JAL Life Statusプログラムの条件を解説!マイレージステイタスとの違いやJGC入会方法も紹介

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JAL Life Statusプログラムは、生涯積算ポイントによってJAL会員のグレードが上がっていく仕組みのことです。従来のFLY ONプログラムとは違い、継続的に搭乗実績を積まなくてもステイタスを上げられます。

とはいえ、ポイントの貯め方には条件があり、グレードによって得られる特典も異なるため、「JAL Life Statusプログラムでグレードが上がる条件を知りたい」「各グレードの特典を知りたい」といった方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、JAL Life Statusプログラムの概要とグレードアップの条件、JALグローバルクラブ(JGC)会員の特典内容などについて解説します。JALグローバルクラブ(JGC)会員入りを目指している人は、ぜひ参考にしてみてください。

  1. JAL Life Statusプログラムとは?
    1. JALマイレージステイタスとの違い
    2. これまでのFLY ONプログラムとの違い
    3. なぜ生涯ポイント制が導入されたのか
  2. JAL Life Statusポイント(LSP)の貯め方
    1. 国内線・国際線フライトで貯める
    2. JALカードやJAL Payで貯める
    3. JAL Mallやオンラインサービスで貯める
    4. ふるさと納税やJALでんきで貯める
    5. 株主優待で貯める
    6. 提携ツアーやホテル利用で貯める
  3. Starグレードとは?6段階の制度と必要ポイント数
    1. JMB eliteで必要なLife Statusポイントと特典
    2. JMB elite plusで必要なLife Statusポイントと特典
    3. JGC Three Starで必要なLife Statusポイントと特典
    4. JGC Four Starで必要なLife Statusポイントと特典
    5. JGC Five Starで必要なLife Statusポイントと特典
    6. JGC Six Starで必要なLife Statusポイントと特典
  4. JGC(JALグローバルクラブ)入会条件の変更点
    1. 旧制度のJGC入会ルール
    2. 新制度ではLife Statusポイント1,500が基準に
    3. 現在のJGC会員はどうなる?
  5. JALカードのおすすめ2選
    1. JALカード プラチナ
    2. JALカード CLUB-Aゴールドカード
  6. JALカード以外におすすめのクレジットカード3選
    1. 三井住友カード(NL)
    2. 楽天プレミアムカード
    3. エポスゴールドカード
  7. JAL Life Statusプログラムに関するよくある質問
    1. JALステイタス条件は?どのくらいポイントを貯めれば上がる?
    2. JALマイレージステイタスとJAL Life Statusプログラムの違いは?
    3. 搭乗しなくてもJGCになれるって本当?
    4. JALカードはどの種類が有利?CLUB-A以上?
    5. 今のJGC会員はどうなる?家族への継承は?
    6. Starグレードって途中で下がることあるの?

JAL Life Statusプログラムとは?

JAL Life Statusプログラムは、従来のステイタス制度とは異なる生涯積算型の新サービスです。なぜ導入されたのか、JALマイレージステイタスやFLY ONプログラムとの違いを押さえることで、仕組みや価値を正しく理解できます。この章を読めば新制度の全体像と目的がスッキリわかります。

JALマイレージステイタスとの違い

JAL Life Statusプログラムは、JALマイレージステイタスとは目的や仕組みが大きく異なります。JALマイレージステイタスは、1年間の搭乗実績に応じてFLY ONポイントなどをもとにランクが決まります。一方、Life Statusは生涯積算ポイントによってステイタスが判定される制度です。

つまり、毎年ステイタスを更新する必要があるマイレージ制度に対し、Life Statusは長期的な利用を評価する設計になっています。これにより、頻繁に乗らない人でもコツコツ貯めれば上位ステイタスに到達できるというメリットがあります。従来のエリート向け制度と比べ、より多くの人が参加しやすくなる点が最大の違いです。

これまでのFLY ONプログラムとの違い

FLY ONプログラムは、毎年のフライト回数やFLY ONポイントを基準にステイタスを判断するもので、継続的に搭乗実績を積まないとステイタスを維持できない仕組みでした。しかし、JAL Life Statusプログラムは累計ポイントで評価されるため、一度得たポイントが失われることはありません。

そのため、仕事やライフスタイルの変化で頻繁に飛行機に乗れない時期があっても、以前の努力が無駄にならないという安心感があります。頑張った分がずっと残る制度へ変わったのが大きな違いです。

