高速道路をよく利用する方にとって、ETCカード選びはコストと使い勝手のバランスが大切です。中でもJCBカードWのETCカードが注目を集めています。年会費・発行手数料が完全無料で、ポイント還元も高水準と好評です。
ただし、39歳以下しか申し込めないなどの条件や注意点もあります。本記事では、メリット・デメリット、評判、申込方法、他社カードとの比較、よくある質問まで、初めての方にもわかりやすく解説します。
JCBカードWのETCカードとは?

JCBカード Wの魅力は、何といっても年会費無料でいつでもポイント2倍、基本還元率1%の高さですね。Oki Dokiポイントは多彩な交換先があり、JCBプレモカードやビックカメラポイントなどに等価で交換できるのも嬉しいポイント。海外旅行保険も付帯していて、コストパフォーマンスが非常に高いカードと言えます。
カード名 | JCBカード W |
---|---|
国際ブランド | JCB |
発行会社 | 株式会社ジェーシービー |
年会費 | 永年無料 |
ポイントの種類 | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 1.00%~10.50% |
ポイント付与レート | 1,000円ごとに2ポイント |
ポイント交換レート | 1ポイント= 3円〜5円 |
ポイント有効期限 | 2年間(獲得月から) |
交換可能マイル | JALマイル 1ポイント=3マイル (500ポイント以上から交換) |
ポイントアップ店舗 | Amazon、セブン-イレブン、スターバックスなど |
電子マネー | 非対応 |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
入会資格 | 18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方 |
ETCカード発行 | 発行可(年会費・発行手数料は無料) |
家族カード発行 | 発行可(年会費無料・40歳以上でも発行可) |
空港ラウンジ | なし |
プライオリティ・パス | なし |
海外旅行保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内旅行保険 | なし |
ショッピング保険 | 海外利用分のみ、購入日から90日間、年間最高100万円(自己負担1万円) |
その他の付帯サービス | ナンバーレスカード発行、本人認証サービス |
JCBカードWのETCカードは、年会費・発行手数料が完全無料で、JCBという国内大手ブランドが提供しています。ETC専用カードとして、全国の高速道路のETCゲートで利用でき、料金はJCBカードWの利用分としてまとめて請求されます。通行料金1,000円につき1ポイントのOki Dokiポイントが貯まる仕組みも魅力のひとつです。
ただし、このETCカードはJCBカードWを保有している人のみが申し込める付帯カードで、自動付帯ではないため注意する必要があります。通勤やレジャーで高速道路をよく使う方には、コスパのよいETCカードとして非常におすすめです。
JCBカードWのETCカードのメリット
JCBカードWのETCカードは、コストを抑えつつ安心して使えるのが魅力です。無料で持ててポイントも貯まり、家族利用の面でも優れています。ここを読めば、なぜこのETCカードが多くの人に選ばれているのか、その理由とメリットがしっかりわかります。
ポイント還元率が高い
JCBカードWのETCカードの魅力の一つは、ETC利用分でもポイント還元が受けられる点です。ETC利用料金1,000円につき1ポイントのOki Dokiポイントが貯まります。
Oki Dokiポイントは1ポイント=5円相当で使えるため、実質的な節約効果も高いです。頻繁に高速道路を使う方にとって、ETC利用でもしっかりポイントがもらえるのは嬉しいメリットです。
ETCマイレージサービスにも対応している
JCBカードWのETCカードは、ETCマイレージサービスにも対応しているため、さらなる還元を受けることができます。このサービスでは、高速道路の利用料金に応じてマイレージポイントが貯まり、一定のポイントで無料通行分に交換が可能です。NEXCO東日本・中日本・西日本などの高速道路会社が提供しているこの制度を活用すれば、実質的な通行料の割引を受けられます。
