JRE CARD(Suica付)は、日頃Suicaを利用する人におすすめのクレジットカードです。Suicaへのチャージや駅ビルでの買い物で、お得にポイントを貯められます。
とはいえ、Suicaと連携できるクレジットカードはほかにもあるため、「本当にJRE CARD(Suica付)はお得に使えるの?」「JRE CARD(Suica付)にデメリットはないの?」などの疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、JRE CARD(Suica付)の特徴やメリット・デメリット、作り方などについて解説します。ビューカードとの違いやSuicaと組み合わせてポイントの二重取りを狙う方法、年会費を実質無料にする方法なども紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
JRE CARD(Suica付)とは?
カード名
JRE CARD(Suica付)
国際ブランド
Visa、JCB、Mastercard®
発行会社
ビューカード(株式会社ビューカード)
年会費
初年度無料・2年目以降:524円(税込)
※ジェクサー・フィットネスクラブなどJR東日本スポーツ(株)の対象施設での月会費支払いが年に1回でもあれば無料
ポイントの種類
JRE POINT
ポイント還元率
0.5%~5%
※モバイルSuica定期券・モバイルSuicaグリーン券購入時は最大5%
ポイント付与レート
100円(税抜)=3ポイント(JRE CARD優待店での買い物)
利用金額1,000円(税抜)=5ポイント(請求金額確定時)
ポイント交換レート
1ポイント=1円相当
ポイント有効期限
2年
交換可能マイル
JAL(JRE POINT経由で交換可)
ポイントアップ店舗
JRE MALL/VIEWショッピングステーションなど
電子マネー
Suica(搭載)
スマホ決済
Apple Pay、Google Pay
入会資格
日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方
ETCカード発行
年会費:524円(税込)
家族カード発行
-
空港ラウンジ
対象外
プライオリティ・パス
対象外
海外旅行保険
最高500万円(賠償責任は最高3,000万円)
国内旅行保険
最高1,000万円
ショッピング保険
-
その他の付帯サービス
オートチャージ機能/JRE POINT連携/ビュー・エクスプレス特約など
JRE CARD(Suica付)は、JR東日本グループが発行するクレジットカードで、Suica機能とJREポイントの優遇制度がひとつになった便利なカードです。日常的に電車を使う人や駅ビル・エキナカで買い物をする人にとって、持っているだけでお得な一枚といえます。
なぜならこのカードは、Suicaへのチャージや駅ビルでの利用時に通常より高いポイント還元率(最大3.5%)が適用されるからです。さらに、JREポイントは駅ナカの対象店舗やネット通販など幅広く使えるため、日常の出費をムダなく活用できます。
たとえば、通勤時にSuicaで電車に乗り、駅ビルでコーヒーを買うだけでもポイントが貯まります。そのポイントで次回の買い物ができるという、移動がお得につながる仕組みになっているのが特徴です。
このようにJRE CARD(Suica付)は、電車利用と買い物の両方でポイントを効率よく貯めたい人にとって非常に相性の良いカードです。通勤・通学でJRを使う方や、駅ビルをよく利用する方は、ぜひ活用を検討してみると良いでしょう。
JRE CARD(Suica付)の専門家レビュー
JRE CARD(Suica付)は、鉄道をよく使う人やJREポイントを活用したい人にとって、非常に相性のいいカードだと専門家の立場から評価できます。特に日常移動 × 買い物 × ポイント還元が1枚に集約されている点が大きな魅力です。
その理由は、「Suicaチャージは最大1.5%」「特約店利用は最大3.5%」のポイント還元が実現できる仕組みにあります。これは一般的なクレジットカード(還元率0.5〜1%程度)と比べても圧倒的に高い水準です。
たとえば、通勤・通学でJRを使っている人なら、毎月の交通費だけで自然とポイントが貯まり、駅ナカでの買い物でもお得を実感できます。年会費については、ジェクサー・フィットネスクラブなどJR東日本スポーツ(株)の対象施設での月会費支払いが年に1回でもあれば、2年目以降も無料になるため、対象者にとっては実質的な負担がかからない制度といえます。
