「アメックスのETCカードって、実際どうなの?」「年会費やポイントは?」 と気になっている方は多いのではないでしょうか。アメリカン・エキスプレスが発行するETCカードは、信頼性の高さやステータス感が魅力ですが、一方で発行手数料や発行スピードなど注意点もあります。
本記事では、アメックスのETCカードのメリット・デメリット、評判、申し込み方法、よくある質問まで徹底解説します。自分に合ったETCカードを選びたいという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
アメックスのETCカードとは?
アメックスのETCカードの基本情報
項目 | 内容 |
発行対象 | アメリカン・エキスプレスのクレジットカード会員(対象カード限定) |
年会費 | 無料(※一部カードを除く) |
新規発行手数料 | 935円(税込) |
ポイント還元 | 有(メンバーシップ・リワードの対象 ※一部例外あり) |
発行枚数(法人カード) | 複数枚発行可(社員用にも対応) |
発行枚数(個人カード) | 1枚〜複数枚(カードによる) |
利用明細・管理方法 | オンラインで確認・管理可能(Myアメックス) |
発行までの期間 | 約1〜2週間 |
利用可能エリア | 全国のETC対応高速道路 |
紛失・盗難時の対応 | カード停止・再発行手続き可能 |
アメックスのETCカードは、アメリカン・エキスプレスが発行するクレジットカードに追加できる高速道路専用の支払いカードです。クレジットカード本体と紐づけて発行され、ETCゲートをスムーズに通過でき、利用料金はクレジットカードの請求と一緒にまとめて支払う仕組みです。
一般的なETCカードは、通行料金を支払うだけの機能にとどまりますが、アメックスのETCカードにはそれ以上の魅力があります。たとえば、ポイント還元対象になる、法人用カードでは年会費が無料になる、オンライン管理がしやすいなど、ビジネスにも個人利用にも便利な特典が多数あります。
ただし、発行手数料がかかる場合がある、発行までに数日かかる点には注意が必要です。
アメックスのETCカードのメリット
アメックスのETCカードは、信頼性と付加価値の高さが魅力です。発行手数料の優遇やポイント付与に加え、ビジネス用途にも柔軟に対応できます。申し込みや管理もスムーズで、ステータス性も兼ね備えているため、ただのETCカードにとどまらない利便性があります。
年会費無料・発行手数料も条件次第でお得になる
アメックスのETCカードは、基本年会費無料のため、コスト面で優れています。特に法人カードやビジネスカード利用者は、ETCカードの発行・年会費ともに完全無料になるケースが多く、経費を気にせず複数枚の発行が可能です。
一方、個人向けカードでは発行手数料が通常935円(税込)かかりますが、キャンペーンやカード種別によって無料になることもあり、常に最新情報をチェックする価値があります。コストを最小限に抑えたい人にとって、条件次第でお得に使える点は大きな魅力です。ETCカード=コストがかかるものと思っていた方も、アメックスなら賢く活用できます。
ETC利用でもポイントが貯まる
アメックスのETCカードは、高速道路の通行料でもポイントが貯まるのが嬉しい特徴です。普段の移動が出費になるだけでなく、アメリカン・エキスプレスのメンバーシップ・リワードの対象になることで、しっかりと還元が受けられます。
通行料は地味に積み重なる出費ですが、これをポイントに変えられるのはアメックスならではの強みです。特に出張や旅行で車を多く使う方にとっては、ポイントが自然と貯まっていく実感が得られるでしょう。
還元率はカード種別によって異なりますが、ETC利用でもポイント対象になるのは魅力です。どうせ払うなら、ポイントももらえるほうがいいという方にはぴったりの仕組みです。
ビジネスカードなら複数枚発行もできる
アメックスのビジネスカードを利用している場合、ETCカードを複数枚発行できるのは大きなメリットです。これは、会社や個人事業主が複数の社員や車両でETCを使いたいときに、一括で管理できるため、経費処理が圧倒的にスムーズになるからです。
たとえば、社員ごとにバラバラのETCカードを使っていた場合、交通費の集計や精算が煩雑になりますが、アメックスならすべてのETC利用履歴をまとめて確認できるため、業務効率が向上します。
さらに注目すべき点として、個人カードでも最大5枚までETCカードを追加発行することが可能です。家族で複数の車を利用している場合や、用途別に使い分けたい人にとても便利な仕組みとなっています。