なぜ生涯ポイント制が導入されたのか

JALが生涯ポイント制(Life Status制度)を導入した背景には、航空利用だけでなく、JALカードやJALショッピングといった日常生活におけるサービスの利用者が増えてきたことがあります。こうした状況を受けて、JALグループは、飛行機に頻繁に乗る人だけでなく、日常的にJALサービスを利用している人にもメリットを感じてもらえるような新たなプログラムとして、生涯ポイント制を導入しました。

この制度により、年ごとの搭乗実績だけでなく、JALとの長期的な関わり全体が評価されるようになり、利用者にとって継続的なやりがいや満足感を得られる仕組みとなっています。

JAL Life Statusポイント(LSP)の貯め方

JAL Life Statusポイント(LSP)は、飛行機の搭乗だけでなく日常生活でも効率よく貯められます。その理由は、フライトやカード決済、ふるさと納税や株主優待など多様な連携サービスが用意されているからです。この章を読めば、自分に合った貯め方が見つかり、Starグレード達成もぐっと近づきます。

国内線・国際線フライトで貯める

JAL Life Statusポイント(LSP)は、JAL便に搭乗することで効率よく貯められます。中でも国内線・国際線のフライトは、移動そのものがポイント獲得のチャンスになります。ポイント数は搭乗区間・運賃種別・JALマイレージバンク(JMB)ステイタスなどによって異なり、長距離や高い運賃ほど多く貯まる仕組みです。

LSPは、JALマイルとは別に加算されるため、マイルを貯めながらステイタスも積み上げられるのが魅力です。出張や旅行などでJALをよく利用する人にとっては、最も効率的な貯め方といえます。JAL公式サイトでもLSPの加算例が紹介されているので、自分の搭乗プランでどのくらい貯まるか確認しておくとよいでしょう

JALカードやJAL Payで貯める

JAL Life Statusポイントは、日常の支払いでもコツコツ貯められます。特にJALカードやJAL Payを使った決済では、利用金額に応じてLSPが加算される仕組みになっています。例えばJALカード(CLUB-A以上)でのショッピングや航空券購入、JAL Payでのスマホ決済により、無理なくポイントを貯めることが可能です。

これは、飛行機に頻繁に乗れない人でも、買い物を通じてステイタスを積み上げられるという点で画期的です。また、カードランクによってLSPの加算率も異なるため、自分の生活スタイルに合ったカード選びが重要になります。旅行だけでなく、普段の買い物でも、JALらしさを感じられるのがこの方法の魅力です。

JAL Mallやオンラインサービスで貯める

オンラインショッピングを通じてLSPを貯めたいなら、JAL Mallの活用がおすすめです。JAL Mallは、JALが運営するポイントモールで、楽天やYahoo!ショッピングなど大手サイトと提携しています。ここを経由してネット通販をするだけで、JALマイルと同時にLife Statusポイントも獲得可能です。

また、JALの公式オンラインストアや、e JALポイントの利用でもLSPが貯まるケースがあります。普段の買い物がそのままステイタスアップにつながるので、無理せず継続できるのが大きな利点です。特別なことをせずに、いつもの買い物でポイントが貯まるという手軽さが、JAL Life Status制度の新しさを象徴しています。

ふるさと納税やJALでんきで貯める

JAL Life Statusポイントは、日常生活に関わるサービスを通じても着実に貯められます。たとえば、JALふるさと納税を利用すると、納税額に応じてLSPが加算されます。さらにJALでんきなどの生活インフラサービスを契約すると、毎月自動でLSPが貯まる仕組みです。これらは特に飛行機に乗る機会が少ない人にとって、非常に有効なポイント獲得手段といえるでしょう。

納税や電気契約といったいつもやっていることが、JALのステイタス向上にもつながるのは大きな魅力です。JALの提供する生活サービスを上手に組み合わせれば、コツコツ型のユーザーでも高ステイタスを狙えます。

株主優待で貯める

ALの株主になり、株主優待を利用することでもLSPを貯めることが可能です。JALでは、保有株数に応じて優待券がもらえ、それを使って搭乗すると、Life Statusポイントが付与される仕組みになっています。通常よりも割引価格で航空券を購入しながらポイントが貯まるため、コストパフォーマンスも高い手段といえるでしょう。