JCBカードWのポイント還元とETCマイレージサービスを組み合わせれば、ダブルでお得になる仕組みです。ただし、マイレージサービスの登録は別途必要になるため、JCBカード側の手続きとは別に公式サイトでの登録を忘れないようにしてください。節約志向のドライバーにとって、見逃せない特典の一つです。
家族カードでもETCカードを発行できる
JCBカードWでは、家族カードを持っている人でもETCカードを発行できるのが特徴です。これにより、家族全員でそれぞれの車にETCカードを搭載でき、個別の利用明細で管理がしやすくなります。たとえば、親が本会員で子どもが家族カードを持っている場合、その子ども自身のETC利用分が別途記録されるので、家計の分担や費用の把握にも便利です。
また、年会費や発行手数料も本会員と同じく無料で、家族単位での利便性が高い点も魅力といえます。クレジットカードによっては家族カード利用者はETCカードを発行できない場合もある中で、JCBカードWの柔軟な対応はとても実用的です。家族で複数台の車を使う家庭には、特に嬉しいポイントといえるでしょう。
年会費・発行手数料が完全無料
ETCカードを使いたくても、年会費や発行手数料がネックになることがあります。その点、JCBカードWのETCカードは、完全無料で発行・維持できるのが大きなメリットです。初期費用や毎年の維持費が一切かからないため、「使いたいけどコストは抑えたい」という方には理想的な選択肢といえます。
他社クレジットカードでは、ETCカードの発行に年会費500円〜1,000円ほどかかる場合もある中、JCBカードWのETCカードは気軽に持てます。コスト重視でETCカードを探している方には、見逃せない選択肢です。
JCBカードWのETCカードのデメリット
JCBカードWのETCカードには、年齢制限や申込手続きの手間、ポイント対象外の条件など、知っておきたい注意点もいくつかあります。事前にこれらのデメリットを把握しておくことで、後悔のない選択ができるはずです。
申し込み対象が39歳以下に限定されている
JCBカードWのETCカードを利用するには、まずJCBカードWの本カードを作る必要がありますが、その申し込み対象が39歳以下に限られている点が注意点です。40代以上の方でJCBのETCカードを発行したい場合は、JCBカードW以外のJCBカードを発行しましょう。
ETCカードは1枚のクレジットカードにつき1枚まで
JCBカードWでは、1枚のクレジットカードにつきETCカードを発行できるのは1枚までという制限があります。たとえば、自分で複数の車を所有していて、それぞれにETCカードを搭載したいという人には、このルールはやや不便です。他のカード会社の中には複数枚のETCカードを発行できるところもあるため、比較すると柔軟性に欠ける面もあるといえるでしょう。
ただし、家族で複数枚のETCカードを使いたい場合は、家族カードを発行し、その家族カードごとにETCカードを申し込むことで、実質的に複数枚のETCカードを持つことが可能です。つまり、本会員カード1枚につきETCカードは1枚までですが、家族カードを活用することで台数に応じたETCカードを持つ手段があるということです。
とくに、日常的に複数台を使う家庭や個人事業主には注意が必要です。用途ごとにカードを使い分けたい人は、ETCカードの枚数制限や家族カードの併用という選択肢も含めて、事前に把握しておきましょう。
ETCカードの申し込みは自動付帯ではない
JCBカードWのETCカードは自動付帯ではなく、別途申し込みが必要です。この点を知らずにいると、申し込んだのにETCカードが届かないと誤解してしまうケースもあるでしょう。JCB公式サイトでも明記されていますが、ETCカードはオンラインまたは書面での手続きが必要で、審査も個別に行われます。
ETC利用分は一部ポイント対象外のケースもある
JCBカードWのETCカードは基本的にポイントが貯まりますが、一部のETC利用分がポイント対象外になるケースがある点には注意が必要です。たとえば、割引料金や特例措置が適用された一部区間などでは、ポイントが加算されないことがあります。このような条件は、JCBのポイントプログラムOki Dokiポイントの利用規約内に記載されており、見落としがちですが重要です。