中小企業・個人事業主だけでなく、個人ユーザーにも使いやすい柔軟な発行体制が整っているのが、アメックスのETCカードの魅力です。
オンラインで簡単に申し込み・管理ができる
アメックスのETCカードは、オンラインでスムーズに申し込み・管理ができる点も魅力のひとつです。
紙の手続きや郵送を介さず、会員ページ(My Account)から手軽に申請・確認が可能なため、忙しい人にもぴったりです。
この仕組みにより、発行状況の確認や紛失時の再発行手続きも、すべてネット上で完結できます。カード利用明細やポイントの管理も同様に行えるため、利用状況をタイムリーに把握できます。たとえば、すぐに申請したい、家にいながら手続きしたいといった場合でも、スマホやパソコンからすぐに申込みできてストレスフリーです。また、ETCカードの追加・削除もマイページ上で対応できる点も便利です。
アメックスのETCカードのデメリット
アメックスのETCカードには、コストや発行スピード、使い勝手の面でいくつか注意点があります。特に、個人利用では手数料や発行の遅さがネックになることもあります。ここでは事前に知っておきたい弱点を整理して紹介しますので、後悔のない選択に役立ててください。
個人カードは発行手数料がかかる
アメックスのETCカードは、個人用カードでは発行手数料がかかる点に注意が必要です。個人カードにはETCカードの発行時に935円(税込)の手数料が設定されています。
たとえば、普段あまり高速道路を利用しない方にとっては、1回申し込んだだけで追加コストがかかるのは、少し割高に感じるかもしれません。とはいえ、この発行手数料は1回限りの支払いで年会費は無料ですし、アメックスが提供するサポート体制や信頼性を考慮すれば、決して損ではないという見方もあります。
費用をなるべく抑えたい方は、自分の利用頻度や他カードの条件と比較したうえで判断するのがポイントです。
発行までに時間がかかる場合がある
アメックスのETCカードは、申し込んでから届くまでに時間がかかることがあります。特に混雑時期やカード種類によっては、申込から2週間以上かかるケースもあるため、急ぎで使いたい人にとってはネックになる可能性があります。
たとえば、来週の旅行でETCを使いたいといったニーズには対応が難しく、事前に余裕を持って申し込むことが大切です。スピード重視の方は、他の即日対応可能なクレジットカードと比較しながら検討するのが賢明です。
ETC利用の明細がリアルタイムで確認できない
アメックスのETCカードでは、利用明細をリアルタイムで確認できないという点も知っておきたいポイントです。これはETC利用の仕組みと、アメックス側の情報反映タイミングにタイムラグがあるためで、明細に反映されるまで数日かかることがあります。
たとえば、どの高速道路でいくら使ったかをすぐにチェックしたい人にとっては、この遅れが不便に感じる場合もあるでしょう。特に家計を細かく管理したい方や、ビジネス用途で交通費精算をこまめに行う場合には注意が必要です。
とはいえ、後日にはきちんと利用履歴が反映され、月ごとの明細確認は可能なので、長期的な管理には支障はありません。こまめな確認が必要な方は、ETC利用履歴照会サービス(NEXCO東日本などが提供)と併用するのがおすすめです。
ポイント還元率が高いわけではない
アメックスのETCカードはポイントが貯まる仕組みがありますが、還元率は高いとは言えません。アメックスの標準的なポイント還元率が1,000円利用ごとに1ポイントに設定されており、他社の高還元カード(1%〜1.5%)に比べると控えめです。
たとえば楽天カードやリクルートカードは、ETC利用でも1%以上の還元率が期待できることから、純粋にポイント重視でETCカードを選びたい方にはそちらの方が適しています。ただしアメックスには、ポイントの有効期限が無期限(条件あり)であることや、ANAマイルへの移行など独自の価値もあるため、単純な還元率だけでは測れない魅力もあります。お得さを求めるか、ブランドやサポートを求めるか、自分の優先度で判断するのがポイントです。
ETCカード単体では申し込み不可
アメックスのETCカードは、クレジットカード本体を持っていないと申し込めません。このため、まずアメリカン・エキスプレスのプロパーカードを発行し、そのうえで追加申請するという流れになります。
