「JALマイルを貯めてお得に旅行したいけど、どのカードを選べばいいか分からない」という方にぴったりなのが、年会費を抑えて気軽に始められるJAL普通カードです。本記事では、JAL普通カードの特徴やメリット・デメリット、実際の口コミや申込方法までをわかりやすく解説します。
さらに、他のおすすめカードや利用時の注意点、よくある質問にも触れながら、自分に合った1枚かどうかが判断できるよう丁寧に紹介します。JALカード初心者の方はもちろん、見直しを考えている方にも参考になる内容です。
JAL普通カードとは?
カード名
JAL普通カード
国際ブランド
Visa・Mastercard®・JCB
発行会社
株式会社JALカード、三菱UFJニコス、JCB
年会費
2,200円(税込)
ポイントの種類
JALマイル
ポイント還元率
0.5%〜1.0%(ショッピングマイル・プレミアム加入時)
ポイント付与レート
200円=1マイル(プレミアム加入で2マイル)
ポイント交換レート
1マイル=1円以上の価値(特典航空券利用時)
ポイント有効期限
36カ月(3年間)
交換可能マイル
JALマイル
ポイントアップ店舗
ファミリーマート/大丸/特約店など
電子マネー
ー
スマホ決済
Apple Pay/Google Pay
入会資格
18歳以上(高校生を除く)で本人または配偶者に安定収入のある方
ETCカード発行
年会費:無料(発行手数料1,100円)
家族カード発行
年会費:1,100円/枚(税込)
空港ラウンジ
対象外
プライオリティ・パス
対象外
海外旅行保険
最高1,000万円(利用付帯)
国内旅行保険
最高1,000万円(利用付帯)
ショッピング保険
最高100万円(JCBのみ)
その他の付帯サービス
JALカード割引/ボーナスマイル/マイル有効活用サポート
JAL普通カードは、JALグループの航空機利用でマイルを貯めたい人に向けた、年会費が手頃な入門カードです。年会費は2,200円(税込)と他のJALカードに比べて安く、初めてのマイル系カードとして選ばれることが多いです。フライトやショッピングなど、日常生活のあらゆる場面でマイルが貯まり、JAL便の搭乗でもボーナスマイルが付与される仕組みになっています。
さらに、国内外の旅行保険やショッピング保険など、最低限の付帯サービスもしっかり備わっており、初めて持つには十分と言えるバランスのよさが魅力です。また、特典がシンプルでわかりやすいため、カード初心者にも扱いやすい点も評価されています。
JAL普通カードは、JALにたまに乗る、日常使いでマイルを少しずつ貯めたいというライトユーザーにぴったりの一枚です。
JAL普通カードのメリット
JAL普通カードは、年会費を抑えつつ、日常生活やフライトでしっかりマイルが貯まるのが魅力です。初心者にも扱いやすいシンプルな設計で、JAL便の搭乗者にとっては十分な機能が揃っています。無理なくマイルを貯めたい方にとって、コスパの良さと分かりやすさは大きな利点です。この章を読めば、JAL普通カードがなぜ入門用として評価されているのか、その理由と強みが一目でわかります。
年会費が安く、気軽に始めやすい
JAL普通カードは、初めてのマイル系カードとして気軽に持ちやすいのが魅力です。なぜなら、年会費が2,200円(税込)と非常にリーズナブルで、航空系カードの中では手を出しやすい価格帯だからです。例えば、上位のCLUB-Aカードでは年会費11,000円(税込)となるため、比較するとその差は歴然と言えます。
年1回の搭乗でもボーナスマイルがもらえるなど、必要最低限の機能は揃っており、少しだけJALを使う人でも十分メリットを感じられます。費用を抑えつつ、マイルの世界を体験してみたい人には、まず検討して損のないカードと言えるでしょう。
日常利用でマイルが効率よく貯まる
JAL普通カードは、買い物など日常生活の支払いでマイルを着実に貯めたい人に向いています。通常は200円で1マイルが貯まり、さらに年会費4,950円(税込)のショッピングマイル・プレミアムを追加すれば、100円で1マイルと還元率が倍になります。この仕組みにより、普段のコンビニやスーパーでの支払いでも、マイルが貯まりやすくなるのがポイントです。航空券だけでなく、電子マネーやギフト券にも交換できるため、使い道も豊富です。