日常的に通勤や買い物で同じルートを使っている場合には、どの区間が対象外か把握するのが難しいこともあります。こうしたケースがあることを知っていれば、過剰な期待をせず、より正確にポイントを管理できます。節約意識の高い方ほど、事前に確認しておくべきポイントです。
発行までにやや時間がかかる
JCBカードWのETCカードは、申し込んでから手元に届くまでにやや時間がかかる場合があります。通常は1〜2週間程度とされていますが、審査状況や繁忙期にはそれ以上かかることもあるのです。「来週の旅行に間に合わせたいと思って申し込んだのに間に合わなかった」という声も実際にあります。
直近の利用予定がある場合は、できるだけ早めに申し込みましょう。
JCBカードWのETCカードの評判・口コミ
JCBカードWのETCカードは、利用者の声から見えてくるリアルな評価が魅力です。年会費無料や高いポイント還元に満足する声がある一方で、発行の遅さやポイントの使い勝手に関する不満も見つかります。ここでは、実際の口コミを通じてメリット・デメリットのバランスを確認できます。
評判・口コミ①:年会費無料でコストパフォーマンスが高い
JCBカードWのETCカードは、年会費も発行手数料もかからず、コストパフォーマンスが非常に高いと評判です。なぜなら、一般的なETCカードは年会費や発行料がかかることが多く、維持するだけでコストが発生する場合があるからです。実際にETCカードにお金をかけたくないというユーザーから、「完全無料で持てて助かっている」といった声が多く見られます。
公式サイトでも、無料であることが明記されており安心感があります。維持費を抑えつつETCの機能をフル活用できる点は、家計を意識する人にとって大きな魅力です。コストをかけずに便利さを求めたい方にぴったりの選択肢といえるでしょう。
評判・口コミ②:ETC利用分もポイント対象でお得感がある
JCBカードWのETCカードは、ETC利用分もポイント対象となることで、お得感があるという評価が目立ちます。その理由は、一般的なクレジットカードの中にはETC利用分のポイントが少なかったり、そもそも対象外だったりするケースがあるからです。
たとえば、JCBカードWの場合、高速道路の利用料金でも基本的にOki Dokiポイントが0.5%還元(1,000円につき1ポイント付与、1ポイント=5円相当)され、「移動するだけでポイントが貯まるのが嬉しい」と好意的な声が集まっています。このような実用面での満足度は、日常の中で得を感じたいユーザーにとって大きな魅力です。単なる移動も賢いポイント活用のチャンスになるのは嬉しいところです。
評判・口コミ③:ETCカードの発行に時間がかかる
一方で、ETCカードの発行に時間がかかることをデメリットに感じている人もいます。理由としては、ETCカードがJCBカードWとは別申込で、しかも別送で届くため、手元に届くまでに1〜2週間程度かかるケースが多いためです。「旅行に合わせて急いで申し込んだが間に合わなかった」「カードは届いたのにETCカードが後日だった」という声が実際の口コミにも見られます。
JCB公式サイトでもお届けまで1週間〜10日程度と記載されていますが、時期によってはそれ以上かかる場合もあります。急ぎで必要な人にとっては、タイミングの見極めが必要となる点を知っておきましょう。余裕を持って申し込むのが安心です。
評判・口コミ④:ポイントの使い道が限定的
JCBカードWのETCカードで貯まるOki Dokiポイントについて、「使い道が少し限定的に感じる」という声もあります。理由は、ポイント交換先がJCB独自のラインナップに限られており、楽天ポイントやTポイントのように幅広いサービスで即使えるものではないからです。
たとえば、「家電や商品券には交換できるけど、他社ポイントへの交換に回数制限やレートの差があるのが気になる」といった口コミがあります。JCBのポイント制度は堅実ではあるものの、柔軟性を重視するユーザーには少し物足りなさを感じさせるのかもしれません。交換先にこだわりがある人は、事前に公式サイトのポイント交換ページを確認して、自分の用途に合うかをチェックすると安心です。