とはいえ、ポイントの使い道がJREエリア中心であることや、ビューカード系ならではの設定の複雑さは人によってはネックになるかもしれません。しかしそれを踏まえても、Suicaとの親和性が抜群な1枚として、多くの人におすすめできるカードだといえるでしょう。
JRE CARD(Suica付)のメリット
JRE CARD(Suica付)の最大の魅力は、Suica利用と駅ナカでの買い物を通じて効率よくポイントを貯められる点です。Suicaチャージで最大1.5%の高還元をはじめ、年会費を実質無料にできる制度や初心者に優しい申し込みのしやすさも魅力です。この章を読めば、JRE CARDの強みがすぐにわかります。
JRE CARD(Suica付)はSuicaチャージでポイント還元率1.5%、定期券購入では最大5%
JRE CARD(Suica付)は、モバイルSuicaやオートチャージでのSuicaチャージで1.5%の還元、そして定期券やグリーン券の購入時には最大5%の高還元を受けられる点が大きな魅力です。
・Suicaチャージ(オートチャージ含む)
モバイルSuicaまたはSuicaカードへのチャージで、ビューカード決済による基本0.5%に加え、Suica利用特典として+1.0%、合計1.5%のポイント還元が得られます。
・モバイルSuica定期券・グリーン券の購入
JR東日本のみどりの窓口や券売機でモバイルSuica経由で定期券・グリーン券を購入すると、定期券購入による+2%とビューカードの+3%が適用され、合計5%還元 になります。
・駅ビル(アトレ、エキュートなど)での利用
駅ナカ・駅ビルのJRE CARD優待店ではカード利用で通常0.5%+優待特典3%=3.5%還元 が受けられます
Suica利用でJREポイントカードの二重取りができて効率よく貯まる
JRE CARD(Suica付)を活用すれば、SuicaチャージとSuica決済の両方でポイントが貯まる、いわゆるポイントの二重取りが可能です。この仕組みを正しく理解することで、日常の買い物や通勤・通学でもっと効率よくJREポイントを貯められます。
具体的には、次の2段階でポイントが付与されます。
①Suicaチャージ時に1.5%還元
JRE CARDを使ってモバイルSuicaやSuicaカードにチャージすると、ビューカード特典として1.5%分のJREポイントが還元されます。
②一部加盟店でのSuica支払いでポイント加算
駅ナカのNewDaysや駅ビルのアトレなど、JRE POINT加盟店舗でSuica決済をすると、Suicaでの支払いに対してさらにポイントが加算されます(※事前にJRE POINT WebサイトでSuicaの登録が必要です)。
このように、Suicaチャージで1回、対象店舗でのSuica支払いでさらにもう1回ポイントがもらえるため、実質二重取りとなります。ただし、②はSuica支払いにポイントがつく対象店舗に限られるため、事前の確認がおすすめです。
駅ビルやネットショップでポイントをお得に使える
JRE CARD(Suica付)で貯まったポイントは、使い道も幅広く、駅ビルやネットショップでとてもお得に使えます。なぜかというと、JREポイントは、1ポイント=1円として、駅ナカの実店舗や、JRE MALLなどのネットショップでそのまま使えるからです。
たとえば、アトレやグランデュオ、ペリエといった駅ビルでは、会計時にそのままポイント払いが可能です。さらに、ネットショップでの買い物や、Suicaへのチャージにも交換できるため、使い道に困ることがありません。
このように、貯めたポイントを無駄なく使える柔軟性の高さも、JRE CARDの魅力のひとつです。買い物でも交通でもポイントをフル活用したい人にぴったりです。
JREカード(Suica付)の年会費は実質無料にできる条件もあり
JRE CARD(Suica付)は、通常524円(税込)の年会費がかかるカードですが、ジェクサー・フィットネスクラブなど、JR東日本スポーツ(株)が運営する対象施設の月会費を年1回以上支払うことで、2年目以降の年会費が無料になります。
たとえばJEXERでのフィットネス利用料をJRE CARDで決済すれば、条件を満たせます。ただしSuicaチャージや通常の買い物では年会費無料の対象外なので注意が必要です。
JREカード(Suica付)は作り方も簡単で初心者にもおすすめ
はじめてクレジットカードを作る方でも、JRE CARD(Suica付)は申し込みがとても簡単で安心です。オンライン申し込みに対応しており、Suica機能も初めからカードに一体化しています。