提携ツアーやホテル利用で貯める

JALと提携しているツアーやホテルの利用でも、LSPを効率的に貯められます。たとえばJALパックなどの航空券付きツアーや、JAL提携ホテルに宿泊することで、旅行そのものがポイント加算の対象になります。

家族旅行やレジャー出張など、目的がさまざまでもしっかりポイントに反映されるのがうれしい点です。また、提携施設は全国に多数あるため、日常的な出張や宿泊でも活用しやすいのが特徴といえます。旅行好きの方にとっては、楽しみながらJALとのつながりを強められる最適な方法といえるでしょう。

Starグレードとは?6段階の制度と必要ポイント数

Starグレード 必要Life Status ポイント(LSP) 主な呼称 代表的な特典
250 pt〜 JMB elite サクララウンジeクーポン年2回/マイル有効期限60か月等
★★ 500 pt〜 JMB elite plus サクララウンジeクーポン年6回/マイル有効期限60か月等
★★★ 1,500 pt〜 JGC Three Star 会員専用予約デスク/優先キャンセル待ち など
★★★★ 3,000 pt〜 JGC Four Star 上記+マイル無期限化/空港優先サービス拡充 など
★★★★★ 6,000 pt〜 JGC Five Star 上記+限定バッゲージタッグ/家族招待特典 など
★★★★★★ 12,000 pt〜 JGC Six Star 上記+ダイヤモンド・プレミアラウンジ利用/家族ラウンジ同行無制限 など

JAL Life Statusプログラムでは、累計ポイントに応じてStarグレードが6段階に分かれています。それぞれに必要なLife Statusポイント数と特典内容が定められており、長くJALを利用するほど特典も充実していきます。この章を読めば、自分がどのグレードを目指すべきか、そのために必要な行動も明確になります。

JMB eliteで必要なLife Statusポイントと特典

JMB eliteは、Life Status制度の中で最初に達成できるStarグレードです。必要なLife Statusポイントは250ポイントと低めに設定されており、JAL初心者でも手が届きやすいのが特徴です。このグレードでは、JALタッチ&ゴーサービスの事前登録や、JAL Mallでの特別キャンペーンに参加できるなど、小さな特典が用意されています。

まだJGC(JALグローバルクラブ)には届かないものの、JALを継続的に利用する意思が評価される最初のステップといえるでしょう。日常の買い物やたまの旅行でも自然と貯まるため、無理せず楽しみながら目指すのにぴったりです。

JMB elite plusで必要なLife Statusポイントと特典

JMB elite plusは、Life Statusポイント500で到達する2つ目のステージです。このランクに達すると、国内線・国際線での座席指定の幅が広がるほか、一部空港サービスの優遇などが受けられるようになります。ポイントの貯め方次第では、数回のフライトとJALカードの活用で到達可能な範囲にあるのも魅力です。

JMB eliteとの違いは、サービス面の快適さが格段にアップすることです。特典内容の実用性が一気に増します。JALユーザーとしてのステップアップを実感できるランクであり、ちょっと良いサービスを受けたいという人にぴったりです。

JGC Three Starで必要なLife Statusポイントと特典

JGC Three Starは、Life Statusポイント1,500で到達するグレードで、ここからJGC(JALグローバルクラブ)メンバーに正式に加わることができます。このステージでは、JALサクララウンジの利用や優先チェックイン、手荷物優先など、空の旅が一気に快適になる特典が充実します。

特に搭乗回数にかかわらず、長年コツコツJALを使ってきた人でもJGCに入会できるのは、Life Status制度ならではの魅力です。従来のFLY ONプログラムでは毎年の搭乗実績が必要でしたが、これによりライフスタイルが変わっても目指せる公平な仕組みとなりました。JGC Three Starは、JALの優遇が本格的に始まる起点と言えるグレードです。

JGC Four Starで必要なLife Statusポイントと特典

JGC Four Starに到達するには、Life Statusポイントが3,000必要です。このグレードでは、JGC Three Starの特典に加えて、国際線のチェックインカウンターでのさらなる優遇や、手荷物の優先タグ、空席待ちの優先度向上など、上級サービスが強化されます。旅行のたびにストレスの少ない移動が実感できるようになり、特に海外出張や長距離フライトの多い人にとっては大きなメリットです。

JGC会員の中でも、常連中の常連として認識されるようなグレードであり、JALからの信頼の証ともいえます。本格的にJALユーザーとして認められる階層に入る感覚が得られるでしょう。