飛行機に頻繁には乗らないけど、マイルを活用したいという人にとって、JAL普通カードはちょうどいい一枚でしょう。
入会・搭乗・継続でボーナスマイルがもらえる
JAL普通カードは、使い始めたその時からマイルを貯めやすくなる特典が用意されています。具体的には、入会時・初回搭乗時・毎年のカード継続時に、それぞれボーナスマイルがプレゼントされます。たとえば、入会で1,000マイル、初回搭乗で1,000マイル、継続で毎年1,000マイルが付与されるため、飛行機に乗る頻度が少なくても、持っているだけで貯まるのが魅力です。
こうした特典はJAL便の利用を後押しするきっかけにもなります。少しずつでもマイルを積み上げていきたい方にとって、非常に効率の良いスタートダッシュが可能なカードです。
空港での利便性が向上する
JAL普通カードを持っていると、空港での移動や手続きがスムーズになります。JALマイレージバンクの上級会員とは異なりますが、JALカード会員専用のチェックインカウンターが一部の空港に用意されており、混雑を避けて手続きできる場合があります。また、JAL便の搭乗時にはJALカード割引運賃が利用できるケースもあり、運賃面でもお得になることがあるのも特徴です。
さらに、カード利用で貯めたマイルを特典航空券に交換すれば、空港からの旅がもっと身近で便利なものになるでしょう。よく空港を利用する人にとって、ちょっとした快適さが実感できるカードです。
他のJALカードに比べてシンプルで使いやすい
JAL普通カードは、複雑なポイント計算や条件が少ないため、細かいルールを覚えるのが面倒という方でも気軽に使い始められます。また、Web明細やアプリも分かりやすく、初心者でも迷わず管理できます。まずはJALカードを1枚使ってみたいという人には、過不足ないちょうどよさが感じられるでしょう。
JAL普通カードのデメリット
JAL普通カードには魅力的な点が多い一方で、利用前に知っておくべき注意点もいくつかあります。なぜなら、年会費が安いぶん、他のJALカードに比べてサービスや補償がやや限定的だからです。特にマイルの還元率や旅行保険の内容は、人によっては物足りなく感じるかもしれません。
この章を読めば、自分の使い方に本当に合っているかをしっかり判断できます。事前に知っておけば後悔のない選択ができます。
マイル還元率がやや低め
JAL普通カードのマイル還元率は、他のカードと比べてやや控えめです。通常は200円の利用で1マイルしか貯まらず、還元率にすると約0.5%程度になります。ショッピングマイル・プレミアム(有料オプション)を付けることで倍の100円=1マイル(1%相当)にできますが、それには年会費4,950円が追加で必要です。
つまり、標準のままでは、日常利用だけでマイルを効率的に貯めたい人にとって物足りない可能性があります。とはいえ、航空券購入やJAL搭乗によるボーナスマイルと組み合わせれば、十分カバーできる場合もあるため、使い方に合わせた判断が大切です。
海外旅行保険の補償額が少ない
JAL普通カードには海外旅行保険が付帯していますが、その補償内容は必要最低限にとどまります。たとえば、ケガや病気による治療費の補償額は最大1,000万円で、他のゴールドカードなどと比べるとかなり低めです。また、家族特約はなく、同行者の補償もカバーされません。これでは、海外で万が一のトラブルがあった際、十分なサポートが受けられない可能性も考えられます。
そのため、旅行好きな人や海外出張が多い方にとっては、保険内容の手厚いカードの方が安心できるでしょう。JAL普通カードはあくまで国内利用がメインで、海外はたまに行く程度の人向きの設計です。
ショッピングマイル・プレミアムが有料オプション