JRE CARDの公式サイトから申し込めば、名前や住所などを入力するだけで手続きは完了です。早ければ1週間〜10日ほどで自宅に届きます。また、Suicaとの連携も事前に済んでいるので、難しい初期設定が不要なのも嬉しいポイントです。
このように、カード初心者でも安心して始められる設計こそ、JRE CARD(Suica付)の魅力ですSuicaユーザーなら、最初の一枚に選ぶ価値は十分あります。
JRE CARD(Suica付)のデメリット
JRE CARD(Suica付)は便利なカードですが、使い方や人によっては注意すべきポイントもあります。年会費の条件やポイント還元のばらつき、保険や連携設定の複雑さなど、デメリットを正しく理解することで、後悔のない選択ができます。この章を読めば、JRE CARDの意外な落とし穴も事前に把握可能です。
JREカード(Suica付)の年会費は条件付きで無料のため注意が必要
JRE CARD(Suica付)は、年1回使えば年会費が無料になる仕組みがありますが、条件付きのため注意が必要です。というのも、年1回も利用がなければ、年会費524円(税込)が自動的にかかってしまうため、うっかり放置していると損をする可能性があります。
たとえば、とりあえず持っておくだけと思って作った場合、使わなければ無料にはなりません。小額でもいいので年1回はSuicaチャージや買い物に使う必要があります。条件自体はやさしいものの、無料だと思っていたら引き落とされていたという失敗例も少なくありません。
このように、条件付き無料は魅力でもあり注意点でもあるということです。利用予定がないなら申し込みは慎重に、という姿勢が大切です。
JREポイントの還元率は使い方によって差がある
JRE CARD(Suica付)は高還元をうたっていますが、実はどこで・どう使うかによって還元率が大きく変わります。これは、「Suicaチャージは最大1.5%」「特約店利用は最大3.5%」と高還元率ですが、それ以外の通常利用では0.5%にとどまるためです。
たとえば、ネット通販や一般スーパーで使った場合、他の高還元カード(例:楽天カードの1%など)よりも見劣りするケースがあります。つまり、駅やSuica利用が前提のカード設計になっているのです。
このように、使い方を間違えると思ったより貯まらないと感じやすいカードともいえます。逆に言えば、自分の生活に合っていれば大きなメリットを引き出せるため、事前に利用シーンをよく想定しておくのがカギです。
海外旅行やショッピング保険の補償が弱め
JRE CARD(Suica付)は、旅行や高額ショッピング時の万が一に備えたい方にはやや物足りない補償内容となっています。特に注意すべきは、ショッピング保険が付帯していないという点です。
まず、海外旅行傷害保険は利用付帯であり、旅行代金やツアー代をJRE CARDで支払った場合にのみ適用されます。補償内容も最低限で、死亡・後遺障害時の補償額は最高500万円、傷害・疾病治療費用は各50万円となっています。また、国内旅行傷害保険も利用付帯で、こちらも補償額は限定的です。
さらに、JRE CARDにはショッピング保険(動産総合保険)自体が付帯していません。つまり、万が一購入した商品が破損・盗難などの被害に遭っても、補償を受けることはできません。
このように、日常の交通や買い物での利便性は高い一方で、保険機能はあくまで最低限です。旅行や高額商品の購入に備えてしっかりした補償を求める方には、他のゴールドカードや保険付きカードとの併用を検討するのがおすすめです。
SuicaやJREポイントの連携設定にやや手間がかかる
JRE CARD(Suica付)は、SuicaやJREポイントとの連携で多くの特典が得られますが、その設定がやや複雑で面倒と感じる人もいます。なぜなら、SuicaをJRE POINT WEBサイトに登録する必要があり、初回は複数の手順を踏む必要があるからです。
たとえば、モバイルSuicaやビューカードアプリとの紐付け、JRE POINT番号の入力など、慣れていない人にはわかりにくい工程があります。さらに、手続き完了まで数日かかることもあり、すぐにポイントが貯まると期待していた人は戸惑うかもしれません。
JREカード(Suica付)と他のビューカードと違いがわかりにくい
JRE CARD(Suica付)を選ぶ際に混乱しがちなのが、他のビューカードとの違いが非常に分かりにくい点です。たとえば、ビックカメラSuicaカードやビュー・スイカカードなど、JR東日本グループの似た名前のカードが複数存在し、それぞれ特典内容も微妙に異なります。