JGC Five Starで必要なLife Statusポイントと特典

JGC Five Starは、Life Statusポイント6,000で達成できる、非常にハイレベルなグレードです。このランクになると、ラウンジの優先利用、手荷物の優遇、専用カウンター利用などのサービスがさらに厚くなり、空港での扱いも一段と特別になります。また、JAL公式のアナウンスではこのクラス以上の会員向けに限定イベントや特別なプロモーションも案内されることがあり、プレミアム感は抜群です。

ここまでくると、移動手段としての飛行機ではなく、快適でラグジュアリーな時間の体験としてのフライト価値が高まります。ビジネストラベラーやJALフリークの憧れとも言えるステージです。

JGC Six Starで必要なLife Statusポイントと特典

JGC Six Starは、Life Statusポイント12,000以上が必要な最上位グレードで、JALが認める超優良顧客の証です。このステージでは、JALファーストクラスラウンジの利用や、特別なプレゼント・キャンペーンへの招待、JALとのパートナー関係を感じさせる特典が多数用意されます。

Six Starは一朝一夕で到達できるものではなく、JALとの長い付き合いと信頼の積み重ねが求められます。それだけに、ステイタスの持つ重みと誇りは格別です。旅の質を究極まで追求する方や、JALに人生を重ねてきた人にとって、このグレードはまさに到達点言える存在です。

JGC(JALグローバルクラブ)入会条件の変更点

JGC(JALグローバルクラブ)の入会条件は、Life Status制度の導入により大きく変わりました。これまでの年間搭乗実績による条件から、累積型ポイント制へとシフトしたことで、多様なユーザーが入会しやすくなっています。この章を読めば、新旧の違いや、現在の会員への影響も理解できます。

旧制度のJGC入会ルール

JGC(JALグローバルクラブ)の旧制度では、FLY ONポイントや搭乗回数が入会条件の中心でした。具体的には、1年間でFLY ONポイントを50,000以上獲得、または50回以上搭乗し、かつJALカードを所有していることが必要だったのです。この制度は、ビジネス出張などで頻繁にJALを利用する人に有利で、一度でも利用頻度が落ちるとJGCを目指すのが難しくなるのが難点でした。

そのため、継続的にJALを使っていても、年単位での変動に左右されやすいという不公平さも指摘されていました。従来のJGC制度は年内での実績を重視するルールだったため、コツコツ派や家族旅行中心のユーザーにとってはハードルが高かったのです。

新制度ではLife Statusポイント1,500が基準に

新制度では、JGC入会に必要なのは、Life Statusポイント(LSP)1,500の達成かつ特定のJALカードの保有と明確に定められました。これは年間の実績ではなく、過去の累積ポイントが対象です。搭乗以外でもJALカード決済やJALふるさと納税など、日常生活を通じてLSPを貯められる仕組みが整っており、JGCへの道がぐっと広がりました。

新制度の導入により、たくさん乗る人だけでなく、長く付き合う人も評価される柔軟なスタイルへと変化しています。JALによれば、この方針はロイヤルカスタマーとの関係性を重視したもので、今後のサービス強化にもつながるとしています。

現在のJGC会員はどうなる?

現在すでにJGCに加入している人は、新制度が導入された後もそのステイタスを維持できます。JALは、既存のJGC会員に対して、Life Statusポイントの確認やグレード適用の案内を行っており、自動的にStarグレードが割り当てられるケースもあります。つまり、これまでの努力が無駄になることはなく、むしろ今後の特典の拡充や優遇が期待できる状態です。

また、Life Status制度は継承制度にも関連するため、家族への引き継ぎなどを視野に入れている方にとっても重要な変更点です。今後もJGCメンバーは、JALの上位顧客として位置づけられ続けるため、特典内容やアップグレードの恩恵も十分に維持されます。制度移行に不安を感じる必要はなく、むしろメリットが増えたといえるでしょう。

JALカードのおすすめ2選

JALカードの中でも、JGC入会やLSP獲得に強い2枚を厳選しました。なぜこの2枚が特におすすめなのか、その理由と特徴をわかりやすく紹介します。ここを読めば、自分のライフスタイルに合った1枚がきっと見つかります。

JALカード プラチナ

クレカあるある運営者
クレカあるある運営者

JALカード プラチナは旅行傷害保険が最高1億円補償と非常に手厚く、空と陸のどちらでも特別待遇が受けられるハイクラスなカードです。頻繁にJAL便を利用する方や、快適な旅を求める方にとって、価格以上の価値がある一枚といえるでしょう。