JCBカードWのETCカードの申込方法
JCBカードWのETCカードを利用するには、クレジットカードとは別に、ETCカードの申し込み手続きが必要です。これは、自動で付帯されないため注意が必要なポイントです。実際、カードは届いたのにETCカードが入っていないと驚く方も少なくありません。
申込方法はとてもシンプルですが、いくつかのステップを踏む必要があります。
申込手順(Web申込の場合)
- JCBカードWの公式サイトにログイン(MyJCB)
- カードの追加申込メニューを選択
- ETCスルーカードの申込ページに進む
- 内容を確認し、申し込み手続き完了
また、書面での申し込みも可能ですが、Webのほうが早く手続きが進みます。審査に通過すると、ETCカードは通常1〜2週間ほどで郵送されてきます(※時期によって前後します)。
JCB公式サイトにも案内がありますので、事前に確認しておくと安心です。早めに申し込めば、旅行や出張にもスムーズに間に合いますよ。
JCBカードW以外ののETCカード作成におすすめのクレジットカード3選
JCBカードW以外にも、ETCカードの発行に適したクレジットカードはたくさんあります。目的や使い方に応じて選べば、より自分に合った1枚が見つかるはずです。ここでは、年会費無料やポイント還元などが魅力の人気カードを3つ紹介します。
楽天カード
楽天カードの基本ポイント還元率は1.0%で、SPUではポイント還元率が最大18倍に。楽天経済圏のサービスを利用している人には特におすすめのクレジットカードです。
カード名
楽天カード
国際ブランド
Visa・MasterCard®︎・JCB・American Express
発行会社
楽天カード株式会社
年会費
無料
ポイントの種類
楽天ポイント
ポイント還元率
1.0%~18.0%
ポイント付与レート
100円=1pt
ポイント交換レート
1pt=1円相当
ポイント有効期限
1年
交換可能マイル
JAL/ANA
ポイントアップ店舗
楽天市場/楽天トラベル/楽天証券 など
電子マネー
楽天Edy
スマホ決済
Apple Pay/Google Pay
入会資格
18歳以上で安定した収入がある方(高校生不可)
ETCカード発行
初回年会費:550円(税込)
家族カード発行
年会費無料
空港ラウンジ
利用可能
プライオリティ・パス
-
海外旅行保険
最高2,000万円
国内旅行保険
-
ショッピング保険
-
その他の付帯サービス
プレミアムプログラム/紛失・盗難補償 など
ETCカードを手軽に持ちたいなら、楽天カードは非常にバランスの良い選択肢です。理由は、楽天ポイントの貯まりやすさと、楽天市場などでの利用でさらにお得になる仕組みがあるからです。ETCカードの年会費は550円(税込)ですが、ダイヤモンド・プラチナ会員なら無料になります。
実際に「楽天市場をよく使うので、ETCの利用でもポイントが貯まって助かっている」といった声も多いです。ETC利用分も100円で1ポイントが付与され、通勤や旅行で使うたびにポイントが積み上がります。ポイントの汎用性が高いため、ETCカードを通して生活全体の節約につながるのが大きな魅力です。
イオンカードセレクト
イオンカードセレクトの魅力は、何といってもイオングループでのポイント還元率の高さです。クレジットカード・電子マネーWAON・イオン銀行キャッシュカードの3つの機能が1枚にまとまっているのも◎。他にも、毎月10日の「ありが10デー」ならポイント還元率が3%にアップするなど、普段使いでどんどんポイントが貯まります。
カード名
イオンカードセレクト
国際ブランド
Visa、Mastercard®、JCB
発行会社
イオンフィナンシャルサービス株式会社
年会費
無料
ポイントの種類
WAONポイント、WAON POINT
ポイント還元率
0.5%〜3%
ポイント付与レート
200円で1ポイント
ポイント交換レート
1ポイント=1円相当
ポイント有効期限
最大2年間(ポイント加算期間1年+1年)
交換可能マイル
なし
ポイントアップ店舗
イオングループ(イオン、ダイエー、マックスバリュ等)でポイントアップ
電子マネー