とにかくすぐにETCだけ欲しい、すでに別のクレカを持っているという方にとっては、二度手間に感じる可能性があるでしょう。とはいえ、アメックスの本体カードはステータス性や海外利用の強さなどメリットも多いため、ETC以外にも活用したいと思う人には総合的な満足度が高い選択肢になります。
アメックスのETCカードの評判・口コミ
アメックスのETCカードは「信頼性が高く、使っていて満足感がある」といったポジティブな声が多い一方で、「発行手数料や時間がかかる」といった意見も見られます。実際の利用者の口コミをもとに、良い点・気になる点の両方をまとめて紹介します。購入前の判断材料として参考にしてみてください。
評判・口コミ①:ポイントが貯まりやすく、ステータス性も高い
アメックスのETCカードは、通行料の支払いでもポイントが貯まり、所有する満足感が高いという声が多く聞かれます。その理由は、アメックス本体カードに準じてメンバーシップ・リワードのポイント制度が適用されるからです。多くのクレジットカードでは、ETC利用分にポイントがつかない場合もありますが、アメックスはしっかり加算される点が評価されています。
また、アメックスというブランド自体が「ハイクラスな印象」「信頼感がある」と受け取られることが多く、ETCカードであっても他人に見られたときの印象に差が出るという意見もあります。口コミでも「ポイントが意外と貯まる」「カードを使っていると少し誇らしい」という実感があり、実用性と所有感の両立を求める人には向いているカードだと言えるでしょう。
評判・口コミ②:法人カードではETCカードの年会費が無料
法人カードを使っているユーザーからは、「ETCカードを複数枚発行しても年会費がかからないのがありがたい」という口コミが目立ちます。これは、アメックスのビジネス向けカードではETCカードの年会費・発行手数料が無料のものが多いためです。
複数の社員にETCカードを持たせて業務で使う企業や個人事業主にとっては、コストゼロで交通費管理ができるのは大きな魅力です。また、管理画面からの明細確認や支払い一元化もしやすいため、経理面でも高評価となっています。「法人カードならではの恩恵がしっかりある」と感じる利用者が多く、ビジネス用途での導入には非常に適したサービス設計といえます。
評判・口コミ③:デザインがシンプルでスマート
アメックスのETCカードについて、「無駄のないシンプルなデザインがかっこいい」という声もよく聞かれます。ETCカードは他人の目に触れる機会は少ないですが、車載器から取り出すタイミングや、管理する際に「スマートに見える」と感じる人も多いようです。
一部のユーザーからは「ごちゃごちゃしたロゴや広告がないのがうれしい」「財布に入れても違和感がない」という意見もあり、デザイン性を重視する人には納得感の高いカードです。デザインに対する好みは人それぞれですが、見た目も含めて自分が気に入ったものを持ちたいという人には、アメックスのETCカードはおすすめといえます。
評判・口コミ④:個人カードでは発行手数料が必要
アメックスのETCカードについて、「個人カードだと発行手数料がかかるのが残念」という意見も少なくありません。実際に、アメリカン・エキスプレス・カードなど個人向けカードでは、ETCカード1枚につき935円(税込)の発行手数料がかかります。
ほかのクレジットカード会社ではETCカードを無料で発行してくれる場合も多いため、コスト感を気にするユーザーにとってはマイナス評価になることがあります。一方で、「年会費がかからないならまだ納得」「一度払えばずっと使えるし、それほど高くはない」という声もあり、評価は分かれるポイントです。
コストを重視するか、ブランドの安心感を優先するかで印象が変わる部分でもあるため、自分の価値観に合った選び方が大切です。
評判・口コミ⑤:発行までに時間がかかる
「ETCカードが届くまでにけっこう日数がかかった」という口コミも多く見られます。アメックスでは、ETCカードを申し込んでから実際に手元に届くまで1〜2週間ほどかかるのが一般的で、特に急ぎで必要な人にとっては不満につながるようです。早く使いたい人は早めに申し込むか、発行スピードを重視するなら他社カードとの比較検討もおすすめです。
アメックスのETCカードの申込方法
アメックスのETCカードは、本体カードを持っている人なら誰でもオンラインで簡単に申し込めます。ただし、カード種別によっては手数料がかかる点や、発行までにやや時間がかかる点には注意が必要です。ここでは、申し込みからカード到着までの流れを5つのステップで解説します。
・STEP1|アメックス本体カードを確認する