カード名 JALカード プラチナ
国際ブランド JCB
発行会社 JALカード
年会費 34,100円(税込)
ポイントの種類 JALマイル
ポイント還元率 1.0%~2.0%
ポイント付与レート 100円で1マイル(1会計毎の利用額)
ポイント交換レート 1マイル=1円相当(e JALポイントなどに利用可能)
ポイント有効期限 積算日から36か月
交換可能マイル
ポイントアップ店舗 ファミリーマート(2倍)、大丸(2倍)、松坂屋(2倍)
電子マネー
スマホ決済 Google Pay
入会資格 20歳以上で、本人に安定した継続的な収入のある方(学生を除く)
ETCカード発行 年会費:無料
※発行手数料0円
家族カード発行 年会費:17,050円
※対象:生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)の方
※本会員が学生の場合は発行不可
空港ラウンジ 国内主要空港、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)、海外主要空港のラウンジが無料で利用可能
※海外主要空港を利用する場合、プライオリティ・パスの申請が必要
プライオリティ・パス 無料で利用可能
海外旅行保険 最高1億円
国内旅行保険 最高1億円
ショッピング保険 500万円
その他の付帯サービス 海外航空便遅延お見舞金制度:30,000円
JALカードゴルファー保険(賠償責任:1億円、傷害死亡:300万円、傷害後遺障害:9万円~300万円、入院日額:4,500円、通院日額:3,000円)

公式サイトへ

JAL Life Statusプログラムで最速でステイタスを上げたいなら、JALカード プラチナが最有力の1枚です。このカードは、JAL航空券の購入やツアー利用などで高いLSP(Life Statusポイント)加算率を誇り、日々の支払いでも効率的にポイントが貯まります。

特にフライト時のボーナスマイルが25%加算される仕組みは、他のカードと比べても非常に優秀です。さらに、世界の空港ラウンジが使えるプライオリティ・パスや専用コンシェルジュサービスなど、上質なサービスが付帯しており、旅の質も大きく変わります。

年会費は高めですが、その分LSPも貯まりやすく、JGC Three StarやFour Starを早く目指したい人には最適なカードです。JALとの付き合いが長くなるほど、このカードの本当の価値が実感できるでしょう。

JALカード CLUB-Aゴールドカード

クレカあるある運営者
クレカあるある運営者

JALマイルを効率よく貯めつつ、ゴールドサービスも享受できる一枚です。航空機利用で入会・毎年搭乗ボーナスやフライトマイル25%増しといった優遇があり、飛行機に乗るほど大量のマイルが獲得可能です。また国内主要空港とハワイ・ホノルルのラウンジが無料で使え、旅行保険も最高1億円補償と手厚いので、旅行時の安心感が違います。

カード名 JALカード CLUB‑Aゴールド
国際ブランド Visa、Mastercard®、JCB(American Expressも選択可)
発行会社 株式会社JALカード(提携:三菱UFJニコス等)
年会費 17,600円(税込)
ポイントの種類 JALマイル (ショッピングマイル)
ポイント還元率 1.0%(200円=2マイル、ショッピングマイル・プレミアム無料付帯で100円=1マイル)
ポイント付与レート 200円=2マイル(通常時。ショッピングマイルプレミアム適用済)
ポイント交換レート マイルを特典航空券等に1マイル=約1~3円相当で利用可能
WAONポイントへは10,000マイル=10,000WAONに交換可
ポイント有効期限 36か月
交換可能マイル JALマイル(直接積算のみ)
ポイントアップ店舗 JALカード特約店(100円=2マイル、通常の2倍)
JAL公式通販・機内販売等でマイル+α
電子マネー -
スマホ決済 Google Pay
入会資格 満20歳以上でご本人に安定収入のある方(学生を除く)
ETCカード発行 あり(年会費無料)
家族カード発行 あり(年会費8,800円)
空港ラウンジ 国内主要空港+ホノルル国際空港のラウンジが無料利用可
プライオリティ・パス なし
海外旅行保険 最高5,000万円(自動付帯)
国内旅行保険 最高5,000万円(自動付帯)
ショッピング保険 年間300万円まで補償(90日間)
その他の付帯サービス ショッピングマイル・プレミアムが年会費無料で付帯(常に100円=1マイル獲得)。搭乗ボーナスマイル(入会時5,000マイル、毎年初回搭乗2,000マイル、搭乗ごとにフライトマイル+25%)。JAL機内販売・空港免税店割引(10%)。手荷物宅配サービス優待(海外旅行帰国時、スーツケース1個500円で配送)。JALビジネスチェックインカウンター利用可。