WAON
スマホ決済
Apple Pay
入会資格
18歳以上かつ日本国内在住で電話連絡が可能な方
ETCカード発行
発行可(年会費・発行手数料は無料)
家族カード発行
発行可(年会費無料)
空港ラウンジ
なし
プライオリティ・パス
なし
海外旅行保険
なし
国内旅行保険
なし
ショッピング保険
年間50万円まで(180日間)
その他の付帯サービス
クレジットカード盗難保障
WAON機能とETCカードを1枚にまとめたい人には、イオンカードセレクトがぴったりです。なぜなら、クレジット・電子マネー・キャッシュカードの3機能が1枚に集約されていて、日常生活での使い勝手が非常に良いからです。ETCカードの年会費も無料で、イオンの店舗や高速道路の利用でもポイントが貯まる仕組みが整っています。
「イオン系列での買い物とETC利用を一緒にポイント管理できて便利」という声もあります。特に主婦層や家計を意識したい人にとって、ETCだけでなく日々の支払いを効率化できる点は見逃せません。生活に密着したカードとして、家族単位でも使いやすい一枚です。
三井住友カード(NL)
※ご入会には、ご連絡が可能な電話番号をご用意ください。
カード名
三井住友カード(NL)
国際ブランド
Visa、Mastercard®
発行会社
三井住友カード株式会社
年会費
無料
ポイントの種類
Vポイント
ポイント還元率
0.5%~7%※
ポイント付与レート
200円で1ポイント
ポイント交換レート
1ポイント=1円相当
ポイント有効期限
ポイントの最終変動日(貯める・使う・交換する)から1年間(自動延長あり)
交換可能マイル
ANAマイルへの交換可
ポイントアップ店舗
対象のコンビニ・飲食店等
電子マネー
-
スマホ決済
Apple Pay/Google Pay
入会資格
18歳以上(高校生を除く)
ETCカード発行
発行可(年会費550円、年1回以上利用で翌年無料)
家族カード発行
発行可(年会費無料)
空港ラウンジ
なし
プライオリティ・パス
なし
海外旅行保険
最高2,000万円(利用付帯)
国内旅行保険
なし
ショッピング保険
なし
その他の付帯サービス
SBI証券口座を開設して本カードでクレカ積立をすると0.5%ポイント付与
学生なら対象のサブスクや携帯料金の支払いで最大10%ポイント還元※
家族ポイントで最大+5%のポイント還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
セキュリティとポイント還元を重視したいなら、三井住友カード(NL)が安心です。NLはナンバーレスの略で、カード表面に番号がなく、不正利用のリスクを下げられる点が大きな魅力です。ETCカードも年会費無料(初年度無料+年1回の利用で翌年も無料)で持てるため、コスト面も抜群でしょう。
さらに、対象コンビニやマクドナルドで最大5%ポイント還元される特典もあり、ETC以外の用途でもお得感があります。利用明細はアプリからいつでも確認でき、家計管理もしやすいのも魅力です。スマートに管理したい人や、セキュリティ面を重視するユーザーに特におすすめできるカードといえるでしょう。
JCBカードWのETCカードについてのよくある質問
JCBカードWのETCカードを使ううえで、よくある疑問や細かいルールを事前に知っておくことはとても大切です。ここでは、明細の見方や年会費、ポイントの有効期限など、利用前後に気になるポイントを一問一答形式で解説します。疑問を解決して安心して使い始めましょう。
利用明細はどこで確認できる?
JCBカードWのETCカードの利用明細は、MyJCBというオンラインサービスから簡単に確認できます。なぜなら、JCBはWeb明細の仕組みを整えており、カードごとの利用履歴をリアルタイムで把握できるからです。MyJCBにログインすれば、ETC利用分も通常のショッピング利用と同様に明細に表示され、どの高速道路をいつ利用したかなどが一覧で確認できます。
紙の明細書も選べますが、環境面や即時性を考えるとWeb明細が便利です。スマホからも確認できるので、通勤や旅行中でも手軽にチェックできます。家計管理や経費精算をしっかりしたい人には、非常に使いやすい仕組みといえるでしょう。
セキュリティコードはどこにある?