JAL普通カードの大きな特徴のひとつがショッピングマイル・プレミアムですが、これは無料ではありません。加入すれば日常の買い物で100円ごとに1マイル(還元率1%)が貯まりますが、そのためには年間4,950円(税込)の追加費用が必要になります。
この金額を高いと感じるかマイル効率のための必要経費と捉えるかは人それぞれですが、マイルを貯める意欲がそこまで高くない人にとっては、コストに見合わないと感じることもあるでしょう。気軽に使える年会費のカードではありますが、本気でマイルを貯めるなら追加費用が必要という点は理解しておくべきです。
ラウンジ利用などの特典が少ない
JAL普通カードには、空港ラウンジの無料利用といったプレミアムな特典が含まれていません。一部のゴールドカードやCLUB-Aゴールドカード以上では、国内主要空港のラウンジが無料で利用できますが、JAL普通カードでは対象外です。そのため、空港での待ち時間をゆったり過ごしたいという人にとっては、物足りなさを感じるでしょう。
また、優先搭乗や手荷物無料配送といったサービスも付帯されていないため、空の旅で特別扱いを期待する方にはやや不向きです。とはいえ、そもそも年会費が安く、ラウンジ利用を重視しない人には、この点は大きなデメリットにならないかもしれません。
他のJALカードとの違いが分かりづらい
JAL普通カードは、他のJALカードとの違いが少し分かりにくいという声があります。たとえば、CLUB-Aカードやゴールドカードとの違いは年会費だけでなく、保険の手厚さやボーナスマイルの量、空港サービスの有無など多岐にわたりますが、それが一目で把握しづらいのです。公式サイトにも比較表はありますが、初心者には少し複雑に感じるかもしれません。
特にどのカードを選べば自分に合っているのかを判断しづらいため、カード選びの途中で混乱してしまう人も多いようです。JALカードを初めて検討する人は、比較のポイントをしっかり押さえておくことが大切です。
JAL普通カードの評判・口コミ
JAL普通カードにはコスパのよさや、マイルの貯まりやすさを評価する声がある一方で、特典の少なさなどの意見も見られます。実際のユーザーの口コミからは、実感ベースでのメリット・デメリットが見えてきます。カードのスペック表だけでは分からない、使ってみてどうだったかを知ることで、自分に合った選び方が可能です。
この章を読めば、利用者のリアルな声からJAL普通カードの使い勝手がわかります。選ぶ前に参考にしておきましょう。
評判・口コミ①:年会費が安く、気軽に作れて嬉しい
「初めてのマイル系カードでも、これなら安心して持てる」と感じた人が多いです。その理由は、年会費が2,200円(税込)と手頃だからです。航空会社系のカードは高額な年会費がかかる印象がありますが、JAL普通カードはそのイメージを覆します。例えば、CLUB-Aカードでは11,000円(税込)かかるため、比較すると負担の差は明らかです。
実際、マイルを貯めてみたいけど、あまりお金はかけたくないという人にとって、この価格帯は心理的にも始めやすいようです。とりあえず持って試したいという気持ちに応えてくれる、入門向けとしての魅力が高く評価されています。
評判・口コミ②:日常使いでマイルが貯まるのが嬉しい
「特別な出費じゃなくても、マイルが貯まるのが嬉しい」という声がよく聞かれます。JAL普通カードでは、日常の買い物やネットショッピングでも200円で1マイルが貯まります。さらに、ショッピングマイル・プレミアムを追加すれば100円=1マイルです。
これにより、ふだん通りの生活のなかでも「気づけばマイルがけっこう貯まっていた!」という人も多く、旅行をもっと身近に感じるきっかけになっています。マイル=飛行機代の割引と考えれば、普段の支払いがそのまま旅の一部になる感覚が人気の理由と言えそうです。
評判・口コミ③:搭乗ボーナスマイルでお得感がある
「飛行機に乗るだけでマイルがもらえるのは、やっぱりお得!」という利用者の声も目立ちます。JAL普通カードでは、入会後の初回搭乗時に1,000マイル、毎年の初回搭乗時にも1,000マイルのボーナスが付与されます。頻繁に飛行機を使わない人でも、このボーナスのおかげでカードを持っててよかったと感じる瞬間があるようです。