公式サイトへ

JAL CLUB-Aゴールドカードは、年会費と特典内容のバランスに優れた、JAL Life Statusプログラム向けの実力派カードです。年会費は17,600円(税込)と比較的手が届きやすく、それでいてフライト時には25%のボーナスマイルが加算され、LSPも効率的に貯まるのが特徴です。

さらに、JAL特約店での支払いでもLSPの加算率がアップするため、日常の買い物でも着実にステイタスアップを狙えます。空港ラウンジの利用や旅行保険などの付帯サービスも充実しており、飛行機に乗る回数がそこまで多くなくても、JMB eliteやJGC Three Starの達成が現実的になります。

特に、まずは堅実にJGCを目指したい、生活費でコツコツLSPを貯めたいという方にとっては、このカードが理想的なスタート地点となるでしょう。

JALカード以外におすすめのクレジットカード3選

JALカード以外にも、マイル交換や年会費無料などの魅力を持つクレジットカードがあります。旅行好きやポイントを無駄なく使いたい人にとっては、別のカードの方が合っている場合もあります。ここを読めば、JALカード以外の選択肢とその特徴を比較し、自分に最適な1枚が見つかるでしょう。

三井住友カード(NL)

クレカあるある運営者
クレカあるある運営者
三井住友カード(NL)は、カード番号の記載がないナンバーレス仕様で、セキュリティ性が高いのが特長です。スマホでの管理が可能で、紛失時も安心。対象のコンビニ・飲食店で最大ポイント7%還元※されるため、日常使いにも優れた一枚です。
カード名 三井住友カード(NL)
国際ブランド Visa、Mastercard®
発行会社 三井住友カード株式会社
年会費 無料
ポイントの種類 Vポイント
ポイント還元率 0.5%~7%※
ポイント付与レート 200円で1ポイント
ポイント交換レート 1ポイント=1円相当
ポイント有効期限 ポイントの最終変動日(貯める・使う・交換する)から1年間(自動延長あり)
交換可能マイル ANAマイルへの交換可
ポイントアップ店舗 対象のコンビニ・飲食店等
電子マネー -
スマホ決済 Apple Pay/Google Pay
入会資格 18歳以上(高校生を除く)
ETCカード発行 発行可(年会費550円、年1回以上利用で翌年無料)
家族カード発行 発行可(年会費無料)
空港ラウンジ なし
プライオリティ・パス なし
海外旅行保険 最高2,000万円(利用付帯)
国内旅行保険 なし
ショッピング保険 なし
その他の付帯サービス SBI証券口座を開設して本カードでクレカ積立をすると0.5%ポイント付与
学生なら対象のサブスクや携帯料金の支払いで最大10%ポイント還元※
家族ポイントで最大+5%のポイント還元


公式サイトへ

※ご入会には、ご連絡が可能な電話番号をご用意ください。
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。

三井住友カード(NL)は、コスパ重視かつセキュリティにも配慮した万能型のクレジットカードです。最大の魅力は、特定のコンビニ・飲食店での還元率が最大7%にもなる点です。これらの高還元ポイントをVポイントとして貯め、ANAマイルに交換することができます。

直接JALのLSPを貯めることはできませんが、日常使いの効率性と安全性の高さからJALカードをサブカードとして使う人のメインカードとして非常に優秀です。また、カード番号が記載されていないナンバーレス仕様で、スマホアプリ管理にも対応しており、使い勝手も抜群といえます。マイルにこだわらず、ポイントも活用してお得に旅を楽しみたい人におすすめの1枚です。

楽天プレミアムカード

クレカあるある運営者
クレカあるある運営者

楽天経済圏と旅行の両方でメリットが大きいプレミアムカードです。通常1%の高還元に加え、楽天市場で+2%のポイントアップ(SPU)や誕生月にはポイント3倍になる特典があります。最大の魅力はプライオリティ・パスが無料付帯する点で、世界中の空港ラウンジを追加料金なしで何度でも利用できます。海外旅行傷害保険も自動付帯で最高5,000万円補償と手厚い点も安心。