まず、ETCカードはアメックスのプロパーカード会員向けの追加カードです。セゾンアメックスや提携カードでは手続き方法が異なるため、アメリカン・エキスプレスのロゴがある本体カードかを確認しましょう。
・STEP2|会員サイトにログインする
次に、アメックスの公式サイトまたはアプリから、オンライン・サービス(My Account)にログインします。IDやパスワードをお持ちでない場合は、事前に登録が必要です。
・STEP3|「追加カード申込」からETCカードを選ぶ
ログイン後、画面上部またはメニュー内にある、カードのお申し込み→ETCカード追加を選択します。画面の案内に従って、必要事項(住所・希望台数など)を入力してください。
・STEP4|発行手数料・条件を確認する
個人向けカードでは、ETCカード1枚につき935円(税込)の発行手数料がかかる場合があります。ただし、ビジネスカードやキャンペーン期間中は無料になることもあります。事前にカードごとの詳細条件をチェックしておくと安心です。
・STEP5|申し込み完了→カードが届くのを待つ
申し込みが完了すると、アメックス側で審査が行われ、問題がなければ1〜2週間ほどでETCカードが自宅に届きます。郵送状況や繁忙期によって多少前後する場合があるため、早めの申し込みが安心です。
アメックスのETCカードは、本体カードがあればネットで簡単に申し込める便利な追加カードです。手数料や発行までの時間などもふまえたうえで、計画的に申し込みを進めることで、ストレスなく使い始めることができます。
アメックス以外ののETCカード作成におすすめのクレジットカード3選
アメックスのETCカードが合わないと感じた方も安心してください。他にもETCカードを作れる優秀なクレジットカードは多数あります。ここでは、旅行好き・出張が多い・高還元を求めるなど、ニーズ別におすすめの3枚を厳選しました。どのカードにするか迷っている方も、ここを読めば自分に合う選択肢が見えてきます。
JALカード CLUB-Aゴールドカード
ANAマイルを貯めることに特化したVisaゴールドカードです。ANA航空券や機内販売利用時にはボーナスマイルが付与され、搭乗ごとに通常のフライトマイルに加え25%のボーナスマイルがもらえるため、飛行機利用でも大きくマイルが増えます。国内主要空港ラウンジサービスや手厚い旅行保険も付帯するので、特にマイルを貯めて特典航空券で旅行したい方におすすめですね。
カード名
ANA VISAワイドゴールドカード
国際ブランド
Visa
発行会社
三井住友カード株式会社
年会費
15,400円(税込)(WEB明細割引等あり)
ポイントの種類
Vポイント(自動でANAマイルに移行可)
ポイント還元率
0.5~2.0%
ポイント付与レート
200円=1マイル
ポイント交換レート
-
ポイント有効期限
1年
交換可能マイル
ANAマイル
ポイントアップ店舗
ポイントUPモール(三井住友カードのポイントモール)
電子マネー
iD、楽天Edy
スマホ決済
Apple Pay、Google Pay
入会資格
原則として、満18歳以上(高校生を除く)で、ご本人に安定継続収入のある方
ETCカード発行
年会費:550円(初年度無料)
家族カード発行
年会費:4,400円
空港ラウンジ
国内主要空港ラウンジ無料(本人+同伴者1名)
プライオリティ・パス
なし
海外旅行保険
最高5,000万円(自動付帯)
国内旅行保険
最高5,000万円(自動付帯)
ショッピング保険
年間300万円まで補償(90日間)
その他の付帯サービス
航空券スムーズ予約サービス/空港パーキングサービス/ビジネスカウンターチェックイン
旅行が多い人には、JALカード CLUB-AゴールドカードがETC用にもおすすめです。その理由は、ETC利用でもJALマイルがしっかり貯まるだけでなく、航空系特典が充実しているからです。特にJAL便を使う人にとっては、搭乗ボーナスマイルや空港ラウンジ利用など、旅行全体での利便性が非常に高いのが魅力的なポイントでしょう。
例えば、ETCで日常的に支払いをしつつ、それがマイルに還元されていくので、使えば使うほど次の旅行に近づける感覚が味わえます。また、年会費はやや高め(17,600円税込)ですが、その分特典は幅広く、JALマイルを本気で貯めたい方には十分元が取れるカードです。
ETC利用でもマイルを効率よく貯めたい旅行好きの方にピッタリの1枚です。
ANA VISA ワイドゴールドカード