たとえば、どれもSuica付きでポイントが貯まるなら違いは何かと思う方も多いでしょう。実際には、JRE CARDは駅ビル優待やJRE MALL向けに強く、他カードは家電量販店や旅行保険に強いなどの違いがありますが、公式サイトでも比較がわかりづらいのが現状です。
このように、名前や機能が似ているカードが多いため、選ぶ際に迷いやすいというのは確かなデメリットです。カードごとの違いを一覧で比較するなど、下調べはしっかり行うことをおすすめします。
JRE CARD(Suica付)の評判・口コミ
JRE CARD(Suica付)は、実際の利用者から高評価とやや辛口な声の両方が見られるカードです。Suicaチャージや駅ビルでのポイント活用には満足の声が多い一方で、連携設定のわかりづらさやポイントの貯まり方に不満を感じる人もいます。この章を読めば、リアルな評判から自分に合うかどうかを判断できます。
評判・口コミ①:SuicaチャージでJREポイントが貯まるのが嬉しい
JRE CARD(Suica付)でSuicaチャージするだけでポイントが貯まる点を高く評価する声が多く見られます。なぜなら、Suicaという日常的に使う交通系ICカードで、ただチャージするだけで最大1.5%のJREポイントが還元されるからです。
たとえば、通勤・通学で毎月1万円以上をSuicaにチャージしている人なら、年間1,800ポイント(=1,800円相当)以上ポイントが貯まる計算です。改札を通るたびにポイントが増えていくのは、まさに何もしなくてもお得な感覚になります。
このように、「ただ使っているだけで得できる」安心感が、多くの利用者から高評価を得ているポイントです。交通費を少しでも節約したい人には、かなり満足度が高いようです。
評判・口コミ②: 駅ビルでの買い物がお得に感じられる
JRE CARD(Suica付)を使って駅ビルで買い物をすることで、ポイント還元率が高くなり「お得感がある」との声が目立ちます。理由は、「Suicaチャージは最大1.5%」「特約店利用は最大3.5%」になるからです。
駅ナカをよく利用する人にとって、「同じ支払いでも他より得できる」という実感が、JRE CARDの強みとして伝わっているようです。
評判・口コミ③: JREポイントの使い道が多くて無駄がないのが嬉しい
「ポイントが貯まっても使い道が限られていると意味がない」と感じる人にとって、JREポイントの柔軟な使い方が高く評価されています。理由は、貯めたポイントを駅ビルの買い物・Suicaチャージ・ネットショップ(JRE MALL)など幅広く使えるためです。
たとえば、500ポイントを使ってSuicaにチャージすれば、そのまま電車代に充てることが可能です。他にも、エキナカでの買い物やコンビニでの利用にもポイントを使えるため、無駄にならずに循環できます。
このように、貯まるだけでなく、しっかり使えるのはJRE POINTの大きな強みです。ユーザーの声からも、ムダなく使える安心感が評価されているのがよくわかります。
評判・口コミ④: Suicaとの連携設定がわかりづらいのが残念
便利そうに見えるJRE CARD(Suica付)ですが、「SuicaやJREポイントの連携がわかりづらい」という声も少なくありません。理由は、JRE POINTの公式サイトでSuicaを別途登録しないと、ポイントが正しく貯まらない仕組みになっているからです。
たとえば、カードを作っただけで自動で貯まると思い込んでいた人が、実際には登録を忘れていてポイントを逃していたというケースもあります。スマホやネットに慣れていない人にとっては、初期設定がややハードルに感じられるようです。
このように、せっかくの高還元も設定ができて初めて恩恵が受けられる構造なので、初心者ほど注意が必要になります。もう少し直感的に使える仕組みが求められている印象です。
評判・口コミ⑤:普段使いではポイントが貯まりにくい
JRE CARD(Suica付)はSuicaや駅ビル利用に特化している分、「それ以外の買い物ではポイントが貯まりにくい」という声もあります。理由は、一般店舗やネットショッピングなどでの還元率が0.5%にとどまるためです。たとえば、スーパーやAmazonなど日常のメインの買い物で使っても、他社の高還元カード(例:楽天カードや三井住友カードNLなど)に比べてポイントがあまり貯まらないと感じる人が多いようです。
このように、JRE CARDは使う場所を選ぶカードであり、日常すべてをカバーする万能タイプではないという声は一定数見られます。生活スタイルに合っているかを確認することが大切です。