しかも、年会費が安いにもかかわらずこの特典があるのは、JALカードならではの良さです。飛行機利用とカードの相性をしっかり活かせることが、お得感につながっているのでしょう。
評判・口コミ④:旅行保険が最低限で少し不安
「付帯保険が最低限すぎて、海外旅行ではちょっと心配」という声もあります。JAL普通カードには海外旅行保険がついていますが、補償額は最大1,000万円と物足りないと感じる方もいる内容です。また、家族特約がなく、同行者をカバーできない点も不安材料となっています。
旅行好きな人からは「他社のゴールドカードならもっと手厚い保障があるのに」という声が出るのも無理はありません。「国内中心で使うなら十分だけど、海外にも行く人は別の保険や上位カードを検討した方が安心」と感じる利用者も多いようです。
評判・口コミ⑤:マイル還元率が低く感じることもある
「思っていたよりマイルが貯まらなくて、少し物足りなかった」という感想も一部にあります。特にショッピングマイル・プレミアム(年4,950円)に加入していない場合、通常の還元率は200円で1マイル(約0.5%)と低めです。楽天カードなどと比べると、ポイント還元の感覚が鈍く感じることもあるようです。
そのため、「あくまでJAL便に乗る機会があってこそ価値が出るカード」という見方もされています。「飛行機にあまり乗らない人には、還元効率で他のカードに軍配が上がる場面もある」との冷静な意見も見受けられます。
JAL普通カードの申込方法
JAL普通カードの申し込みは、ネットから手軽に行えます。特に難しい操作はなく、初めての人でも安心です。その理由は、公式サイトに専用の申込フォームがあり、ステップごとに必要情報を入力していくだけで完了するからです。本人確認書類のアップロードもその場でできますし、申し込み後は審査結果を待つだけと簡単に申し込めます。
実際に「5分ほどで完了した」「書類の郵送も不要でラクだった」という声も多く、申し込みハードルはかなり低めです。この章では、JAL普通カードの申込手順を4ステップでご紹介します。
・STEP1:公式サイトへアクセス
JALカードの公式ページからJAL普通カードを選び、提携ブランドを選ぶをクリックします。提携ブランドを選び、次へ進むボタンをクリックします。その後、同意して申し込み画面に進むをクリックしてください。
・STEP2:申込情報を入力
氏名・性別・生年月日など、必要事項を入力します。申し込みには18歳以上(高校生を除く)で安定した収入があることが基本条件です。
・STEP3:本人確認書類をアップロード
運転免許証やマイナンバーカードなど、本人確認書類をスマホやPCからアップロードします。画像データでOKです。
・STEP4:審査~カード到着を待つ
申込完了後、カード会社が審査を行い、問題がなければおよそ1〜2週間でカードが自宅に届きます。到着後は所定の方法で利用開始手続きを行います。
オンライン申込が不安な方でも、途中で保存できる機能やサポート案内があるため、迷わず進められます。まずは公式サイトをのぞいてみましょう。
JAL普通カード以外におすすめのクレジットカード3選
JAL普通カードに物足りなさを感じた方には、目的に応じた別のカードも検討する価値があります。なぜなら、年会費や特典内容、マイルの貯まりやすさはカードごとに大きく違い、ライフスタイルによって向き・不向きが分かれるからです。
この章を読めば、もっとマイルを貯めたい、他社の特典を使いたいといったニーズに合ったカードが見つかります。
JAL CLUB-Aカード
通常のフライトマイルに加えて、入会時5,000マイル、毎年初回搭乗時2,000マイルのボーナスも付与されます。
また、海外・国内旅行傷害保険が自動付帯されており、最高5,000万円の補償が受けられます。
年会費11,000円(税込)でこの特典は非常にコスパが高いですね。
カード名
JALカード CLUB-Aカード
国際ブランド
Visa、Mastercard®、JCB
発行会社
株式会社JALカード
