歴16年、222枚のクレカ所有。創業2年で累計7,142枚のクレカ発行の実績あり。YouTubeチャンネル開設1年7カ月でチャンネル登録者数10万人突破。現在クレカ総フォロワー47万人と金融系配信者ではトップクラスの実績を誇る。