カード名 楽天プレミアムカード
国際ブランド Visa、Mastercard®、JCB、American Express
発行会社 楽天カード株式会社
年会費 11,000円(税込)
ポイントの種類 楽天ポイント
ポイント還元率 1.0~3.0%
楽天市場利用時は+2%(SPU特典)
ポイント付与レート 100円=1ポイント(通常)
楽天市場でのカード利用は+1ポイント(合計100円=2ポイント、SPUにより更に+1で計3倍)
ポイント交換レート 1ポイント=1円相当で楽天グループにて利用可
ポイント有効期限 最終利用から1年間(期間内利用で延長。実質無期限)
交換可能マイル ANAマイル/JALマイル(2ポイント=1マイル)
ポイントアップ店舗 楽天市場でポイント最大3倍(SPU特典、通常分含む)
電子マネー 楽天Edy
スマホ決済 Apple Pay、Google Pay
入会資格 満18歳以上で日本在住の安定収入がある方(学生を除く)
ETCカード発行 あり(年会費無料)
家族カード発行 あり(年会費:550円)
空港ラウンジ 国内主要空港ラウンジおよびハワイ・韓国のラウンジ無料利用可
プライオリティ・パス 年間5回まで利用無料で可能(6回目以降US35$/1回)
海外旅行保険 最高5,000万円(自動付帯)
国内旅行保険 最高5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険 年間300万円まで補償
その他の付帯サービス 楽天市場・楽天トラベル・楽天ブックスなど選べる「楽天プレミアムカード限定サービス」(楽天市場コース等)でポイントアップやクーポン特典。

公式サイトへ

楽天プレミアムカードは、旅行好きに特化した高機能カードです。特に注目すべきは、プライオリティ・パスが無料で付帯する点です。世界中の空港ラウンジが使える特典は、JALの上級ステイタスに匹敵する快適さを提供してくれます。さらに、楽天市場でのポイント還元率も高く、貯まった楽天ポイントをANAマイルに交換できるため、間接的にマイル活用もできます。

年会費は11,000円(税込)とやや高めですが、旅行保険や空港手荷物宅配サービスなどの付加価値を考えるとコスパは良好です。JALマイルに縛られず、世界中を自由に旅したいという人には、強くおすすめできる1枚です。

エポスゴールドカード

クレカあるある運営者
クレカあるある運営者
エポスゴールドカードは年会費無料でも持てる高コスパの優良カードです。年間利用額に応じて最大1万円相当のボーナスポイントもあり、選べるポイントアップショップも充実しています。
カード名 エポスゴールドカード
国際ブランド Visa
発行会社 株式会社エポスカード
年会費 通常5,000円(税込)
※年間50万円以上利用で永年無料
ポイントの種類 エポスポイント
ポイント還元率 0.5%〜1.5%
ポイント付与レート 200円ごとに1ポイント
ポイント交換レート 1ポイント=1円相当
ポイント有効期限 無期限
交換可能マイル ANAマイル(1ポイント=0.5マイル)
ポイントアップ店舗 マルイ、Amazon、楽天市場など選択可能
電子マネー なし
スマホ決済 Apple Pay、Google Pay
入会資格 高校生を除く18歳以上
ETCカード発行 無料
家族カード発行 不可(家族にゴールド招待あり)
空港ラウンジ 国内主要空港・ハワイの一部ラウンジが利用可能
プライオリティ・パス なし
海外旅行保険 最大5,000万円(自動付帯)
国内旅行保険 なし
ショッピング保険 なし
その他の付帯サービス 年間ボーナスポイント、選べるポイントアップショップ、ゴールド招待制度


公式サイトへ

エポスゴールドカードは、年会費無料で持てるゴールドカードとして高い評価を受けています(年間50万円以上の利用で翌年以降無料)。このカードの強みはポイントアップショップ制度です。自分のよく使う3つの店舗を登録すれば、ポイントが常時最大3倍になります。また、エポスポイントはANAマイルへ移行可能で、日常の支出からマイルを貯める手段としても機能します。

JALのLSP自体は貯まりませんが、旅行保険や空港ラウンジ(国内一部)利用などもカバーされており、旅慣れた人にもおすすめです。特に、コストを抑えつつ堅実にマイルや特典を積み上げたい人には、理想的なバランスのカードといえるでしょう。

JAL Life Statusプログラムに関するよくある質問

JAL Life Statusプログラムは新制度のため、仕組みや条件について疑問を持つ方が少なくありません。制度の違いやポイント数、JGCとの関係、カードの選び方などを理解することで、自分に合った貯め方やステイタス戦略が見えてきます。この章では、よくある疑問にひとつずつ丁寧に答えていきますので、不安やモヤモヤをスッキリ解消できます。

JALステイタス条件は?どのくらいポイントを貯めれば上がる?