セキュリティコードとは、カード裏面に記載されている3桁の数字のことです。これはネットショッピングなどで不正利用を防ぐために必要なコードで、JCBカードWでは、署名欄の右上に記載されています。オンラインでETCカードの申し込みをする際や、JCBのサービスにログインする際に入力を求められることもあります。
番号はクレジットカード番号とは別に設けられているため、万が一カード番号が流出しても、セキュリティコードを知られなければリスクが低減されるのです。普段あまり意識しない部分ですが、安全に使うためには大切な情報になります。保管には十分注意し、人に見られないようにすることがポイントです。
キャッシングはできる?
JCBカードWのETCカードでは、キャッシング機能は利用できません。そもそもETCカードは高速道路料金の支払い専用に作られており、ATMで現金を引き出すような機能は備わっていないためです。クレジットカード本体のJCBカードWにはキャッシング枠がありますが、それとは完全に別管理です。
利用限度額は?
JCBカードWのETCカードの利用限度額は、本体クレジットカードのショッピング枠の中に含まれます。つまり、ETCカードだけで個別に利用可能枠が設定されているわけではなく、例えばショッピング枠が30万円であれば、その中でETCの利用も行われるという仕組みです。これにより、利用額を一元管理できるメリットがある一方、大きな買い物をした月などはETC利用の余地が少なくなる場合もあります。
限度額は人によって異なり、審査結果や利用実績によって変動するため、MyJCBなどで確認しておくのがおすすめです。家族で使う場合や、車を多く利用するライフスタイルの人は、枠のバランスに注意しましょう。
年会費や発行手数料はかかりますか?
JCBカードWのETCカードは、年会費・発行手数料ともに完全無料です。これは他のクレジットカードと比較しても大きなメリットで、ETCを使いたいけど維持費はかけたくないという方にぴったりです。たとえば、他社カードでは年会費が500〜1,000円程度かかる場合もありますが、JCBカードWはETCカードも含めて完全無料と明記されています。
しかも無料だからといってサービスに制限があるわけではなく、全国のETCゲートで利用可能で、ポイントも貯まります。初めてETCカードを持つ方でも、気軽に申し込みやすいのが魅力です。
ETCカードの再発行はできますか?手数料はかかりますか?
もしETCカードをなくしたり破損してしまっても、JCBでは再発行に対応しています。しかも、基本的に再発行手数料は無料です。再発行を希望する場合は、MyJCBから手続きを行うか、JCBインフォメーションセンターへ連絡することで対応してもらえます。
ただし、短期間での繰り返しや、故意による破損と判断された場合など、状況によっては例外的に手数料がかかることもあるため、念のため確認するのが安心です。また、再発行には1週間〜10日ほどの期間がかかることもあるので、急ぎで使いたい予定がある方は早めの手続きをおすすめします。
JCBカードWは何歳まで申し込みできますか?
JCBカードWの申し込みには年齢制限があり、39歳以下の方のみが対象です。これはJCBが若年層向けに設計したカードであることが理由で、申込時点で40歳以上の方は残念ながら申し込みできません。
ETCカード目当てでJCBカードWを検討している場合は、この年齢制限を必ず確認しておきましょう。40歳以上の方には、JCB一般カードや他社カードの検討がおすすめです。条件に合えば、年会費無料で高還元なJCBカードWは非常にお得な一枚です。
ポイントの有効期限はどのくらいですか?
JCBカードWで貯まるOki Dokiポイントの有効期限は獲得月から2年間です。つまり、2025年6月に獲得したポイントは、2027年6月末まで有効ということになります。ETCの利用でもポイントが貯まるため、こまめに利用していれば意外と大きなポイント数になります。
期限内に使い切らないと失効してしまうため、あとでまとめて交換しようと思っていると、うっかり忘れることもあるでしょう。JCBのポイント交換先は家電・商品券・他社ポイントなど幅広く、MyJCB上でいつでも確認・交換が可能です。定期的にポイント残高と期限をチェックして、ムダなく活用しましょう。
クレカ歴16年、222枚のクレカ所有。創業2年で累計7,142枚のクレカ発行の実績あり。YouTubeチャンネル開設1年7カ月でチャンネル登録者数10万人突破。現在クレカ総フォロワー47万人と金融系配信者ではトップクラスの実績を誇る。