JRE CARD(Suica付)の申込方法
JRE CARD(Suica付)は、オンラインで簡単に申し込めるカードとして、多くの人に選ばれています。なぜなら、Web上での手続きが完結し、Suica機能付きカードでも面倒な設定が少ないからです。カードを使い始めるまでの流れを事前に知っておけば、不安なく申し込めます。
ここでは、公式サイトをもとに【申込〜受け取りまでの流れ】をSTEP形式で解説します。
・STEP1:JRE CARD公式サイトにアクセス
まずはJRE CARD公式サイトにアクセスし、入会申込みはこちらボタンをクリックします。PC・スマホのどちらからでも操作可能です。
・STEP2:カードの種類を選ぶ
Suica付、Suicaなしなどカードの種類を選びます。Suicaを日常的に使う方は、Suica付がおすすめです。
・STEP3:必要事項を入力する
氏名・住所・電話番号・勤務先・年収などの個人情報をフォームに沿って入力します。ここでキャッシング枠の希望なども設定可能です。
・STEP4:本人確認書類をアップロード
スマートフォンなどで運転免許証などの本人確認書類を撮影し、画面上からアップロードします。
・STEP5:審査を待つ
申込内容に問題がなければ、通常1週間〜10日ほどでカードが発行されます。混雑状況によっては2週間ほどかかることもあります。
・STEP6:カード受け取り&初期設定
自宅に届いたカードを確認し、SuicaやJRE POINTとの連携を行います。連携作業については同封の案内やJRE POINT公式サイトを参考にするとスムーズです。
このように、JRE CARD(Suica付)の申込はネットで完結し、郵送で受け取れるシンプルな仕組みです。はじめてのクレジットカード申込でも難しい操作はなく、駅でもネットでも便利に使える1枚をスムーズに手に入れられます。
JRE CARD(Suica付)以外におすすめのクレジットカード3選
JRE CARD(Suica付)と似た機能を持つカードも比較して検討したい方には、他の人気カードも要チェックです。Suica連携や駅ビル特典、ネット利用に強いカードなど、用途に応じた選び方が重要です。この章ではJRE CARD以外のおすすめカードを3枚厳選して紹介します。
ビックカメラSuicaカード
カード名
ビックカメラSuicaカード
国際ブランド
Visa、JCB
発行会社
ビューカード(株式会社ビューカード)
年会費
初年度無料/次年度以降524円(税込)※年1回の利用で無料
ポイントの種類
JRE POINT/ビックポイント
ポイント還元率
1.0%〜11.5%(利用先により変動)
ポイント付与レート
1,000円(税込)=5ポイント(JRE MALLなど)
ポイント交換レート
1ポイント=1円相当
ポイント有効期限
最終利用から2年
交換可能マイル
JAL(JRE POINT経由)
ポイントアップ店舗
ビックカメラ/コジマ/ソフマップ/JRE MALL など
電子マネー
Suica(搭載)
スマホ決済
Apple Pay、Google Pay
入会資格
満18歳以上(高校生を除く)
ETCカード発行
年会費:524円(税込)
家族カード発行
なし
空港ラウンジ
対象外
プライオリティ・パス
対象外
海外旅行保険
最高500万円(利用付帯、賠償責任は最大3,000万円程度)
国内旅行保険
最高1,000万円(利用付帯)
ショッピング保険
-
その他の付帯サービス
Suicaオートチャージ/ビューサンクスポイント統合/モバイルSuica対応
交通費もお買い物もお得にしたい人には、ビックカメラSuicaカードがぴったりです。このカードは、Suica機能とクレジット機能が一体化しており、Suicaチャージで1.5%のJREポイント還元が受けられるほか、ビックカメラでの買い物では最大10%相当のポイントが還元されるという大きなメリットがあります。
たとえば、家電をビックカメラで購入すればその場で高ポイント還元、さらに通勤用にSuicaチャージしてもポイントがつくので、買い物と移動を1枚でカバーできます。年会費も、年1回利用で無料になるため、気軽に持ちやすいのも特徴です。Suicaとビックカメラ、どちらも使う人にとって、コスパの良い一枚と言えるでしょう。
ルミネカード
カード名
ルミネカード
国際ブランド
Visa/Mastercard®/JCB
発行会社
ビューカード(株式会社ビューカード)
年会費
1,048円(税込)※初年度無料
ポイントの種類