JAL Life Statusプログラムでは、累計のLife Statusポイント(LSP)数に応じて、6段階のStarグレードが決まります。最初のJMB eliteは、250ポイントで到達でき、その後はJMB elite plus(500pt)、JGC Three Star(1,500pt)とステップアップしていきます。

最高ランクのJGC Six Starは、12,000ポイントが必要とされており、長期的なJALとの関係性が評価される仕組みです。この条件は年ごとの実績ではなく、これまでの利用累計で判定されるため、急がずコツコツでもステイタスアップができます。あとどれくらいで次のグレードかという目安が明確なので、モチベーションを保ちながら計画的に貯められるのも魅力です。

JALマイレージステイタスとJAL Life Statusプログラムの違いは?

JALマイレージステイタスとLife Statusプログラムの最大の違いは、評価の基準が累計か年間かという点です。前者は1年間のFLY ONポイントや搭乗回数を基準にした期間限定のステイタスです。一方、Life Statusは生涯を通じて貯まるポイントに応じてランクが上がる制度となっています。

つまり、年ごとにステイタスがリセットされるJALマイレージステイタスと違い、Life Statusプログラムでは過去の実績がずっと反映され続けます。この新制度は、たくさん乗る人だけでなく、長く付き合う人を評価するのが特徴で、より公平性の高い仕組みといえるでしょう。

搭乗しなくてもJGCになれるって本当?

JAL Life Statusプログラムの導入により、搭乗なしでもJGCを目指すことが可能になりました。従来の制度では毎年多くのフライトに乗る必要がありましたが、新制度ではLife Statusポイントが1,500に到達すればJGC Three Starに到達し、JGCへの入会資格が得られます。このポイントは、JALカードの利用やJAL Pay、JALふるさと納税など日常生活の支払いでもコツコツ貯められるため、飛行機に乗らない人でも十分狙える範囲です。

JALカードはどの種類が有利?CLUB-A以上?

JAL Life Statusポイントを効率よく貯めたいなら、CLUB-Aカード以上のJALカードを持つのが断然おすすめです。なぜなら、CLUB-A以上のカードではフライト時のボーナスマイルや利用額に応じたLSPの加算率が高く、通常の一般カードより早くステイタスに近づけるからです。また、JALカード特約店での利用や、JALの航空券・ツアーの購入など、LSPが貯まりやすい仕組みも整っています。

中でもJALカード CLUB-AゴールドやJALプラチナは、年会費は高めでも還元率や付帯保険などの面で非常に充実しています。ライフスタイルに応じて年会費と還元のバランスを見ながら、自分に合ったカードを選ぶのが賢い方法です。

今のJGC会員はどうなる?家族への継承は?

現在すでにJGC会員の人は、新制度が導入された後もそのステイタスを維持できます。Life Status制度により、今後はポイント数に応じてStarグレードが割り当てられ、JGC会員にもさらなる特典が段階的に用意される可能性があります。また、JALでは以前から家族カードや家族向けの継承制度を提供しており、今後もこの流れは継続・強化される見込みです。

Starグレードって途中で下がることあるの?

基本的に、JAL Life StatusプログラムのStarグレードは一度達成すれば降格しません。なぜならこの制度は生涯積算型だからです。累計のLife Statusポイントが基準となるため、ポイントが減ることはなく、グレードも維持され続けます。これは、従来の1年更新制とは大きく異なる特徴で、一時的に乗れなくなってもステイタスが失われないという安心感があります。

ただし、特典内容が一部年度単位で制限される可能性はあるため、最新のルールは公式情報で確認するのがベストです。Life Status制度は、継続利用をゆるやかに評価する仕組みとして、無理なく上を目指せる点が多くの支持を集めています。

この記事を書いた人

クレカ歴16年、222枚のクレカ所有。創業2年で累計7,142枚のクレカ発行の実績あり。YouTubeチャンネル開設1年7カ月でチャンネル登録者数10万人突破。現在クレカ総フォロワー47万人と金融系配信者ではトップクラスの実績を誇る。

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