年会費
11,000円(税込)
ポイントの種類
JALマイル
ポイント還元率
0.5~1.0%
ポイント付与レート
通常:200円(税込)につき1マイル
ポイント交換レート
1マイル=1円相当(e JALポイントとして利用)
ポイント有効期限
3年間
交換可能マイル
JALマイル
ポイントアップ店舗
大丸、ファミリーマートなど
電子マネー
-
スマホ決済
Apple Pay、Google Pay
入会資格
18歳以上(高校生を除く)
ETCカード発行
無料(発行手数料:無料~1,100円(税込)、ブランドにより異なる)
家族カード発行
年会費:3,850円(税込)
空港ラウンジ
利用不可
プライオリティ・パス
なし
海外旅行保険
最高5,000万円(自動付帯)
国内旅行保険
最高5,000万円(自動付帯)
ショッピング保険
年間100万円まで補償(海外)
その他の付帯サービス
入会搭乗ボーナス/毎年初回搭乗ボーナス/JALビジネスクラス・チェックインカウンターの利用など
JAL普通カードよりも多くのマイル特典を受けたいなら、JAL CLUB-Aカードが有力な選択肢です。このカードは、入会・毎年の継続・搭乗時に付与されるボーナスマイルが大幅に増えるのが特徴です。たとえば、搭乗ボーナスは25%(普通カードは10%)にアップし、マイルを効率的に貯められます。また、旅行保険の補償額も上位カードらしく手厚く、海外でも安心感があります。
そのぶん年会費は11,000円(税込)と高くなりますが、JAL便の搭乗が年数回以上ある人にとっては、十分元が取れる設計です。JALカードでしっかりマイルを貯めたいという人には、CLUB-Aカードがひとつのステップアップとしておすすめです。
ANA To Me CARD PASMO JCB Series
カード名
ANA To Me CARD PASMO JCB Series(ソラチカ一般カード)
国際ブランド
JCB
発行会社
株式会社ジェーシービー(JCB)
年会費
初年度無料、2年目以降2,200円(税込)
ポイントの種類
Oki Dokiポイント/メトロポイント/ANAマイル
ポイント還元率
0.5%〜2.0%
ポイント付与レート
1,000円=1pt(Oki Dokiポイント)
ポイント交換レート
10マイルコース・・・1,000円(税込)=Oki Dokiポイント1ポイント=10マイル
5マイルコース・・・1,000円(税込)=Oki Dokiポイント1ポイント=5マイル
ポイント有効期限
2年(Oki Dokiポイント)
交換可能マイル
ANA
ポイントアップ店舗
JCB ORIGINAL SERIESパートナー(セブンイレブン/スターバックスなど)
電子マネー
PASMO(オートチャージ対応)
スマホ決済
Apple Pay、Google Pay
入会資格
18歳以上で本人または配偶者に安定収入がある方(高校生を除く)
ETCカード発行
年会費:無料
家族カード発行
年会費:1,100円/枚(本会員の年会費が無料の場合、家族会員も無料)
空港ラウンジ
-
プライオリティ・パス
-
海外旅行保険
最高1,000万円(利用付帯)
国内旅行保険
-
ショッピング保険
年間最高100万円(海外利用のみ)
その他の付帯サービス
PASMOオートチャージ/メトロポイントPlus/ANAマイレージクラブ機能一体型
ANAマイルを貯めるなら、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)も非常に魅力的な一枚です。このカードの特徴は、ANAマイルと東京メトロのポイント(メトロポイント)を相互に交換できる点です。特にメトロポイント → ANAマイルへの交換は還元率が高く、日常の通勤やPASMOチャージでも効率よくマイルを貯めることができます。
年会費は2,200円(税込)とJAL普通カードとほぼ同等でありながら、ANAカード特有の航空機利用時の特典も含まれています。ANAを利用する機会が多く、東京メトロの沿線に住んでいる人にとっては、JALカードよりも実用的な選択になるかもしれません。