JRE POINT
ポイント還元率
0.5%~5.0%
※モバイルSuica定期券・モバイルSuicaグリーン券購入時は最大5%
ポイント付与レート
1,000円(税込)=5ポイント(JRE MALLなどでお買い物)
ポイント交換レート
1ポイント=1円相当
ポイント有効期限
最終利用日から2年
交換可能マイル
JAL(JRE POINT経由で交換可能)
ポイントアップ店舗
ルミネ/ニュウマン/アイルミネ/JRE MALL など
電子マネー
Suica(搭載)
スマホ決済
Apple Pay、Google Pay
入会資格
満18歳以上(高校生を除く)
ETCカード発行
年会費:524円(税込)
家族カード発行
なし
空港ラウンジ
対象外
プライオリティ・パス
対象外
海外旅行保険
最高500万円(賠償責任は最高3,000万円)
国内旅行保険
最高1,000万円
ショッピング保険
-
その他の付帯サービス
Suicaオートチャージ/5%割引/JRE POINT連携/アイルミネ10%オフキャンペーンなど
駅ビルのルミネをよく利用する方には、ルミネカードがおすすめです。このカードは、ルミネやNEWoManなどのショッピングで常時5%オフという強力な特典が受けられることが最大の魅力です。たとえば、ルミネで月1万円使う人なら、年間6,000円分以上の値引きが受けられる計算になります。セール時にはさらに10%オフになるなど、ファッションや雑貨を駅ビルでよく買う人には見逃せません。
また、JREポイントも貯まり、Suicaチャージや定期券購入でも還元が受けられるため、おしゃれも交通もお得にしたい層に支持されているカードです。ルミネユーザーなら、一度は検討する価値のある一枚です。
楽天カード
楽天カードの基本ポイント還元率は1.0%で、SPUではポイント還元率が最大18倍に。楽天経済圏のサービスを利用している人には特におすすめのクレジットカードです。
カード名
楽天カード
国際ブランド
Visa・MasterCard®︎・JCB・American Express
発行会社
楽天カード株式会社
年会費
無料
ポイントの種類
楽天ポイント
ポイント還元率
1.0%~18.0%
ポイント付与レート
100円=1pt
ポイント交換レート
1pt=1円相当
ポイント有効期限
1年
交換可能マイル
JAL/ANA
ポイントアップ店舗
楽天市場/楽天トラベル/楽天証券 など
電子マネー
楽天Edy
スマホ決済
Apple Pay/Google Pay
入会資格
18歳以上で安定した収入がある方(高校生不可)
ETCカード発行
初回年会費:550円(税込)
家族カード発行
年会費無料
空港ラウンジ
利用可能
プライオリティ・パス
-
海外旅行保険
最高2,000万円
国内旅行保険
-
ショッピング保険
-
その他の付帯サービス
プレミアムプログラム/紛失・盗難補償 など
日常使いのメインカードとして使いたいなら、楽天カードは非常に人気の高い選択肢です。理由は、どこで使っても基本1%の高還元、さらに楽天市場など楽天サービスを使うと最大5倍以上のポイントが貯まるからです。
たとえば、楽天市場で日用品をまとめ買いすれば、数百〜数千ポイントがすぐに貯まるうえ、貯まったポイントは街のお店や楽天ペイ経由でも使えるなど、利便性も抜群といえます。年会費は永年無料で、学生や主婦でも申し込みしやすい点も魅力です。
Suicaとの直接連携はありませんが、ネット中心の買い物が多い人にとっては、日常の出費をムダなく活用できる強力なカードと言えるでしょう。
JRE CARD(Suica付)に関するよくある質問
JRE CARD(Suica付)を使ううえで気になる年会費やポイント連携、紛失時の対応など、よくある疑問をまとめて解決します。事前に知っておくことで、トラブルを防ぎ、カードをもっと便利に活用することが可能です。この章を読めば、不安や疑問をスッキリ解消できます。
JRE CARD(Suica付)の年会費はいくら?
JRE CARD(Suica付)の年会費は524円(税込)ですが、条件を満たせば実質無料にできます。毎年1回以上、ジェクサー・フィットネスクラブなどの月会費をJRE CARDで支払った場合に限り、2年目以降の年会費(524円・税込)が無料になります。
対象施設での月会費支払いが必要なので、Suicaチャージや通常のクレジット利用では条件を満たせない点に注意が必要です。年会費を無料にしたい場合は、事前に対象施設を確認することをおすすめします。
JREポイントとSuicaはどうやって連携するの?