ANAマイルを貯めることに特化したVisaゴールドカードです。ANA航空券や機内販売利用時にはボーナスマイルが付与され、搭乗ごとに通常のフライトマイルに加え25%のボーナスマイルがもらえるため、飛行機利用でも大きくマイルが増えます。国内主要空港ラウンジサービスや手厚い旅行保険も付帯するので、特にマイルを貯めて特典航空券で旅行したい方におすすめですね。
カード名
ANA VISAワイドゴールドカード
国際ブランド
Visa
発行会社
三井住友カード株式会社
年会費
15,400円(税込)(WEB明細割引等あり)
ポイントの種類
Vポイント(自動でANAマイルに移行可)
ポイント還元率
0.5~2.0%
ポイント付与レート
200円=1マイル
ポイント交換レート
-
ポイント有効期限
1年
交換可能マイル
ANAマイル
ポイントアップ店舗
ポイントUPモール(三井住友カードのポイントモール)
電子マネー
iD、楽天Edy
スマホ決済
Apple Pay、Google Pay
入会資格
原則として、満18歳以上(高校生を除く)で、ご本人に安定継続収入のある方
ETCカード発行
年会費:550円(初年度無料)
家族カード発行
年会費:4,400円
空港ラウンジ
国内主要空港ラウンジ無料(本人+同伴者1名)
プライオリティ・パス
なし
海外旅行保険
最高5,000万円(自動付帯)
国内旅行保険
最高5,000万円(自動付帯)
ショッピング保険
年間300万円まで補償(90日間)
その他の付帯サービス
航空券スムーズ予約サービス/空港パーキングサービス/ビジネスカウンターチェックイン
ANAマイルを貯めている方には、ANA VISA ワイドゴールドカードが断然おすすめです。理由は、ETC利用分も含めてポイントがしっかり貯まり、それを高レートでANAマイルに移行できるからです。特にVポイント(旧ワールドプレゼント)からANAマイルへの交換は1ポイント=1マイルと好条件で、ETCの通行料まで無駄なくマイルに変えられる点が支持されています。
実際、ANAをよく使う出張族や旅行者からはメインの決済カードとしても優秀との評価が多く、ETCカードも初年度無料・2年目以降550円(税込)と負担が少ないのも嬉しいポイントです。普段のドライブや通勤でもマイルが貯まると思えば、日常にANAの特典が一歩近づきます。
dカード GOLD
dカード GOLDの魅力は、ドコモの利用料金の支払いで10%ポイント還元となる点。毎月のドコモの料金によっては、年会費11,000円の元をとりやすいでしょう。
カード名
dカード GOLD
国際ブランド
Visa・Mastercard®︎
発行会社
NTTドコモ
年会費
11,000円(税込)
ポイントの種類
dポイント
ポイント還元率
1.0%~10.0%
ポイント付与レート
100円=1pt
ポイント交換レート
1pt=1円相当
ポイント有効期限
4年
交換可能マイル
JAL
ポイントアップ店舗
ノジマ/オリックスレンタカー/JAL/高島屋/マツキヨココカラ など
電子マネー
-
スマホ決済
Apple Pay
入会資格
18歳以上でご本人に安定した収入がある方(高校生不可)
ETCカード発行
年会費:無料
家族カード発行
年会費:1,100円/枚
空港ラウンジ
利用可能
プライオリティ・パス
-
海外旅行保険
最高1億円
国内旅行保険
最高5,000万円
ショッピング保険
最高年間300万円
その他の付帯サービス
dカードケータイ補償/紛失・盗難補償/トラベルデスク/海外レンタカー優待サービス
還元率の高さで選ぶなら、dカード GOLDがETC利用にも非常に向いています。その理由は、ETC利用分でも1.0%のdポイントが貯まるうえに、ドコモユーザーならスマホ料金の10%還元といった特典も受けられるからです。例えば、毎月の通勤やレジャーで高速道路を頻繁に使う家庭なら、その支払いがすべてdポイントに変わるのは大きな魅力です。さらに、ETCカード自体も年会費無料(発行手数料のみ初回に1,100円)で維持コストが抑えられます。
加えて、dカード GOLDは旅行保険やお買物安心保険も充実しており、総合的な使いやすさがあります。還元率を重視したい、普段の支払いでもっと得したいという方にぴったりの1枚です。
アメックスのETCカードに関するよくある質問
アメックスのETCカードについて、「発行手数料は?」「ポイントは付く?」「紛失したら?」などの疑問を持つ方は多いはずです。ここでは、申込前後によくある質問をわかりやすく整理しました。気になるポイントを事前にチェックしておけば、安心して利用を始められます。
アメックスのETCカードの年会費や発行手数料はいくら?