楽天カード
楽天カードの基本ポイント還元率は1.0%で、SPUではポイント還元率が最大18倍に。楽天経済圏のサービスを利用している人には特におすすめのクレジットカードです。
カード名
楽天カード
国際ブランド
Visa・MasterCard®︎・JCB・American Express
発行会社
楽天カード株式会社
年会費
無料
ポイントの種類
楽天ポイント
ポイント還元率
1.0%~18.0%
ポイント付与レート
100円=1pt
ポイント交換レート
1pt=1円相当
ポイント有効期限
1年
交換可能マイル
JAL/ANA
ポイントアップ店舗
楽天市場/楽天トラベル/楽天証券 など
電子マネー
楽天Edy
スマホ決済
Apple Pay/Google Pay
入会資格
18歳以上で安定した収入がある方(高校生不可)
ETCカード発行
初回年会費:550円(税込)
家族カード発行
年会費無料
空港ラウンジ
利用可能
プライオリティ・パス
-
海外旅行保険
最高2,000万円
国内旅行保険
-
ショッピング保険
-
その他の付帯サービス
プレミアムプログラム/紛失・盗難補償 など
コスパ重視でポイントを貯めたいなら、楽天カードも非常に強力な選択肢です。年会費は永年無料で、楽天市場での買い物では最大3〜5倍のポイントが貯まり、使い道も楽天グループ内外で自由度が高いのが魅力です。マイルに直接対応しているわけではありませんが、楽天ポイントをANAマイルに移行することもできます。
また、海外旅行保険も利用付帯でついており、初心者からベテランまで幅広く使われている定番カードです。飛行機の利用が少ない人や、ポイント還元率を重視する人にとっては、JALカードよりも満足度が高い場面が多いでしょう。
JAL普通カードに関するよくある質問
JAL普通カードを使ううえで、細かいルールや仕様について気になるポイントは少なくありません。特に「年会費はいくら?」 「マイルの有効期限は?」 「旅行保険って何がカバーされるの?」 といった疑問は、事前に確認しておくことで安心してカードを使えます。
この章では、よくある10の質問に丁寧に答えることで、実際の利用イメージがつかみやすくなるはずです。
JAL普通カードの年会費はいくら?
JAL普通カードの年会費は、2,200円(税込)と比較的リーズナブルです。これは航空系カードの中ではかなり低価格で、初めての人でも気軽に持ちやすい料金設定です。家族カードを作る場合も、年会費は1,100円(税込)でコストを抑えられます。
年会費が安いとはいえ、フライト時のボーナスマイルや旅行保険などの特典もついており、「価格以上の価値がある」と感じる利用者も多いです。初めてマイルを貯めてみたい方や、コスパ重視で選びたい方にはぴったりの1枚といえるでしょう。
JAL普通カードのマイルの有効期限はどれくらい?
JAL普通カードで貯めたマイルの有効期限は、積算月から数えて36カ月(3年間)です。つまり、マイルを貯めてから3年以内に使わないと失効してしまうため、計画的に使う必要があります。期限があるとはいえ、特典航空券や電子クーポンなど使い道が豊富なので、日常利用+年に1回程度の搭乗でも十分活用可能です。
気づいたら失効していたという事態を避けるには、マイル残高を定期的に確認しながら、早めに使う意識が大切です。
ショッピングマイル・プレミアムはつけた方がいい?
マイルを効率よく貯めたいなら、ショッピングマイル・プレミアムの加入はおすすめです。このオプションをつけると、通常200円=1マイルの還元率が、100円=1マイル(1%)に倍増します。ただし年会費として4,950円(税込)がかかるため、年間いくら使うかが判断のカギになります。
日常的にクレジットカードをよく使う人であれば、加入によって年会費以上のマイルが貯まりやすく、費用対効果が高いといえるでしょう。逆に、利用額が少ない人は無理につける必要はありません。利用スタイルに合わせて柔軟に考えましょう。
JAL普通カードの旅行保険はどの程度ついてくる?