JREポイントとSuicaを連携するには、JRE POINTのWebサイトでSuica番号を登録する必要があります。なぜかというと、カード発行時点ではポイント連携がされていないため、登録をしないとポイントが正しく貯まりません。
手順は簡単で、JRE POINTの公式サイトにログインし、Suicaを登録するからSuica番号を入力して登録するだけです。モバイルSuicaの場合も同様に連携可能です。一度設定してしまえば、あとは自動的にポイントが貯まっていく仕組みなので、最初のひと手間をかけるだけで長くお得が続きます。
JRE CARD(Suica付)を紛失したらどうすればいい?再発行は可能?
JRE CARD(Suica付)を紛失した場合は、すぐに、ビューカード紛失・盗難デスクへ連絡することが大切です。連絡すればカード停止の手続きが行われ、不正利用のリスクを減らせます。再発行は可能で、連絡後に本人確認と再発行手続きが行われます。再発行手数料はかからないことが多いですが、Suicaの残高や定期券の引き継ぎは個別に確認が必要です。
このように、万一の際も落ち着いて対処すれば、安心して新しいカードを受け取ることができます。日ごろから番号を控えておくと、対応がよりスムーズになります。
JRE CARD(Suica付)を解約したらポイントはどうなる?
JRE CARD(Suica付)を解約すると、クレジットカード機能に紐づいたポイントは失効する可能性があります。理由は、JRE POINT番号がカード発行時のアカウントと連動しているためで、退会前にポイントの使い切りや移行が必要です。
具体的には、JRE POINT Webサイトに登録してある場合、別のカードやIDと統合できることもあるため、解約前にポイント移行手続きが可能か確認しましょう。解約前の準備次第で、貯めたポイントを無駄にせず活用できます。不用意に手続きして損をしないよう、事前確認をおすすめします。
JRE CARD(Suica付)の利用明細はどこで確認できる?
JRE CARD(Suica付)の利用明細は、VIEW’s NET(ビューズネット)で確認できます。これはビューカード会員専用のオンラインサービスで、利用履歴・請求額・ポイント残高などが一括で見られる便利な仕組みです。初回登録は必要ですが、Webやアプリから24時間いつでも確認でき、過去の明細もダウンロード可能です。紙の明細書を希望する場合は郵送対応もあります。
スマホやパソコンで簡単に管理できるので、家計管理や不正利用チェックにも便利です。ぜひ登録しておきましょう。
キャッシング機能は付けられる?
JRE CARD(Suica付)にもキャッシング機能を付けることができますが、申込時に選択が必要です。また、審査の結果によってはキャッシング枠が付かない場合もあります。キャッシングを希望する場合は、申し込み画面で金額(0〜50万円の範囲)を選択し、収入状況などを記入する必要があります。
あとから追加する場合も、VIEW’s NETから手続き可能です。計画的に使えば便利な機能ですが、利息や返済計画はしっかり確認したうえで利用することが大切です。
JRE CARD(Suica付)の利用限度額はどれくらい?
JRE CARD(Suica付)の利用限度額は人によって異なり、審査によって10万円〜80万円程度が一般的です。これは申込者の収入・勤続年数・他社借入状況などを総合的に見て決まります。利用明細や、VIEW’s NETにログインすることで、自分の限度額は確認可能です。
限度額の引き上げを希望する場合は、追加審査の申し込みが必要になります。最初は少額に設定されることが多いため、実績を積んで信用度を上げていくことがポイントです。
JRE CARD(Suica付)のポイント還元率はどれくらい?
JRE CARD(Suica付)の基本の還元率は0.5%ですが、「Suicaチャージは最大1.5%」「特約店利用は最大3.5%」になります。そのため、どこで・どう使うかによってポイントの貯まりやすさが大きく変わるカードです。一方で、一般のスーパーや通販では0.5%のため、利用シーンに合った使い方が大切です。Suicaや駅ビルをよく使う人には非常に効率的なカードですが、それ以外ではサブカードとしての運用が向いています。
クレカ歴16年、222枚のクレカ所有。創業2年で累計7,142枚のクレカ発行の実績あり。YouTubeチャンネル開設1年7カ月でチャンネル登録者数10万人突破。現在クレカ総フォロワー47万人と金融系配信者ではトップクラスの実績を誇る。