アメックスのETCカードは、年会費無料ですが、発行手数料がかかる点に注意が必要です。個人カードの場合、1枚あたり935円(税込)の発行手数料がかかります。この費用は1回限りですが、他社カードでは無料のところも多いため、少し割高に感じる方もいるかもしれません。ただし、ビジネスカード(法人・個人事業主向け)では無料になるケースがあり、条件によってはコストを抑えられます。
アメックスのサポートやステータス性を考えれば妥当という見方もあります。自分のカード種別と利用目的を確認したうえで、手数料の有無をチェックすることが大切です。
ETC利用分にポイントは付く?
アメックスのETCカードを使った高速道路の通行料金でも、しっかりとポイントが貯まります。ETCの利用分は、アメックスのクレジットカード決済として処理され、メンバーシップ・リワードの対象になります。
基本のポイント付与は1,000円ごとに1ポイントです。この表記だけを見ると、還元率は0.1%なのでは?と思われがちですが、実際のポイントは1ポイント=約3円相当(※アイテム交換や提携ポイント移行時)とされるため、実質の還元率は約0.3%となります。カードの種類によっては、ポイント価値がさらに高くなるケースもあるため、使い方次第でお得度が増します。
たとえば、通勤や営業などで日常的に車を使う方は、月に数千円〜1万円以上のETC通行料がかかることもあります。そのすべてがポイント還元の対象となるのは大きな魅力です。他社カードでは、ETC利用がポイント対象外になる場合もある中で、アメックスの対応は非常に良心的です。
日常の移動で少しずつでもポイントを貯めて、賢く活用したい方にとって、アメックスのETCカードはおすすめの選択肢といえるでしょう。
アメックスのETCカードが届くまでどれくらいかかる?
アメックスのETCカードは、申し込んでから通常1〜2週間程度で届きます。この期間には、審査・発行手続き・郵送などが含まれており、カード種別や時期によって前後することもあります。たとえば旅行や出張で来週使いたいというような緊急性がある場合は、少し余裕を持って申し込むのがおすすめです。
即日発行に対応しているカード会社と違い、アメックスでは丁寧な発行プロセスを取っている分、スピード重視の方には向かない場合もあります。逆に言えば、事前に計画して申し込むことで安心して使い始められるため、少し時間がかかっても安心感を重視したいという方には適しています。
アメックスのETCカードを紛失・再発行した場合はどうなる?
アメックスのETCカードを紛失した場合、すぐにカスタマーサービスに連絡することで利用停止・再発行の対応が可能です。紛失や盗難の際は、第三者による不正利用を防ぐため、速やかにカード停止手続きを行いましょう。再発行には通常1〜2週間程度の時間がかかり、再発行手数料(935円程度)が必要になることがあります。また、ETCカードは本体カードと別送になるため、カード番号も変更される可能性があります。
アメックスのETCカードの利用明細はどこで確認できる?