JAL普通カードには、最低限の海外・国内旅行傷害保険が付帯しています。海外旅行中のケガや病気に対しては、治療費用が最大1,000万円まで補償されます。ただし利用付帯のため、旅行代金などをJAL普通カードで支払うことが条件です。
補償内容としては最低限というレベルで、ゴールドカードのような高額補償や家族特約は含まれていません。そのため、頻繁に海外旅行へ行く人や安心を重視したい人は、別途保険を検討するか、上位カードの利用も視野に入れるのがよいでしょう。
JAL普通カードのポイントは他社ポイントに交換できる?
JAL普通カードで貯まるのはJALマイルであり、楽天ポイントやTポイントなどの他社ポイントとは直接交換できません。ただし、マイルを使ってJAL特典航空券やe JALポイント(電子クーポン)に交換すれば、間接的に航空券代やツアー代金の割引に使えます。
このため、マイル=飛行機だけと思いがちですが、使い道を工夫すれば日常生活でも活用できます。他社ポイントとの互換性はないものの、JAL便を利用する人なら十分に使い道があり、マイルの価値を実感できるでしょう。
JAL普通カードの利用明細はどこで確認できる?
JAL普通カードの利用明細は、カード会社(三菱UFJニコスなど)のWebサービスのNet Branchなどで確認できます。紙の明細書ではなく、ネット明細に切り替えることで、毎月の利用状況や引き落とし金額をいつでも確認できます。アプリでの確認も可能です。
また、JALカード会員専用ページのMyJALCARDでも、マイルの残高や特典履歴がチェックできます。ネット明細にすれば郵送費も節約でき、家計管理がしやすくなるため、早めの登録がおすすめです。
JAL普通カードにキャッシング機能はついている?
JAL普通カードには、希望すればキャッシング枠をつけることができます。申込時や後日の手続きで設定可能で、提携ATM(コンビニ・銀行)で現金を引き出せます。ただし、金利(実質年率18.0%など)がかかるため、緊急時以外はあまり利用しないほうが賢明です。
また、キャッシングの利用限度額は審査により決まり、必ずしも希望額が通るわけではありません。どうしても現金が必要な場合の最後の手段として考え、むやみに使いすぎないことが大切です。
JAL普通カードを紛失・再発行した場合はどうなる?
JAL普通カードを紛失した場合は、すぐにカード会社へ連絡し、利用停止と再発行の手続きをしましょう。万が一不正利用があった場合でも、連絡が早ければ補償の対象となる場合があります。再発行には数日〜1週間程度かかり、再発行手数料(1,100円程度)がかかる場合もあります。
JALマイレージバンクの情報やマイル残高は引き継がれるので安心です。紛失したら焦らず、公式窓口に迅速に対応することが一番大切です。海外での紛失にも対応しています。
JAL普通カードのセキュリティコードはどこにある?
JAL普通カードのセキュリティコード(CVC)は、カード裏面の署名欄右上にある3桁の数字です。オンラインショッピングなどで必要になるこのコードは、不正利用防止のために重要な情報なので、他人に見られないよう十分に注意しましょう。
また、JALカードでは不正利用対策として本人認証サービス(3Dセキュア)にも対応しているため、セキュリティ面も強化されています。ネットでの利用が多い方は、セキュリティコードの扱い方にも気を配ると安心です。
JAL普通カードの利用限度額はどのくらい?
JAL普通カードの利用限度額は、審査により個別に決まるため、人によってさまざまです。一般的には10万円〜100万円程度が多く、収入や職業、信用情報などをもとにカード会社(三菱UFJニコスなど)が設定します。利用中に増額を希望することも可能ですが、必ず審査があります。
また、使いすぎると利用停止になることもあるため、明細をこまめに確認することが大切です。いくらまで使えるかは明細書や会員ページでチェックできるので、不安なときは確認しておきましょう。
クレカ歴16年、222枚のクレカ所有。創業2年で累計7,142枚のクレカ発行の実績あり。YouTubeチャンネル開設1年7カ月でチャンネル登録者数10万人突破。現在クレカ総フォロワー47万人と金融系配信者ではトップクラスの実績を誇る。