アメックスのETCカードの利用明細は、アメックス会員ページ(オンライン・サービス)で確認できます。理由は、ETCカードは本体カードの追加カードとして紐づいており、明細も本体カードと同様にウェブ上で管理されているからです。
実際には、ログイン後のご利用明細ページにて、ETC利用分が通常のカード利用と同様に表示されます。ただし、ETCのシステム上、利用情報の反映に数日かかることがあるため、リアルタイムでの確認は難しい場合があります。
急ぎで詳細を知りたいときは、ETC各社の利用照会サービスもあわせて活用するのがおすすめです。日常的に車を使う方は、オンライン明細での定期チェックを習慣にすることで、使いすぎやミスに早く気づけます。
アメックスのETCカードはETCマイレージサービスに登録できる?
アメックスのETCカードもETCマイレージサービスに登録できます。このサービスは、高速道路の通行料金に応じてポイント(マイレージ)が貯まり、一定量たまると無料通行分として利用できるお得な制度です。ETCマイレージサービスは、カード会社に関係なく、ETCカードの番号と車載器の情報があれば登録できるため、アメックスのETCカードでも問題なく利用可能です。
たとえば、東名や名神など同じ高速道路を繰り返し使う人なら、マイレージで割引を受けることで通行料を節約できます。公式サイトで無料登録できるので、ETC利用が多い人は早めに活用を始めるのがおすすめです。
アメックスのETCカードのセキュリティコードはどこにある?
アメックスのETCカードには、通常のクレジットカードと異なりセキュリティコード(CVV)は記載されていません。なぜなら、ETCカードはネット決済などには使用されず、専用端末(車載器)での読み取り専用カードだからです。
そのため、ETCカードをオンラインで使うことはなく、セキュリティコードが必要な場面も基本的に存在しません。これは不正利用のリスクが極めて低いため、カード番号と有効期限だけで管理される設計になっているとも言えます。
アメックスのETCカードはキャッシングはできる?
アメックスのETCカードではキャッシング機能は利用できません。本体カードにキャッシング枠があったとしても、ETCカードにはその機能は付与されません。
たとえば、急な出費で現金が必要な場合でも、ETCカードを使ってATMでお金を引き出すことはできません。そのため、キャッシングを利用する場合は、本体のアメリカン・エキスプレス・カードで対応する必要があります。ETCカードは、通行料支払い専用と割り切って使うのが基本です。
アメックスのETCカードの利用限度額は?
アメックスのETCカードの利用限度額は、本体カードの利用枠内で管理されています。ETCカードには独立した上限が設定されておらず、あくまでメインカードの利用可能額をシェアする形式です。つまり、ETCでどれだけ使えるかは、アメックスカードに割り当てられた総利用枠によって決まります。たとえば、ショッピング利用可能枠が50万円ある場合、その範囲内でETCの利用も含まれることになります。
そのため、ETCだけ使いたいのに限度額が足りないという状況にならないよう、カード全体の利用状況を意識しておくことが大切です。
アメックスのETCカード単体だけ申し込むことはできる?
アメックスのETCカードは単体では申し込めません。理由は、ETCカードはあくまでアメリカン・エキスプレスの本体カードに付帯する追加カードとして発行されるからです。たとえば、アメックスのクレジットカードをまだ持っていない状態では、ETCカードの申し込み手続き自体ができません。まずは本体カードを発行し、その後に会員ページなどからETCカードを追加申請する流れになります。
ETCカードだけ欲しいからアメックスを選びたいという方には不向きかもしれませんが、本体カードを使う予定があるならETCカードも一括管理できて便利です。
アメックスのETCカードは法人でも使える?
アメックスのETCカードは法人カード・ビジネスカードでも利用可能です。しかも、法人向けカードではETCカードの発行手数料や年会費が無料になるケースも多く、複数枚の発行にも対応しています。たとえば、社員ごとにETCカードを持たせて業務用の車で使わせる場合でも、利用明細が一括で確認でき、経費精算がとてもラクになるというメリットがあります。このように、アメックスの法人向けETCカードは、実務効率を重視する企業や個人事業主にとって非常に有用です。
信頼性・管理のしやすさ・コスト面の3つを重視するなら、法人用途にも自信を持っておすすめできます。
クレカ歴16年、222枚のクレカ所有。創業2年で累計7,142枚のクレカ発行の実績あり。YouTubeチャンネル開設1年7カ月でチャンネル登録者数10万人突破。現在クレカ総フォロワー47万人と金融系配信者ではトップクラスの実績を誇る。